個人の方を使った場合、システム開発の当たり外れ | 株式会社ネーブルス代表取締役福田一成の公式ブログ

個人の方を使った場合、システム開発の当たり外れ

この業界で働いていると色々な事と出くわします。


私の会社が得意とする分野は、システムの初期導入や

基幹システムから出てくるデータを使ったサブシステム、

小中規模のシステムを得意としますので時には、

個人さんとバッティングする事があります。


お客さん「御社の見積もりは高いですね~。」

当社担当「え?高いですか?」

お客さん「もう1社は、かなり安いですよ~。」

当社担当「どちらの会社さんですか?」

お客さん「え~と。個人の方なのですがね。」

当社担当「・・・。」


でも、こんな相談も受ける事があるんです。


お客さん「すみません。御社にシステム開発をお願いしたいのですが」

当社担当「はい、どんなシステムをお作りすれば?」

お客さん「それが~。開発の引き継ぎなんですよ。」

当社担当「はい、構いませんよ。仕様書等がありますよね?

       打ち合せの時に見せて頂き、現在の担当者と打ち合せさせて頂ければ、

       継続的に開発は行えます。」

お客さん「え~。仕様書はないんですよ。

      無いというかメモみたいのはあるんですが・・・。

      それと、開発者とも連絡が付かなくて打ち合せは無理ですね。」

当社担当「え?もしかして開発者は個人の方ですか?」

お客さん「あっ。はい、知り合いの人でシステム作れるという人に頼んだのですが、

      6ヶ月経っても書類もシステムも上がってこないんですよ。」

当社担当「では、何もまだ・・・?」

お客さん「はい。それで、その人に、もう○百万円払ってしまったんで、

      安くお願いしたいのですが・・・。」

当社担当「・・・。」


どちらも、本当の話で数社で同じ様な事例がありました。

個人さんのレベルが低いということを決して言っている訳ではなく

個人で対応できるシステムかどうか、また、その個人は、

どの様にプロジェクトを進めていこうとしているのかを見定めないと

後者の様なケースになりうると考えます。


当社も、時には外注として個人を使用する事もありますが、

当社の様なシステム会社でも個人の方を使用する時は、

かなり吟味し、なお、最初は、小さな案件から担当してもらう様にします。


仕事を一度も共にした事がない実力や管理能力も

未知数な人を急に大きなプロジェクトで使う事はしません。

なぜなら、もし、その人に実力がなかった場合、

その人が担当していたプログラムを作り直したり、

新しい人をアサインしたりと工数がかかり、

プロジェクトが頓挫するからです。


個人の人を使うのは悪くはないのですが、

良く検討される事をお勧めします。





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