こんにちは
ソフトウェア開発部のFです
今回は『理科系の作文技術』という本について紹介します
タイトルには理科系とありますが、本書は、報告書・仕様書・説明書・研究論文などといった、所謂仕事の文章の書き方について書かれた内容になっています
元々は学生時代に教官から実験のレポートの書き方の参考になると言われて買ったものですが、本書に書かれている内容は、社会人になってからも、仕様書やユーザマニュアルの作成時にも役立っています
一例を挙げると、「概観から細部へ」というのがあります
これは、最初に大まかな全体像(概観)を示してから、詳細な説明(細部)に入るという書き方です
読者にとって、予め概観をつかむことで、細部の記述が理解しやすくなるということです
他にも、
・必要なことは洩れなく記述し、必要でないことは一つも書かない
・一つの文書は一つの主題に集中する
・はっきり言い切る
・事実と意見を書きわける
・その文の中で何が主語かを意識して書く
といったように、読者に伝わるための様々な作法について書かれています
詳細に興味がある方は、是非読んでみて下さい
それでは