山下達郎さんの全盛期であり、シティーポップの黄金時代と言える1970年代後半から1980年代前半に発表された曲から、私が大好きな曲ばかりを選曲した、独断と偏見による山下達郎ベストです。この時期、特に、RIDE ON TIME 大ヒット以降の1980年代前半の音楽シーンにおける達郎さんの存在感は、凄まじいものがありました。J POPにおける唯一無二の存在だったと言っても過言ではありません。ゴールデンエイジの山下達郎の音楽をお楽しみください。♫
①DOWN TOWN(シュガー・ベイブ)
作詞 伊藤銀次/作曲 山下達郎
◯アルバム『SONGS(1975.4.25)』収録
◯1stシングル(1975.4.25)
◯8thシングル(1982.4.21)再リリース
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
EPOのカバーが1980年にリリースされ、テレビ番組「オレたちひょうきん族」のエンディング・テーマとなった話題曲。
「暗い気持ちさえ、すぐに晴れて、みんなうきうき。ダウンタウンへくりだそう。」
②潮騒(THE WHISPERING SEA)
作詞 吉田美奈子/作曲 山下達郎
◯3rdアルバム『GO AHEAD!(1978.12.20)』収録
◯4thシングルB面(1979.4.5)
◯1stコンピレーション・アルバム『COME ALONG(1980.3.21)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
◯3rdベストアルバム『RARITIES(2002.10.30)』LIVE VERSION収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
山下達郎の初期の代表的スローバラード。隠れた名曲。
「打ち寄せる波、素足へと、集める泡のもろさより、君の心は傷つきやすいから、いつも僕が包んであげたい、君のこと。少しずつでも打ち解け合い、永遠の愛つかみたいと、僕の心、限りなく願う。愛してくれるね、僕のこと。」
③愛を描いて-LET'S KISS THE SUN-
作詞 吉田美奈子/作曲 山下達郎
◯4thシングル(1979.4.5)
◯4thアルバム『MOONGLOW(1979.10.21)』収録
◯1stコンピレーション・アルバム『COME ALONG(1980.3.21)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
1970年代の山下達郎を代表する名曲。日本航空の沖縄キャンペーンソング。
「君と未来の日々めがけ、光る愛の矢を放とう。強く弾け、炎を描き、虹の帯を引いて流れる。二人の行手にはさえぎるものはない。導くままに進もう。」
④RIDE ON TIME
作詞 作曲 山下達郎
◯6thシングル(1980.5.1)シングル・バージョン
◯5thアルバム『RIDE ON TIME(1980.9.19)』アルバム・バージョン収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 2(1984.3.5)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
シングル・チャート週間3位、年間25位(1980)を記録した、山下達郎の最初の大ヒット曲。
「青い水平線を、今、駆け抜けてく、研ぎ澄まされた時の流れ感じて。ああ、ときめきへと動き出す世界は、忘れかけてた遠い夢の訪れ。Ride on time さまよう想いなら優しく受け止めて、そっと包んで。Oh, ride on time 心に火をつけて、あふれる喜びに広がれ Ride on time」
⑤夏への扉
作詞 吉田美奈子/作曲 山下達郎
◯5thアルバム『RIDE ON TIME(1980.9.19)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
ロバート・A・ハインラインのSF小説『夏への扉』を読んで、感動し、刺激を受けて、吉田美奈子が詞を、達郎が曲を作った作品。初のアルバム・チャート週間1位、年間39位(1980)を記録したアルバム『RIDE ON TIME』収録曲。ファンには思い入れが強い曲。
「あきらめてしまうには、まだ早すぎる。扉の鍵を見つけよう。もしか君、今すぐに、やり直せなくても、淋しく生きることはない。僕は過去から幸せを持ち、未来へと向かい眠るのさ。そして、ピートと永遠の夏への扉開け放とう。だから、リッキー・ティッキー・タビー、その日までお休み。」
⑥SPANISH HARLEM
Jerry Leiber & Phil Spector
◯アカペラ・アルバム『ON THE STREET CORNER(1980.12.5)』収録
達郎が、すべて自分の声で多重録音したアカペラ・アルバムの代表曲。
「There is a rose in Spanish Harlem. A red rose up in Spanish Harlem. It is a special one, it's never seen the sun. It only comes out when the moon is on the run.」
⑦LOVELAND ISLAND
作詞 作曲 山下達郎
◯6thアルバム『FOR YOU(1982.1.21)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 2(1984.3.5)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
アルバム・チャート週間1位、年間2位(1982)を記録した名盤『FOR YOU』収録の有名曲。
