①アザミ嬢のララバイ
作詞 作曲 中島みゆき
◯1stシングル(1975.9.25)シングル・バージョン
◯1stアルバム『私の声が聞こえますか(1976.4.25)』アルバム・バージョン収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
中島みゆきのデビュー曲。初期の名曲のひとつ。
「春は菜の花、秋には桔梗、そして私はいつも夜咲くアザミ。ララバイ、一人で眠れない夜は、ララバイ、私を訪ねておいで、ララバイ、一人で泣いてちゃみじめよ、ララバイ、今夜はどこからかけてるの。」
②時代
作詞 作曲 中島みゆき
◯2ndシングル(1975.12.21)シングル・バージョン
◯1stアルバム『私の声が聞こえますか(1976.4.25)』アコースティックなアルバム・バージョン収録
◯21stアルバム『時代-Time goes around-(1993.10.21)』新アルバムバージョン収録
◯30thシングル(1993.12.1)新シングル・バージョン
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』新シングル・バージョン収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
第6回(1975)世界歌謡祭グランプリ受賞曲。日本の歌百選(2006)選定曲。中島みゆきの代表曲のひとつ。
「まわる、まわるよ、時代はまわる。別れと出逢いを繰り返し、今日は倒れた旅人たちも、生まれ変わってめぐり逢うよ。」
③海よ
作詞 作曲 中島みゆき
◯1stアルバム『私の声が聞こえますか(1976.4.25)』収録
◯30thアルバム『おとぎばなし-Fairy Ring-(2002.10.23)』新バージョン収録
ファースト・アルバム収録の佳曲。
「海よ、私を愛するならば、今宵、故郷へ舟をはこべよ。」
④忘れられるものならば
作詞 作曲 中島みゆき
◯4thシングルB面(1976.7.25)
◯2ndアルバム『みんな去ってしまった(1976.10.25)』収録
あまり有名ではありませんが、良い曲です。
「忘れられるものならば、もう旅になどでない。忘れられるものならば、もう古い夢など見ない。」
⑤彼女の生き方
作詞 作曲 中島みゆき
◯2ndアルバム『みんな去ってしまった(1976.10.25)』収録
これも、初期の隠れた名曲。
「酒とクスリでカラダはズタズタ、忘れたいことが多過ぎる。別れを告げてきた中にゃ、いい奴だっていたからね。死んでいった男たち、呼んでいるような気がする。生きてる奴らの言うことなんか聴かないが。彼女の人生、いつでも晴れ。」
⑥ホームにて
作詞 作曲 中島みゆき
◯3rdアルバム『あ・り・が・と・う(1977.6.25)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
松山千春の「足寄にて」、さだまさしの「驛舎」などと並ぶ、故郷への想いを歌った名曲。
「故郷へ向かう最終に乗れる人は急ぎなさいと、優しい、優しい声の駅長が街中に叫ぶ。」
⑦わかれうた
作詞 作曲 中島みゆき
◯5thシングル(1977.9.10)
◯4thアルバム『愛していると云ってくれ(1978.4.10)』収録
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
初のオリコン・シングル・チャート週間1位獲得作品。夢も希望もない根暗な中島みゆきイメージを定着させた曲。
「道に倒れて誰かの名を呼び続けたことがありますか。人ごとに言うほど黄昏は、優しい人好しじゃありません。」
⑧世情
作詞 作曲 中島みゆき
◯4thアルバム『愛していると云ってくれ(1978.4.10)』収録
