1973・1974年にリリースされたか、流行っていた名曲の数々です。♫
加茂の流れに かぐや姫(1972.4.20/アルバム『はじめまして』)
作詞 作曲 南こうせつ
好きだった人 かぐや姫(1972.4.20/アルバム『はじめまして』)
作詞 伊勢正三 作曲 南こうせつ
マキシーのために かぐや姫(1972.4.20/アルバム『はじめまして』)
作詞 喜多條忠 作曲 南こうせつ
あの人の手紙 かぐや姫(1972.12.20/アルバム『かぐや姫おんすてーじ』)
作詞 伊勢正三 作曲 南こうせつ
おもかげ色の空 かぐや姫(1972.12.20/アルバム『かぐや姫おんすてーじ』)
作詞 伊勢正三 作曲 南こうせつ
僕の胸でおやすみ かぐや姫(1973.7.1/シングル)
作詞 作曲 山田つぐと
アビーロードの街 かぐや姫(1973.7.1/シングルB面)
作詞 伊勢正三 作曲 南こうせつ
けれど生きている かぐや姫(1973.7.20/アルバム『かぐや姫さあど』)
作詞 山田つぐと 作曲 南こうせつ
あてもないけど かぐや姫(1973.7.20/アルバム『かぐや姫さあど』)
作詞 山田つぐと 作曲 南こうせつ
神田川 かぐや姫(1973.9.20/シングル)
作詞 喜多條忠 作曲 南こうせつ
赤ちょうちん かぐや姫(1974.1.10/シングル)
作詞 喜多條忠 作曲 南こうせつ
22歳の別れ かぐや姫(1974.3.5/アルバム『三階建の詩』)
作詞 作曲 伊勢正三
なごり雪 かぐや姫(1974.3.5/アルバム『三階建の詩』)
作詞 作曲 伊勢正三
うちのお父さん かぐや姫(1974.3.5/アルバム『三階建の詩』)
作詞 作曲 南こうせつ
妹 かぐや姫(1974.5.20/シングル)
作詞 喜多條忠 作曲 南こうせつ
ペテン師 かぐや姫(1974.9.15/アルバム『かぐや姫LIVE』)
作詞 喜多條忠 作曲 伊勢正三
置手紙 かぐや姫(1974.9.15/アルバム『かぐや姫LIVE』)
作詞 作曲 伊勢正三
ひこうき雲 松任谷由実(1973.11.20/アルバム『ひこうき雲』))
作詞 作曲 松任谷由実
ベルベット・イースター 松任谷由実(1973.11.20/アルバム『ひこうき雲』))
作詞 作曲 松任谷由実
雨の街を 松任谷由実(1973.11.20/アルバム『ひこうき雲』))
作詞 作曲 松任谷由実
やさしさに包まれたなら 松任谷由実(1974.4.20/シングル)
作詞 作曲 松任谷由実
瞳を閉じて 松任谷由実(1974.10.5/アルバム『MISSLIM』)
作詞 作曲 松任谷由実
海を見ていた午後 松任谷由実(1974.10.5/アルバム『MISSLIM』)
作詞 作曲 松任谷由実
心の旅 チューリップ(1973.4.20/シングル)
作詞 作曲 財津和夫
青春の影 チューリップ(1974.6.5/シングル)
作詞 作曲 財津和夫
ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜 チューリップ(1974.10.5/シングル)
作詞 作曲 財津和夫
ジョニィへの伝言 ペドロ&カプリシャス(1973.3.10/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 都倉俊一
5番街のマリーへ ペドロ&カプリシャス(1973.10.25/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 都倉俊一
さようなら NSP(1973.6.25/シングル)
作詞 作曲 天野滋
夕暮れ時はさびしそう NSP(1974.7.10/シングル)
作詞 作曲 天野滋
避暑地の恋 チェリッシュ(1973.4.25/シングル)
作詞 林春生 作曲 馬飼野俊一
てんとう虫のサンバ チェリッシュ(1973.7.5/シングル)
作詞 さいとう大三 作曲 馬飼野俊一
白いギター チェリッシュ(1973.9.25/シングル)
作詞 林春生 作曲 馬飼野俊一
恋の風車 チェリッシュ(1974.1.15/シングル)
作詞 林春生 作曲 筒美京平
僕の贈りもの オフコース(1973.2.20/シングル)
作詞 作曲 小田和正
別れの情景(1) オフコース(1974.5.5/アルバム『この道をゆけば/オフ・コース・ラウンド2』)
作詞 作曲 小田和正
コーヒーショップで あべ静江(1973.5.25/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 三木たかし