「Oh, Love land めくるめく夏の午後、誰もが木陰に逃げ込んでた。焼けつく石畳の彼方に、ゆらめく逃げ水の中から、燃えるようなステップに身を任せ、現れた人は。Oh, Love land 頬にこぼれる汗が、乾いた道の上に落ちると、突然、こんな砂漠の街が、南のオアシスに変わる。」
⑧SPARKLE
作詞 吉田美奈子/作曲 山下達郎
◯6thアルバム『FOR YOU(1982.1.21)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 2(1984.3.5)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
今や、シティーポップを代表する名盤として世界的に有名なアルバム『FOR YOU』の一曲目として収録されている名曲。2000年代に再評価されている曲のひとつ。
「七つの海から集まってくる女神たちのドレスの触れた途端に、広がる世界は不思議な輝きを放ちながら心へと忍び込む。高くて届かぬ愛の行方も、夜を担う夕闇、降り始めたら、素敵なざわめき、心に投げかけて、ただ懐かしい想い出にすりかえる。」
⑨MUSIC BOOK
作詞 吉田美奈子/作曲 山下達郎
◯6thアルバム『FOR YOU(1982.1.21)』収録
アルバム『FOR YOU』収録曲で、私が一番好きな曲。吉田美奈子のファンタジックな歌詞と達郎のメロディーが、ピッタリ寄り添っている名曲。
「綴れ織るように少しずつ、歩くことさえ疲れた時は、忘れかけてた古い本のページ、開けてみるのもいい。Oh, music book 開いたら、メロディーの雨が肩を濡らして、Oh, music book それは爽やかなメロディー持って弾む。」
⑩FUTARI
作詞 吉田美奈子/作曲 山下達郎
◯6thアルバム『FOR YOU(1982.1.21)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
ドラマティックにしっとりと歌い上げるスローバラード曲。
「もう誰もいない静かな街に、もう誰の声も聞こえないほど、深く愛する二人の心には、夜の冷たさも息を潜めたまま。溶け合う影に忍んでくるのは、すべてをおおう、ただ闇の夜。夜がこのまま暗闇へ沈んでも、二人繋がった心は隠せない。」
⑪MORNING GLORY
作詞 作曲 山下達郎
◯6thアルバム『FOR YOU(1982.1.21)』収録
竹内まりやへの提供曲のセルフカバー。
「東に向いてるブラインドめがけて射しこんだ光に瞳を開いたら、昨夜の暗闇を濡らしてた雨音、微かに思い出して。表はきっと透き通るような空の色。慌てて飛び立つ翼よ。こんな朝のような心になれそうな、Morning Glory 輝きを Heavenly 浴びせかける Softly 消えゆく悲しみに。Morning Glory いつの日にも Surely 君のそばに Dearly 愛はあるから。」
⑫YOUR EYES
作詞 アラン・オデイ/作曲 山下達郎
◯6thアルバム『FOR YOU(1982.1.21)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 2(1984.3.5)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
◯サウンドトラック『BIG WAVE(1984.6.20)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
名盤『FOR YOU』の締めの曲で、山下達郎の代表的なバラード曲のひとつ。
アルバム『BIG WAVE』でも再録されている。
「I'm dreaming and in my dream I see your eyes. They fill my heart with heaven. I'm flying and in the sky I see your eyes. They answer all my longing for you.」
⑬あまく危険な香り
作詞 作曲 山下達郎
◯9thシングル(1982.4.5)
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 2(1984.3.5)』収録
◯ベストアルバム『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA(1982.7.21)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
週間12位を記録したシングル曲。2010年代末に、シティーポップの名曲として、世界的に注目されるようになった曲のひとつ。
「あなたの思わせぶりな口づけは、耐えきれぬほどの苦しさ。心は暗がりの扉の影で報われぬ愛の予感に震える。息を潜めた夜に紛れて。忘れかけてた愛の香りよ。一度は傷ついたはずの心で信じ合えるにはあまりに悲しすぎる。」
⑭高気圧ガール
作詞 作曲 山下達郎
◯10thシングル(1983.4.23)
◯7thアルバム『MELODIES(1983.6.8)』収録
◯2ndベストアルバム『TREASURES(1995.11.13)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 3(2017.8.2)』収録
山下達郎の最高傑作として名高いアルバム『MELODIES』の先行シングルとしてリリースされ、シングル・チャート週間17位を記録。当時は全日空の沖縄キャンペーンソングだった。
「なめらかな白い砂はため息の照り返し、しなやかな南風は舞い上がる長い髪、200マイル飛び越えて迎えに来たのさ、Come with me 連れて行っておくれ、どこまでも。高気圧ガール。」
⑮悲しみのJODY(She Was Crying)
作詞 作曲 山下達郎
◯7thアルバム『MELODIES(1983.6.8)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 3(2017.8.2)』収録