◯コンピレーション・アルバム『大銀幕(1998.11.6)』収録
テレビドラマ3年B組金八先生の挿入歌(1981)として有名になった曲。
「シュプレヒコールの波、通り過ぎていく。変わらない夢を流れに求めて。時の流れを止めて、変わらない夢を見たがる者たちと戦うため。」
⑨タクシードライバー
作詞 作曲 中島みゆき
◯5thアルバム『親愛なる者へ(1979.3.21)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
初の週間1位獲得アルバムの代表曲。これも初期の名曲のひとつ。
「タクシードライバー、苦労人と見えて、私の泣き顔、見て見ぬふり。天気予報が今夜もはずれた話と野球の話ばかり、何度も何度も繰り返す。」
⑩しあわせ芝居
作詞 作曲 中島みゆき
◯6thアルバム『おかえりなさい(1979.11.21)』収録
桜田淳子に提供した楽曲(1977/週間3位)(1978/日本レコード大賞西條八十賞)のセルフカバー。
「恋人がいます。恋人がいます。けれどもどうしても綴れない。私みんな気づいてしまった。しあわせ芝居の舞台裏、会いたがるのは私一人。あの人から来ることはない。」
⑪この空を飛べたら
作詞 作曲 中島みゆき
◯6thアルバム『おかえりなさい(1979.11.21)』収録
加藤登紀子に提供した楽曲(1978/日本レコード大賞西條八十賞)のセルフカバー。
「ああ、人は、昔々、鳥だったのかもしれないね。こんなにも、こんなにも、空が恋しい。」
⑫強がりはよせヨ
作詞 作曲 中島みゆき
◯6thアルバム『おかえりなさい(1979.11.21)』収録
研ナオコへの提供曲のセルフカバー。
「いつからこんなふうになったのか。優しい女には戻れない。強がりはよせヨと笑われて、淋しいとこたえて泣きたいの。」
⑬キツネ狩りの歌
作詞 作曲 中島みゆき
◯7thアルバム『生きていてもいいですか(1980.4.5)』収録
シングル・カットされていませんが、有名な曲です。歌詞に意味深い寓意を感じます。
「キツネ狩りに行くなら、気をつけておいでよ。キツネ狩りはステキさ。ただ生きて戻れたら、ね。」
⑭エレーン
作詞 作曲 中島みゆき
◯7thアルバム『生きていてもいいですか(1980.4.5)』収録
中島と同じホテルに定住していて、殺害されてゴミ捨て場に遺棄された外国人娼婦のことを歌った曲。アルバム・タイトルと歌詞が重なる。アルバムのメインテーマとなる名曲。
「今夜、雨は冷たい。エレーン、生きていてもいいですかと誰も問いたい。エレーン、その答えを誰もが知っているから誰も問えない。」
⑮蕎麦屋
作詞 作曲 中島みゆき
◯7thアルバム『生きていてもいいですか(1980.4.5)』収録
これもファンにはお馴染みの名曲。
「世界中の誰もかも、偉い奴に思えてきて、まるで自分ひとりだけが、いらないように感じる時、突然、お前から電話がくる。あの蕎麦でも食わないかってね。」
⑯ひとり上手
作詞 作曲 中島みゆき
◯9thシングル(1980.10.21)
◯8thアルバム『臨月(1981.3.5)』収録
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
最も勢いがあった1980年代の幕開けとなったヒット曲。
「心が街角で泣いている。一人は嫌いだとすねる。ひとり上手と呼ばないで。心だけ離れていかないで。私を置いていかないで。ひとりが好きなわけじゃないのよ。」
⑰あした天気になれ
作詞 作曲 中島みゆき
◯8thアルバム『臨月(1981.3.5)』収録
◯10thシングル(1981.3.21)
名盤『臨月』の一曲目。
「何につけ一応は絶望的観測をするのが癖です。わかりもしない望みで明日をのぞいてみたりしないのが癖です。」
⑱あなたが海を見ているうちに