みずいろの手紙 あべ静江(1973.9.25/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 三木たかし
傘がない 井上陽水(1972.7.1/シングル)
作詞 作曲 井上陽水
夢の中へ 井上陽水(1973.3.1/シングル)
作詞 作曲 井上陽水
心もよう 井上陽水(1973.9.21/シングル)
作詞 作曲 井上陽水
帰れない二人 井上陽水(1973.9.21/シングルB面)
作詞 作曲 井上陽水・忌野清志郎
闇夜の国から 井上陽水(1974.4.1/シングル)
作詞 作曲 井上陽水
女の子なんだもん 麻丘めぐみ(1973.1.15/シングル)
作詞 千家和也 作曲 筒美京平
森を駈ける恋人たち 麻丘めぐみ(1973.4.30/シングル)
山上路夫 作曲 筒美京平
わたしの彼は左きき 麻丘めぐみ(1973.7.5/シングル)
作詞 千家和也 作曲 筒美京平
雪の朝 グレープ(1973.10.25/シングル)
作詞 作曲 さだまさし
精霊流し グレープ(1974.4.25/シングル)
作詞 作曲 さだまさし
若葉のささやき 天地真理(1973.3.21/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 森田公一
恋する夏の日 天地真理(1973.7.1/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 森田公一
母に捧げるバラード 海援隊(1973.12.10/シングル)
作詞 武田鉄矢 作曲 海援隊
故郷未だ忘れ難く 海援隊(1974.4.10/シングル)
作詞 武田鉄矢 作曲 中牟田俊男
赤い風船 浅田美代子(1973.4.21/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 筒美京平
しあわせの一番星 浅田美代子(1974.3.1/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 筒美京平
恋のダイヤル6700 フインガー5(1973.12.5/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 井上忠夫
学園天国 フインガー5(1974.3.5/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 井上忠夫
傷つく世代 南沙織(1973.5.1/シングル)
作詞 有馬三恵子 作曲 筒美京平
色づく街 南沙織(1973.8.21/シングル)
作詞 有馬三恵子 作曲 筒美京平
学生街の喫茶店 ガロ(1972.6.8/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 すぎやまこういち
君の誕生日 ガロ(1973.5.10/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 すぎやまこういち
ロマンス ガロ(1973.8.25/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 堀内護
わたしの青い鳥 桜田淳子(1973.8.25/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 中村泰士
はじめての出来事 桜田淳子(1974.12.5/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 森田公一
青春時代 アリス(1973.12.5/シングル)
作詞 なかにし礼 作曲 都倉俊一
あなた 小坂明子(1973.12.21/シングル)
作詞 作曲 小坂明子
白い冬 ふきのとう(1974.9.21/シングル)
作詞 工藤忠幸 作曲 山木康世
美しい星 赤い鳥(1973.2.5/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 村井邦彦
紙風船 赤い鳥(1973.5.20/シングル)
作詞 黒田三郎 作曲 後藤悦次郎
おきざりにした悲しみは 吉田拓郎(1972.12.21/シングル)
作詞 岡本おさみ 作曲 吉田拓郎
落陽 吉田拓郎(1973.12.21/アルバム『よしだたくろうLIVE’73』)