アルバム・チャート週間1位、1983年間7位を記録した名盤『MELODIES』の一曲目。次作『BIG WAVE』では英語詞版が収録された。
「ジョディ、君となら、きっと分かり合えた。ひと夏が過ぎ去った浜辺は、もう誰もいない。ジョディ、悲しみを消してあげたかった。1人きり泣いていた姿を僕は見てた。君の肩をそっと抱いて歩く夢、今も残っているのさ、ずっと…。」
⑯メリー・ゴー・ラウンド
作詞 作曲 山下達郎
◯7thアルバム『MELODIES(1983.6.8)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
ベースのリズムがとても印象的な曲。歌詞は、アメリカのファンタジー&SF作家の大御所レイ・ブラッドベリの作品(『何かが道をやってくる』とか?)にインスパイアされたもので、アルバム中で、達郎が最も気に入っている詞だという。
「真夜中の遊園地に君と二人でそっと忍び込んで行った。錆びついた金網を乗り越え、駆け出すといつも月が昇ってきた。心は粉々に砕かれ、失くしてしまった幻のメリー・ゴー・ラウンド、愛さえ。」
⑰あしおと
作詞 作曲 山下達郎
◯7thアルバム『MELODIES(1983.6.8)』収録
この曲は、山下達郎の曲の中で、最も好きな作品です。つらくせつない片想いの歌。
「オー、ハニー。夜を解き放つ匂い、風が濡らす黄昏になると、耳慣れた足音、ざわめき混じりの街角から今日も近づいてくるんだ。オー、ハニー。君がいつもの通りを、笑いながら過ぎていく度に、密かなときめきを心に隠して見つめる眼差しに気づくはずもないね。名も知らぬ想いに振り向く人はない。きっと君の目には僕は透き通ってる。」
⑱クリスマス・イブ
作詞 作曲 山下達郎
◯7thアルバム『MELODIES(1983.6.8)』収録
◯12thシングル(1983.12.14)
◯2ndベストアルバム『TREASURES(1995.11.13)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
山下達郎の代名詞的なクリスマス・ソング。浜田省吾の『ひとりぼっちのクリスマス・イブ』と並ぶ、クリスマスの失恋ソングの定番。
この曲が、アルバムからシングル・カットされてリリースされたのは1983年だが、1989・1990年に、それぞれ週間1位を記録している。また、2000年には週間6位を記録している。年間チャートでは1990年に13位、1991年に22位を記録している。
20年以上聴かれ続けているロングセラーの名曲。
「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。きっと君は来ない。一人きりのクリスマス・イブ。心深く秘めた想い、叶えられるはずもない。必ず今夜なら言えそうな気がした。まだ消え残る君への想い、夜へと降り続く。」
⑲THE THEME FROM BIG WAVE
作詞 アラン・オデイ/作曲 山下達郎
◯13thシングル(1984.5.25)
◯サウンドトラック『BIG WAVE(1984.6.20)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 3(2017.8.2)』収録
シングル・チャートで週間23位を記録。サーフィンをテーマとしたドキュメント映画のサウンドトラック・アルバム『BIG WAVE』(週間2位/1984年間15位)の一曲目で、アルバムのメイン・テーマ曲。
「Out there in the ocean that's my silhouette. Out there waiting where the mountains move. I'm all alone, but I'm at home living with nothing left to prove. We've got summer right here in our hearts. And we move with the tide. We just float in the sun till the big wave comes. Then we ride ride ride.」
⑳ONLY WITH YOU
作詞 アラン・オデイ/作曲 山下達郎
◯サウンドトラック『BIG WAVE(1984.6.20)』収録
全曲英語詞の名盤『BIG WAVE』収録曲中のスローバラードの佳曲。
「A promise, a late night rendezvous. A secret, a time for just us two. For dancing to the radio or just watching the fire glow. Slow motion kiss, it never felt like this. It's like we are on an island. A place to call our own a shiver, a thrill I've never known and when this magic night is gone. In my heart it will linger on only with one girl, only with you.」
㉑MAGIC WAYS
作詞 アラン・オデイ/作曲 山下達郎
◯サウンドトラック『BIG WAVE(1984.6.20)』収録
アルバム収録曲として発表された当時は、さほど注目された曲ではありませんが、2020年代になって、シティーポップの隠れた名曲として、特に海外で評判となり、人気が出ているようです。