作詞 作曲 中島みゆき
◯8thアルバム『臨月(1981.3.5)』収録
「あなたが海を見ているうちに、私少しづつ遠くへ行くわ。風が冷たくならないうちに、私もうすぐ、そこは国道。」
⑲バス通り
作詞 作曲 中島みゆき
◯8thアルバム『臨月(1981.3.5)』収録
シングル・カットはされませんでしたが、長く愛されている佳曲。
「昔の女を誰かと噂するのなら、辺りの景色に気をつけてからするものよ。」
⑳夜曲
作詞 作曲 中島みゆき
◯8thアルバム『臨月(1981.3.5)』収録
名盤『臨月』のラストを飾る名曲。
「街に流れる歌を聴いたら気づいて。私の声に気づいて。」
㉑杏村から
作詞 作曲 中島みゆき
◯10thシングルB面(1981.3.21)
研ナオコへの提供曲のセルフカバー。シングル「あした天気になれ」B面の曲だが、ファンの思い入れが強い佳曲。
「杏村から便りが届く。昨日お前の誕生日だったよと。」
㉒悪女
作詞 作曲 中島みゆき
◯11thシングル(1981.10.21)オリジナル・シングル・バージョン
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
「わかれうた(1977)」に続いてオリコン・シングル・チャート週間1位を記録(1981)した1980年代の代表的なヒット曲。
「悪女になるなら月夜はおよしよ、素直になりすぎる。隠しておいた言葉がほろり、こぼれてしまう。行かないで。悪女になるなら、裸足で夜明けの電車で泣いてから。涙ぼろぼろ、ぼろぼろ、流れて、枯れてから。」
㉓鳥になって
作詞 作曲 中島みゆき
◯9thアルバム『寒水魚(1982.3.21)』収録
「眠り薬をください、私にも。子どもの国へ帰れるくらい。私ははやくここを去りたい。できるなら鳥になって。」
㉔家出
作詞 作曲 中島みゆき
◯9thアルバム『寒水魚(1982.3.21)』収録
この曲も、長く愛されている佳曲。
「夜は浅く、逃げる者には足跡だらけの月明かり。ねえ、もう一度、耳を貸してよ。あなたを愛してる。」
㉕時刻表
作詞 作曲 中島みゆき
◯9thアルバム『寒水魚(1982.3.21)』収録
名盤『寒水魚』収録の隠れた名曲。
「昨日午後9時30分に、そこの交差点を渡っていた男のアリバイを証明できるかい。あんなに目立ってた酔っぱらい。誰も顔は思い浮かばない。ただそいつが迷惑だったことだけしか。」
㉖砂の船
作詞 作曲 中島みゆき
◯9thアルバム『寒水魚(1982.3.21)』収録
「今誰もいない夜の海を砂の船がゆく。」
㉗歌姫
作詞 作曲 中島みゆき
◯9thアルバム『寒水魚(1982.3.21)』収録
初のアルバム・チャート年間1位を記録した名盤『寒水魚』のラストを飾る名曲。
「寂しいなんて口に出したら、誰もみんなうとましくて逃げ出していく。寂しくなんかないと笑えば、寂しい荷物、肩の上でなお重くなる。」
㉘誘惑
作詞 作曲 中島みゆき
◯12thシングル(1982.4.5)
「あなた、鍵を置いて、わたし、髪を解いて、淋しかった、淋しかった夢の続きを始めましょう。」
㉙この世に二人だけ
作詞 作曲 中島みゆき
◯10thアルバム『予感(1983.3.5)』収録
「二人だけこの世に残して死に絶えてしまえばいいと心ならずも願ってしまうけど、それでも、あなたはわたしを選ばない。」
㉚夏土産
作詞 作曲 中島みゆき
◯10thアルバム『予感(1983.3.5)』収録
「夏が終わって届けられる、夏土産届けられる。あなたと同じ場所からの貝殻と恋人たちの写真。」
㉛誰のせいでもない雨が
作詞 作曲 中島みゆき
◯10thアルバム『予感(1983.3.5)』収録
「誰のせいでもない雨が降っている。日々の暮らしが降っている。もう誰一人気にしてないよね。早く月日すべての悲しみを癒せ。」
㉜ファイト!
