DDNSを設定してみますた | 俺とニュースとハードとソフト。

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恥ずかしながら、最近になるまでDynamicDNSと言うものの存在を知らなかった。
ソッチ系の技術者としてそれはどうよ恥ずかしい奴、と上司やら何やらにフルボッコにされた俺だけどそれはさておき、方法があるならやってみなければ、ということで。

目的は、自宅PCのリモートアクセス。自宅の環境はPPPoEだから(だからってわけじゃないけど)動的IPのため、外部(インターネット経由)でのアクセスが厄介。
都度IP調べてーなんて面倒でやってらんないので、DDNSを導入してみよう、ということで。

別にWEBサイト公開とか考えているわけじゃないからこれで良いのだ。つかそういう場合は素直に固定IPを買いましょう。

 * * *

まず、ドメインはフリーとしてかなりメジャーな部類になる
 No-IP
を利用。
仕事で利用していたのでアカウントは持っていたけど、持って居ないなら別途取得する必要がある。
ちなみに登録にはメアドが必要で、登録すると英語のメールが来るようになるけどそれはSPAM扱いしないが吉。
と言うのも、No-IPはフリーだけあって定期的にログイン&更新を行わないと設定したホストやリダイレクト、ドメインが無効になるという罠がある。
これに対し、「そろそろ無効になるよー、更新しろよー」とメールで通知してくれるので。英語だけど。

それはさておき、設定を。
 Your No-IP > Hosts/Redirects
にドメインを登録しよう。
一応その時点での自宅のIPアドレスを初期設定として登録。これは本当は必要ないんだろうけど、初期接続時とテストをスムーズに進めたかったので設定した。

昔だとDNSの更新って丸一日くらいかかったと思うんだけど、最近は早いよねぇ。ということで、多分設定してすぐにそのドメインは有効になる。少なくとも俺はすぐに有効になった。
とりあえずそのドメインで自宅PCにアクセスしてみる。
本当はメジャーなポートを空けるのはおっかないんだけど、テストもあるしすぐ封じればよいかぁ、ってことでFTP(21)を開放(注:本当はやめたほうが良いと思われw)。
さぁ、アクセスしてみよう

……はじかれた。

阿呆か俺。ルータ設定してないだろ。ポート閉じまくりだよ。
ってことで今度はルータのポートフォワーディング(今って違う言い方するの?)で21番へ向けたアクセスを、自宅環境内のとあるPCのローカルIPに振り分けを設定。

通ったー。当たり前なんだけどー。

さて、次。
所詮動的IP、このまま放置しておくといずれ新しいIPがリリースされて動けなくなる。
そこで登場するのが、No-IPに対してIPを通知するツール

つかこれがDDNSの全てと言って良いんじゃないだろーか。
ぶっちゃけ、サーバ機からIPを通知し続けて、ドメインのIPを更新し続けると言う……、思わず目から汗が出るような素直な仕掛けが実体。

とは言え、ホスト管理側がそれに対応してなきゃ話にならない。当然No-IPはそれをやってくれている。

Dynamic DNS Update Clients

それがそのクライアント。
OSも三種類(Linux/Windows/Mac)と選べる。こいつをインストールして常駐させようとすると、まずNo-IPのアカウントを設定する画面が出てくる。
ログインすると登録されているホストが出てくるので、通知先を設定。

これで、そのクライアントが常駐し通知し続けてくれる限り、IPがリリースされても勝手に変わってくれるようになってくれたわけだ。

一週間ほど経過を見たけど、うん、ちゃんと動いてる。
いやぁ、想像以上にあっさりと通ったなぁ……。
やっぱり技術や仕様はシンプルに限るよね、うん。

 * * *

にしても、これって参考にする人とかいるのかなぁ。
画面のスナップショットとかつけようかなぁ……。