「The way you whisper in my ear, to make my troubles disappear. It's magic. The way your little fingertips, can make my heart do double flips. It's magic. And when you smile at me that way, well you can warm the coldest day. It's magic. And even when you are gone I find, I hear you laughing in my mind. It's magic. And all I have to do is think of you, to make the music start to play. Then I dance down the street. And the people I meet stop and say, hey hey.」
㉒I LOVE YOU…Part Ⅱ/Part Ⅰ
作詞 アラン・オデイ/作曲 山下達郎
◯サウンドトラック『BIG WAVE(1984.6.20)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
◯コンピレーション・アルバム『COME ALONG 3(2017.8.2)』収録
サントリーのCM曲。アルバム『BIG WAVE』のA面・B面のそれぞれの締めの曲で、達郎自身もとても気に入っているそうです。
「I love you gentle nature, and your skin so soft and warm. But I know you are tough enough to make it through the storm. And when the sun comes out again, I'll be holding your hand because I love you.」
㉓風の回廊
作詞 作曲 山下達郎
◯14thシングル(1985.3.25)
◯8thアルバム『POCKET MUSIC(1986.4.23)』収録
◯2ndベストアルバム『TREASURES(1995.11.13)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
週間12位を記録した先行シングル曲で、週間1位、年間10位(1986)を記録した傑作アルバム『POCKET MUSIC』のエンディング曲。ホンダのCM曲。アルバム中でも屈指の名曲。
「心にはつむじ風の扉へ続く回廊(コリドー)。陽だまりに髪をとかす、今でも君はそこにいる。振り向いた坂道、涙さえ見せないで去っていった。遥か遠い日の後ろ姿、なんて優しく甦る。」
㉔土曜日の恋人
作詞 作曲 山下達郎
◯15thシングル(1985.11.10)
◯8thアルバム『POCKET MUSIC(1986.4.23)』収録
◯2ndベストアルバム『TREASURES(1995.11.13)』収録
◯オールタイム・ベスト『OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(2012.9.26)』収録
名盤『POCKET MUSIC』(週間1位/1986年間10位)のオープニング曲で、先行シングルとしてリリースされ、週間22位を記録しました。アルバムは1991年、2020年にニュー・リミックス・バージョンがリリースされ、この曲も手を入れられている。
「降り出した雨と動きだす街の灯。立ち止まる君に、ようこそ! 土曜日の夜は始まったばかり。まるで僕たちの愛のようなざわめき。微笑んだ君はやわらかい宝石。見つめる僕はさみしがりやのゆれるアンブレラさ。ネオン色のレインコート、走り抜けてゆく。ごらん、永遠の夢が、ほら、開いた。」
㉕メロディー、君の為に
作詞 作曲 山下達郎
◯8thアルバム『POCKET MUSIC(1986.4.23)』収録
このアルバムの中で私が一番好きな曲。隠れた名曲です。歌詞が「明日にかける橋」みたいで心に響きます。
「信じていた約束なんてひとつも叶わない。心の中、つらいことであふれそうになっても、メロディー、君のそばに、いつも僕がいることを、どうぞ忘れないで。生まれること、消え去ること、そんなに違わない。僕らはただ、丘の上で震えるカーニバルさ。メロディー、君のために、嵐の船、打ち砕く、風になりたいから。」
㉖THE WAR SONG
作詞 作曲 山下達郎
◯8thアルバム『POCKET MUSIC(1986.4.23)』収録
◯ライブ・アルバム『JOY-TATSURO YAMASHITA LIVE-(1989.11.1)』収録
山下達郎の曲の中では、最も強い社会的メッセージを表現した曲。ロシア-ウクライナ戦争、イスラエル-ガザ戦争、イスラエル-レバノン戦争など、いずれも収束の見込みもない現状を考えると、この曲の今日的意味は極めて大きい。まさに、今こそ、聴くべき曲と言える。
「見上げれば一面にしどけない闇が広がり、テーブルのテレビジョン、瞳のない顔が笑う。悲しみの声は世界に満ち溢れ、夜が近づいてくる。本当のことなんて何ひとつ届きはしない。幸せのふりをして、むせかえる街のざわめき。悲しみの声に応える術もなく、僕はどうすればいい。教えておくれ。このまま僕らは何処へ行くというの。名も知らぬ友達よ。君の国はなんて遠い。道端の子供たち、叫び声は風に消える。誰一人知らぬ間に鋼鉄の巨人が目覚め、老人は冬を呼ぶ。キャタピラの音が響く。悲しみの声は世界に満ち溢れ、夜が近づいてくる。」
㉗シャンプー
作詞 康珍化/作曲 山下達郎
◯8thアルバム『POCKET MUSIC(1986.4.23)』収録
繊細で優しいバラード曲。もともと1979年にアン・ルイスのために作られた曲のセルフカバー。
康珍化の作詞で最初に世に出た曲。
「シャンプー、みんながあなたのこと、なんて呼んでいるか、知っているの。シャンプー、短く切った髪を泣きながら洗う、あのこ。忘れなよ、悔しいけど、あんなやつのこと。そんなきれいな髪、いつまでも、他の男がほっとかないから。シャンプー、お願い、そばにきて、昔みたいに笑ってほしい。」