作詞 作曲 中島みゆき
◯10thアルバム『予感(1983.3.5)』収録
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
アルバム『予感』のラスト曲。1980年代の代表曲のひとつ。
「あたし中卒やからね、仕事もらわれへんのやと書いた女の子の文字は尖りながら震えている。ガキのくせにと頬を打たれ、少年たちの目が年をとる。悔しさを握りしめすぎた拳の中、爪が突き刺さる。」
㉝かもめはかもめ
作詞 作曲 中島みゆき
◯12thアルバム『御色なおし(1985.4.17)』収録
研ナオコへの提供曲のセルフカバー。
「あなたの望む素直な女にははじめからなれない。青空を渡るよりも見たい夢はあるけど。かもめはかもめ、ひとりで空をゆくのがお似合い。」
㉞あした
作詞 作曲 中島みゆき
◯24thシングル(1989.3.15)
◯18thアルバム『夜を往け(1990.6.13)』収録
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
尾崎豊の「I LOVE YOU」の大人バージョン。名曲です。
「イヤリングを外して、綺麗じゃなくなっても、まだわたしのことを見失ってしまわないでね。フリルのシャツを脱いで痩せっぽちになっても、まだわたしのことを見失ってしまわないでね。カーラジオが嵐を告げている。ふたりは黙りこくっている。形のないものに誰が愛なんてつけたのだろう。教えてよ。もしも明日、私たちが何もかもなくして、ただの心しかもたない痩せた猫になっても、もしも明日、あなたのため、何の得もなくても、言えるならその時、愛を聞かせて。」
㉟夜を往け
作詞 作曲 中島みゆき
◯18thアルバム『夜を往け(1990.6.13)』収録
「地上の星」と並ぶ、テンポのあるロック調の代表曲。
「追いつけないスピードで走り去るワゴンの窓に憧れもチャンスも載っていたような気がした。あれ以来眠れない。何かに急かされて、走らずにいられない。行方も知れず。夜を往け。」
㊱3分後に捨ててもいい
作詞 作曲 中島みゆき
◯18thアルバム『夜を往け(1990.6.13)』収録
とても淋しい切ない曲ですが、中島みゆきにしか歌えない曲。
「ねえ、子どもの頃、わたし星を見てるのが好きだった。ねえ、子供の頃、あんたどんなふうだったの。3分後に捨ててもいいから、今だけそばにいて。」
㊲ふたりは
作詞 作曲 中島みゆき
◯18thアルバム『夜を往け(1990.6.13)』収録
中島みゆきの願いや祈りが込められているように感じる曲です。
「緑なす春の夜に、あなたは傷ついて彷徨ってた。誰からも聴こえない胸の中のため息がわたしには聴こえた。緑なす春の夜に、ふたりは凍え切って巡り逢った。与え合う何ものも残ってないけど、もう二度と傷つかないで。」
㊳with
作詞 作曲 中島みゆき
◯18thアルバム『夜を往け(1990.6.13)』収録
◯25thシングル(1990.8.21)
◯コンピレーション・アルバム『大銀幕(1998.11.6)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
アルバム「夜を往け」のラストをしめる名曲。
「僕の言葉は意味をなさない。まるで遠い砂漠を旅してるみたいだね。ドアの開かないガラスの城で、みんな戦争の支度を続けてる。旅をすること自体、辞めようとは思わない。手帳にはいつも旅立ちとメモしてある。けれど、with その後に君の名を綴っていいか。with 淋しさと虚しさと疑いとの代わりに with 。」
㊴笑ってよエンジェル
作詞 作曲 中島みゆき
◯25thシングルB面(1990.8.21)シングル・バージョン
◯19thアルバム『歌でしか言えない(1991.10.23)』アルバム・バージョン収録
浜田省吾のNEW YEAR'S EVEを思わせる、別れた後のパートナーの幸せを願う曲。
「さよなら三角、また来て四角。今度会う時は尚更深く。君を打つ北風の風上に立ち、安らかに暮らせよと祈り続けよう。」
㊵浅い眠り
作詞 作曲 中島みゆき
◯28thシングル(1992.7.29)
◯20thアルバム『EAST ASIA(1992.10.7)』収録
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
初のミリオンセラー・シングル。1992年度年間10位。
「浅い眠りに誘われながら、街は本当は愛を呼んでいる。」
㊶糸
作詞 作曲 中島みゆき
◯20thアルバム『EAST ASIA(1992.10.7)』収録
◯35thシングル(1998.2.4)
◯コンピレーション・アルバム『大銀幕(1998.11.6)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
発表から24年後の2016年に著作権使用料年間1位を、2018・2019年には年間3位を記録し、令和の代表曲となった。人生の応援歌。
