2023年1月10日、新年早々、ジェフ・ベックが亡くなった。

細菌性髄膜炎に感染し、この世を去った。78歳だった。

ジェフ・ベックは、1960年代に活躍したイギリスのロックグループ「ヤードバーズ」を率いた3人のギタリストの1人だった。初期がエリック・クラプトン、第二期がジェフ・ベック、第3期がジミー・ペイジで、あわせて、三大ロック・ギタリストとも言う。

その後、ロッド・スチュワートと組んで「ジェフ・ベック・グループ」で活動した。

ゲイリー・ムーア(2011)、エディ・ヴァン・ヘイレン(2020)に続いて、また、偉大なギタリストが1人逝った。

 

今日は、ジェフ・ベックを追悼して、代表曲をニ曲紹介します。

 

①Shapes of Things 

1966年のヤードバーズのシングル曲。

1968年のジェフベックグループの1stアルバムで、異なる編曲でセルフカバー。

1984年に、ゲイリー・ムーアがアルバム「Victims of The Future」の一曲目に、1968年版をカバー。

哲学的な歌詞を持つ力強い古典ロックナンバー。

 

② People Get Ready 

1965年発表のアメリカのR&Bグループ「インプレッションズ」の発表した楽曲。

1985年、ジェフ・ベックが旧友ロッド・スチュワートと共演したカバー曲を発表し、世界的にヒットする。

黒人公民権運動をテーマとしたゴスペルソングの名曲。