こんにちは
ソフトウェア開発部のNです
鳥や虫はカラフルな種類が多いのに哺乳類はなぜ地味な色なんだろう
と、ある日唐突に疑問に思ったので、その訳について調べてみました
哺乳類がカラフルでない理由は諸説ありますが、
「夜行性ボトルネック」説という論理が有力だそうです
■夜行性ボトルネックとは
約2億年前、爬虫類つまり恐竜が世界を支配する時代は、哺乳類は小型で弱い存在でした。
そのため、哺乳類は夜の間に活動することで恐竜との争いから逃れていました。
つまりこの時代の哺乳類は夜行性だった訳です。
この夜行性時代が1億年以上続いた結果、哺乳類は光の強弱を感知する能力が進化しました。
しかし、代わりに退化した能力もあり、それが色覚(色の種類を感知する能力)です。
これが哺乳類がカラフルでなくなった原因と言われています。
例えば鳥類は、自身の色の鮮やかさを見せることで、異性へのアピールを使いますよね。
しかし哺乳類は色を認識できないので、このように色を使ったコミュニケーションができないのです。
といった理由から、哺乳類はカラフルである必要がなくなったということです。
ちなみに哺乳類は色覚の代わりに、長い夜行性生活で進化した嗅覚、聴覚を使ってコミュニケーションを行っています。
それと余談ですが、哺乳類の中でも、ヒトを含む霊長類だけは、色覚を取り戻しています。
この原因は鮮やかな果実を認識する必要があったからと言われています。
以上、夜行性ボトルネック説を簡単にまとめてみました
生物の歴史って深いですね
皆さんも気になったことがあったら調べてみてください
それでは
↓先日散歩中に見つけた哺乳類
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