「なぜ生きていくのかを迷った日の跡のささくれ、夢追いかけ走って転んだ日の跡のささくれ。こんな糸が何になるの。心許なくて震えてた風の中。縦の糸はあなた、横の糸はわたし。織りなす布は、いつか誰かの傷を庇うかもしれない。」
㊷空と君のあいだに
作詞 作曲 中島みゆき
◯31stシングル(1994.5.14)
◯22ndアルバム『LOVE OR NOTHING(1994.10.21)』収録
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
「浅い眠り」に続く2作目のミリオンセラー・シングル。「わかれうた(1977)」「悪女(1982)」に続いて3作目の週間1位、さらに年間5位(1994)を記録。
「空と君とのあいだには、今日も冷たい雨が降る。君が笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる。」
㊸旅人のうた
作詞 作曲 中島みゆき
◯32ndシングル(1995.5.19)シングル・バージョン
◯ベストアルバム『大吟醸(1996.3.21)』収録
◯24thアルバム『パラダイス・カフェ(1996.10.18)』アルバム・バージョン収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
3作目のミリオンセラー。4作目の週間1位シングル。
「愛よ、伝われ。ここへ帰れと。あの日々は消えても、まだ夢は消えない。君よ、歌ってくれ。僕に歌ってくれ。忘れない、忘れないものも、ここにあるよと。」
㊹永遠の嘘をついてくれ
作詞 作曲 中島みゆき
◯24thアルバム『パラダイス・カフェ(1996.10.18)』収録
吉田拓郎への提供曲のセルフカバー。
「君よ、永遠の嘘をついてくれ。いつまでも種明かしをしないでくれ。永遠の嘘をついてくれ。一度は夢を見せてくれた君じゃないか。」
㊺たかが愛
作詞 作曲 中島みゆき
◯24thアルバム『パラダイス・カフェ(1996.10.18)』収録
◯33rdシングル(1996.11.21)
◯コンピレーション・アルバム『大銀幕(1998.11.6)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
後期のバラードの名曲。
「ああ、果てない空の下で、ひとりでも淋しくない人がいるだろうか。なぜに、たかが愛に迷い、そして、たかが愛に立ち止まらされても、捨ててしまえないものが、まだあるの。」
㊻命の別名
作詞 作曲 中島みゆき
◯35thシングル(1998.2.4)シングル・バージョン
◯25thアルバム『わたしの子供になりなさい(1998.3.18)』アルバム・バージョン収録
◯コンピレーション・アルバム『大銀幕(1998.11.6)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
「繰り返す過ちを照らす灯をかざせ。君にも僕にもすべての人にも。命につく名前を心と呼ぶ。名もなき君にも、名もなき僕にも。」
㊼瞬きもせず
作詞 作曲 中島みゆき
◯36thシングル(1998.10.7)シングル・バージョン
◯コンピレーション・アルバム『大銀幕(1998.11.6)』別バージョン収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
「ああ、人は獣。牙も毒も棘もなく、ただ痛むための涙だけを持って生まれた裸すぎる獣たちだから、僕は褒める。君の知らぬ君についていくつでも。」
㊽地上の星
作詞 作曲 中島みゆき
◯37thシングル(2000.7.19)
◯28thアルバム『短編集(2000.11.15)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
◯ベストアルバム『ここにいるよ(2020.12.2)』収録
4作目のミリオンセラー。5作目のシングルチャート週間1位(2003)、年間11位(2003)を記録。
「風の中のすばる、砂の中の銀河、みんなどこへ行った。見送られることもなく。草原のペガサス、街角のヴィーナス、みんなどこへ行った。見守られることもなく。地上にある星を誰も覚えていない。人は空ばかり見てる。」
㊾ヘッドライト・テールライト
作詞 作曲 中島みゆき
◯37thシングル(2000.7.19)
◯28thアルバム『短編集(2000.11.15)』収録
◯コレクション・アルバム『Singles 2000(2002.4.17)』収録
「語り継ぐ人もなく、吹きすさぶ風の中へ、紛れ散らばる星の名は忘れられても。ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない。」
㊿銀の龍の背に乗って
作詞 作曲 中島みゆき
◯38thシングル(2003.7.23)
◯31stアルバム『恋文(2003.11.19)』収録
「銀の龍の背に乗って、届けに行こう、命の砂漠へ。銀の龍の背に乗って、運んでいこう、天雲の渦を。」