作詞 岡本おさみ 作曲 吉田拓郎
シンシア 吉田拓郎・かまやつひろし(1974.7.1/シングル)
作詞 作曲 吉田拓郎
たどりついたらいつも雨ふり ザ・モップス(1972.7.5/シングル)
作詞 作曲 吉田拓郎
グッド・バイ・マイ・ラブ アン・ルイス(1974.4.5/シングル)
作詞 なかにし礼 作曲 平尾昌晃
ふれあい 中村雅俊(1974.7.1/シングル)
作詞 山川啓介 作曲 いずみたく
黒の舟唄 加藤登紀子(1974.3.21/シングル)
作詞 能吉利人 作曲 桜井順
岬めぐり 山本コウタローとウイークエンド(1974.6.1/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 山本コウタロー
煙草のけむり 五輪真弓(1973.10.1/シングル)
作詞 作曲 五輪真弓
くちなしの花 渡哲也(1973.8.21/シングル)
作詞 水木かおる 作曲 遠藤実
二人でお酒を 梓みちよ(1974.3.25/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 平尾昌晃
危険なふたり 沢田研二(1973.4.21/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 加瀬邦彦
せんせい 森昌子(1972.7.1/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 遠藤実
中学三年生 森昌子(1973.2.5/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 遠藤実
街の灯り 堺正章(1973.6.25/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 浜圭介
ひなげしの花 アグネス・チャン(1972.11.25/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 森田公一
草原の輝き アグネス・チャン(1973.7.25/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 平尾昌晃
襟裳岬 森進一(1974.1.15/シングル)
作詞 岡本おさみ 作曲 吉田拓郎
ひと夏の経験 山口百恵(1974.6.1/シングル)
作詞 千家和也 作曲 都倉俊一
冬の色 山口百恵(1974.12.10/シングル)
作詞 千家和也 作曲 都倉俊一
夜空 五木ひろし(1973.10.20/シングル)
作詞 山口洋子 作曲 平尾昌晃
喝采 ちあきなおみ(1972.9.10/シングル)
作詞 吉田正 作曲 中村泰士
激しい恋 西城秀樹(1974.5.25/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 馬飼野康二
傷だらけのローラ 西城秀樹(1974.8.25/シングル)
作詞 さいとう大三 作曲 馬飼野康二
なみだ恋 八代亜紀(1973.2.5/シングル)
作詞 悠木圭子 作曲 鈴木淳
愛ひとすじ 八代亜紀(1974.5.25/シングル)
作詞 川内康範 作曲 北原じゅん
なみだの操 殿さまキングス(1973.11.5/シングル)
作詞 千家和也 作曲 彩木雅夫
あなたにあげる 西川峰子(1974.7.25/シングル)
作詞 千家和也 作曲 三木たかし
女のみち 宮史郎とぴんからトリオ(1972.5.10/シングル)
作詞 宮史郎 作曲 並木ひろし
私は泣いています りりィ(1974.3.5/シングル)
作詞 作曲 りりィ
男の子女の子 郷ひろみ(1972.8.1/シングル)
作詞 岩谷時子 作曲 筒美京平
よろしく哀愁 郷ひろみ(1974.9.21/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 筒美京平
絹の靴下 夏木マリ(1973.6.15/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 川口真
結婚するって本当ですか ダ・カーポ(1974.6.1/シングル)
作詞 久保田広子 作曲 榊原政敏
旅愁 西崎みどり(1974.8.1/シングル)
作詞 片桐和子 作曲 平尾昌晃
積木の部屋 布施明(1974.3.10/シングル)
作詞 有馬三恵子 作曲 川口真
