SE道場 - 燃料流量測定装置システムの開発(前編) |     ✤ We Love Softbrain ✤ 

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皆さん、こんにちは音譜

シニアAですクローバー

 

いつも、SE道場をお読みいただきありがとうございますお願い

今日の開発秘話は、私にとても大切な経験になったことですひらめき電球

 

 

それでは・・・


とある日、私は呼ばれて上司の机の前に立った。


『きみに頼みたい仕事があるんだ。いまの仕事がもうすぐ終わるだろうから、ちょうど良いと思うんだ。見積から頼む。』


『見積からですか!? O社の仕事ですね。分かりました。お引き受け致します』


工数見積はいつも行なっていたが、任されて金額まで提出するのは久しぶりだった音譜


『よ~し、やるぞ~』


かなり力んで見積を始めたのを良く覚えている筋肉


CPUはインテル8086で16ビット、割込コントローラ8259Aで計測タイミングを受け、タイマ8253で流れ込んだガソリンの量を計り、ポート入出力8255Aも使って、測定装置システムを構築する。


以前にSE道場に掲載した「点火時期測定装置システム」を行っていたから、それに比べたらお茶の子さいさいのシステムだった音譜

半日もかからず見積書を作り終わったビックリマーク

 

規模からいって要員は私1人、私なら3人月でできるだろうから、4人月の金額に設定したひらめき電球

これなら十分にペイするはずだ音譜

『GOサインが出たビックリマーク 頼むぞ。』


上司からトリガをもらったが、すぐには始めないひらめき電球

まだ前のシステムの最終段階だからだニヤリ

 

半月経った頃、前のシステムのドキュメント作成まで終わったビックリマーク

ようやく体が空いたクローバー


それから物凄いスピードで設計に入った鉛筆

毎日終電の時間まで粘り続け、1週間後にはユーザレビューも通ったクローバー

 

順調すぎるぐらい順調だった音譜

その後も、ペース良くコーディングをしていくウインク


2か月が経ったころ、ユーザ先へデバッグに行き始めた車

なにしろ順調だった。音譜

 

設計書通り、コーディング通りに進んでいくアップ

ミスもなく毎日デバッグが進んでいった。


『調子はどうですかはてなマーク


ある日、お客様から声がかかった。


『はい、思った以上に順調です。』


『ハードウェアの調子はいかがですかはてなマーク


『悪いところは全く無く、すこぶる順調です。』


『じゃあ、残すはGPIB制御ですね。』


『GPIBはてなマーク


『やだな~見積依頼書に書きましたよ。』


『えぇビックリマーク し、失礼しますビックリマーク


今回はここまでひらめき電球

次回のSE道場は、この後の開発秘話です音譜

お楽しみに・・・ウインク

 


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是非ご覧くださいクローバー

 

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