Jackie McLean - 『Jackie McLean & Co』

(1957年)

 

Bill Hardman - tp

Jackie McLean - as

Mal Waldron - p

Doug Watkins - b

Art Taylor - dr

With

Ray Draper - tu (#1,2,3)

 

1.Flickers
2.Help
3.Minor Dream
4.Beau Jack
5.Mirage

(1957.2.8)

 

...

本作は Jackie McLean のリーダー・セッションを収録したもので、

5番目の Prestige レーベルのアルバム...ということになります。

 

本作の最大の特徴は、上にも記しましたが Ray Draper の参加ということになるでしょう。

彼は Tuba という大きい(重い)楽器を演奏してます。

タイトルが 『Jackie McLean & Co.』 となっていまして、Draper も Hardman 同様、

仲間(Company)ということだと思われます。

 

曲目は全部メンバーの作曲ということで、#1,5 は Mal Waldron 、#2 は Doug Watkins 、

#3 は Draper 、#4 が McLean 本人の作となっています。

また上に書いた通り、前半3曲に Draper の Tuba が入っています。

 

どういう考えで Draper を参加させたのか...はよくわかりませんが、

新しい Hard Bop を追求しようと McLean が思ったということには相違ないと思います。

あるいは Mal Waldron のアイディアなのかもしれません。

 

聴いてみますと,確かに珍しい、聴いたことのないサウンドです。

しかし、残念なことにこれはちょっと失敗ではなかろうか...というのが私の率直な感想です。

マーチ・バンドでしたら Tuba を入れるのには相応の意味があるのでしょうが、

これは モダン・ジャズ、低音で 「ボボボボ」 と鳴る Tuba の音は

必然性を感じない...要するにつまらない...のです。

別の楽器、例えば French Horn や Euphonium なら時々別のミュージシャン(アルバム)

でも見られますので、この楽器だったらもう少し違う手ごたえがあったかもしれません。

 

そういった訳ですので、国内盤の発売もかつてあったようですが、すでに廃盤です。

輸入盤(OJC)もあるようでしたが、amazon では高い値段がつけられており、

気軽には買えない...状況です。

 

例によって音源を紹介しますので、聴いてみてください。

 

...

Flickers

 

Help

 

Minor Dream

 

Beau Jack

 

Mirage