Thunderbirdのエラーメッセージの消し方 | 株式会社ネーブルス代表取締役福田一成の公式ブログ

Thunderbirdのエラーメッセージの消し方

自分は、VistaになってからThunderbirdを使用しています。

そして、私の会社のメールサーバはレンタルサーバを使用しています。

当社用のドメインを取って使っているのですが、

ポップサーバは当社のドメイン、しかし、セキュア認証はサーバ会社の

ドメインとなっているため以下のエラーメッセージが表示されてしまいます。


「"pop.xxxx.jp"との接続を確立しようとしていますが、このサーバが使用している証明書は"(*.zzzz.ne.jp、zzzz.ne.jp)"のものです。可能性は高くありませんが、誰かがこのサイトとの通信を傍受しようとしている可能性があります。」


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つまり、

「ドメインが違っているよ。だまされてアクセスさせられてませんか?」

まあ、そんな内容です。


レンタルサーバ会社によってもセキュア認証のドメイン登録が

異なると思いますので全てのレンタルサーバで出る訳ではないでしょう。


これを出ないようにするために設定を変えようと試みましたが、

そんな設定は無いようです。


「しかたがないのかな?」


そう思った時に名前を解決してやれば

出なくなるかもしれないと思いつきました。

私こそ、メーラーをだまそうとしています。


DNSを触る事はできないので、コンピュータのhostsを編集します。

(まあ、DNSを触ると周囲が大変な事になりますので)

エディターで開こうとすると「編集ができない」とエラー出てきました。

Vistaを使用しているのでシステムに関連するファイルは

容易にはいじれないようです。どうやら「管理者で実行」と

いうのがあるそうで、「スタート」→「プログラム」→エディターを

右クリックし「管理者で実行」で開きます。そして、以下の例の様に

ポップサーバのIPアドレスとレンタルサーバの認証ドメインを追記します。


000.000.000.000       xxx.domain.ne.jp

   ↑               ↑

ポップサーバのIPアドレス レンタルサーバの認証のドメイン


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なお、レンタルサーバの認証のドメインのxxxの部分は、

世の中に存在しない物にします。存在するものにすると

本当のxxx.domain.ne.jpをアクセスしたい時に、

hostsに書き込んだ000.000.000.000に行ってしまうからです。


次に、Thunderbirdのアカウントの設定を開きます。
POPメールサーバのサーバ名を入れる欄に

先程hostsに入力したサーバ名(xxx.domain.ne.jp)を入れます。


「さて、エラーメッセージが出なくなったかな?」


早速、受信してみます。


「やった~。エラーメッセージが表示されなくなった~。」

これで、フォーカスを奪われなくなり、入力した文字を変換前に

確定される事もなくなりました。終。