瀬戸の花嫁 小柳ルミ子(1972.4.10/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 平尾昌晃
漁火恋歌 小柳ルミ子(1972.11.10/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 平尾昌晃
甘い生活 野口五郎(1974.10.20/シングル)
作詞 山上路夫 作曲 筒美京平
他人の関係 金井克子(1973.3.21/シングル)
作詞 有馬三恵子 作曲 川口真
うそ 中条きよし(1974.1.25/シングル)
作詞 山口洋子 作曲 平尾昌晃
狙いうち 山本リンダ(1973.2.25/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 都倉俊一
ケンとメリー〜愛と風のように〜 BUZZ(1972.11.25/シングル)
作詞 山中弘光、高橋信之 作曲 高橋信之
私は忘れない 岡崎友紀(1972.10.5/シングル)
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平
ミドリ色の屋根 ルネ・シマール(1974.6.21/シングル)
作詞 さいとう大三 作曲 村井邦彦
同棲時代 大信田礼子(1973.2.21/シングル)
作詞 上村一夫 作曲 都倉俊一
そして、神戸 内山田洋とクール・ファイブ(1972.11.15/シングル)
作詞 千家和也 作曲 浜圭介
ひまわり娘 伊藤咲子(1974.4.20/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 シュキ・レヴィ
木枯しの二人 伊藤咲子(1974.12.1/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 三木たかし
東京 マイ・ペース(1974.10.25/シングル)
作詞 作曲 森田貢
雨だれ 太田裕美(1974.11.1/シングル)
作詞 松本隆 作曲 筒美京平
バス・ストップ 平浩二(1972.9.1/シングル)
作詞 千家和也 作曲 葵まさひこ
折鶴 千葉紘子(1972.8.25/シングル)
作詞 安井かずみ 作曲 浜圭介
目覚めた時には晴れていた ビリーバンバン(1974.3.1/シングル)
作詞 阿久悠 作曲 坂田晃一
昭和枯れすすき さくらと一郎(1974.7.21/シングル)
作詞 山田孝雄 作曲 むつひろし
1973・1974年は、フォーク・グループの「赤い鳥」「ガロ」「かぐや姫」などの全盛期で、シンガー・ソングライターの吉田拓郎や井上陽水の人気は絶頂にありました。さらに、チューリップは「心の旅」が、NSPは「さようなら」が、グレープは「精霊流し」が大ヒットしていましたが、ユーミン、アリス、ふきのとう、オフコース、海援隊などは、まだデビューしたばかりでした。
「岬めぐり」や「ジョニィへの伝言」など、ニューミュージックの不朽の名曲も生まれました。
その一方で、小柳ルミ子、南沙織、天地真理は初代アイドルとして人気の絶頂にあり、麻丘めぐみ、アグネス・チャン、浅田美代子らも新たなアイドルとして活躍していました。加えて、森昌子、桜田淳子、山口百恵の中3トリオも登場していました。男性アイドルとして、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎が新御三家としての地位を確立した時期でもあります。さらに、アイドル・グループとしては、フィンガー5が人気の絶頂にありました。
演歌も非常に人気があり、この時期、年間売り上げ一位の曲は、宮史郎とぴんからトリオの「女のみち」、殿さまキングスの「なみだの操」、さくらと一郎の「昭和枯れすすき」と、毎年、演歌のジャンルの曲でした。日本レコード大賞の受賞曲も、1973年は五木ひろしの「夜空」、1974年は森進一の「襟裳岬」でした。八代亜紀の「なみだ恋」も売れていました。
フォークやニューミュージックでもなく、アイドル歌謡でもなく、演歌でもない、大人の歌謡曲も、まだまだ人気がありました。渡哲也の「くちなしの花」、ちあきなおみの「喝采」、山本リンダの「狙いうち」、梓みちよの「二人でお酒を」などが大ヒットしていました。
いろいろなジャンルの歌が、それぞれ流行っていました。歌は、子どもや若者だけのものではなく、むしろ、大人の歌の方が、売れている時代でした。
この時代、歌は、大衆のものでした。人々の生活と日常に、歌は寄り添っていました。