最近、ようやくデータが揃ってきたようです。

11月25日にニコニコ動画に投稿された、厚労省、超党派国会議員連盟、各メディア、コロナワクチン被害者遺族の会が集った医学研究の報告会で、多くの興味深い発表がありました。

 

私がもっとも興味深かったのは、国内及び世界的なデータの集積を解析した事実の報告でした。

ワクチン無接種者、一回接種者、二回接種者を比べると、コロナの感染率、重症化率、死亡率のすべてにおいて、無接種者がもっとも低く、二回接種者がもっとも高いというデータは衝撃的でした。

唯一の例外は、80代以降の場合で、ワクチン接種者の方が、感染率、重症化率、死亡率が低くなっている。この点に関して、80歳以降の人は、自然免疫がもともと低いため、ワクチンによる獲得免疫が有効であるようだという推察がなされていました。

ただし、別の報告ですが、80代でも、ワクチン接種前と接種後で、コロナ感染者の死亡率が上昇しているという統計があります。

結論を言うと、一般的には、ワクチンを打てば打つほど、自然免疫が硬直化し、コロナの危険性が増すということです。特に、若年者ほど、自然免疫の喪失による長期的な危険は大きいと考えられます。

加えて、別の報告では、国内、海外でも、4回目以降の追加接種が多い国・地域ほど、明らかに感染率が高くなっているということです。

世界的にみて、特に、4回目以降は「打てば打つほど、極端に感染が増えている」というのです。おそらく、4回目以降の接種は、獲得免疫の効果を超えて著しく自然免疫を低下させるものと推測されます。

その上で、「海外では、もうそこまで接種推奨していないのに、なぜ、日本だけ、5回目接種を、これほどまでに推奨するのか?」という専門家からの当然の疑問に対して、厚労省は何も答えられませんでした。

 

さらに、皮膚科の医師の報告で、ワクチン接種後、ジンマシンや帯状疱疹のような後遺症に悩まされる症例が多くでているが、それらの症状を詳しく検査すると、一般的な症状ではあり得ない〝血栓〟が皮下に多くみられるというのです。ワクチン接種によって生産された血管中のスパイクたんぱくは、血管内壁を傷つけ、血栓や出血や炎症を引き起こすということがわかっています。ワクチンが原因で発症した皮膚の病気は、一般的な皮膚病の症状に比べて、薬も効きにくく、治りにくいのだそうです。

また、最近、多くの医療機関で、医師たちは原因不明の感染症に苦しむ患者に遭遇しています。手術中にも、患者の免疫低下が著しく、これまで見たことのない症状が現れるというのです。

多くの研究者が指摘していることですが、これまで早期に消滅するとされてきたスパイクたんぱくが、消えずにさまざまな細胞に入り込み、免疫機構に影響を及ぼしたり、脳を損傷させることが懸念されているのです。

 

日本国内では、ワクチン接種による死亡として因果関係が認められた例は一つもありません。一方で、「因果関係は不明」という死亡例は1908名です。しかし、実際に報告されているのは、ほんの数%に過ぎず、本当は、コロナワクチンの接種(によって?)4万人が死亡している(可能性がある)、そして、この数字は超過死亡のデータと一致する、という報告がありました。

さらに、今年、コロナワクチン接種率の上昇と超過死亡の急激な増加は、日本だけでなく、韓国、EUなど諸外国でも、ワクチン接種率との連動性と超過死亡増加のグラフの波形が完全に一致する上に、特に今年の8月に関しては、コロナ感染死以外の超過死亡が高く、感染率が高いのは、コロナワクチン4回目の追加接種を進めている国ばかりという衝撃的なデータの分析結果が発表されていました。

別の元厚労省官僚の報告では、ワクチン4回目接種の増加期にあたる今年2月の超過死亡は1万7000人で、そのうちコロナ感染死によるものは4000人、それ以外の1万3000人の内訳には、ワクチン4回目接種が原因である死亡数が多く含まれるかもしれない、という報道がありました。これほどの超過死亡は、震災級の災害による万に近い犠牲者数が想像されるレベルだと言うのです。

現在、ワクチン接種後の死亡報告は、医師に義務付けられていません。厚労省も統計データを記録する気がないのです。だから、累計1900名というワクチン接種後死亡人数は、誰が考えても氷山の一角に過ぎません。

したがって、上記の超過死亡がワクチン接種によるものだとしても不思議ではないというのです。

 

今回の報告で明らかになったことですが、厚生労働省には、ワクチン接種後の死亡とコロナワクチン接種との因果関係を評価・判定する能力がないようです。なぜなら、臨床医が診断や病理解剖の結果「ワクチン接種との因果関係あり」と報告した140例もの症例の報告に対して、臨床医ではない厚労省の専門官(医師免許も持っていない可能性/個人の特定は避け、氏名は公表されない)が報告を吟味して、診断・解剖報告の結論をすべて覆して否定し、「因果関係は不明」と判定している、ということがわかるからです。

直接解剖した医師の所見を、厚労省の専門官は、何を根拠に覆し否定できるのか?」という疑問が提示されていました。「この専門官は、臨床医ではないどころか、医師免許も持っていないのではないか?」という質問に、厚労省側は回答を拒否しました。

さらに、「厚労省の判定は、『ワクチンとの因果関係は絶対に認めない』という結論ありきの評価・判定であり、その評価の過程で、医学も科学も完全に無視したものではないか」という批判が、専門家からされていました。

加えて「『評価不能』の死亡が1900例も出ているのに、このワクチンは安全だと言い切るのは、詐欺ではないか」という批判もありました。

「データ不足で評価不能により因果関係は不明」は「因果関係なし」と見做すべきではなく、「因果関係がある可能性がある」と見做すべきではないか、という当然の指摘もありました。

その場合、この国には、最大で累計4万人のワクチン接種による死亡例が存在する可能性がることになります。ところが、厚労省は、この恐るべき事態を放置し続けているわけです。

こうまで不可解な厚労省の態度を見せつけられると、ファイザー・モデルナを儲けさせるために不都合な真実を握り潰すよう、アメリカから圧力をかけられており、厚労省はアメリカの言いなりになって、国民の犠牲を無視し続けているのではないか、と疑わざるを得ません。

 

以前、私も書いたことがありますが、ワクチン接種後の死亡例でもっとも多いのは、接種後翌日の死亡です。次に多いのは2日後、そして3日後、4日後と、統計グラフは、なめらかな曲線を描きます。ただ、若い人ほど、接種後3日目に亡くなる人が多く、高齢者ほど翌日に亡くなる人が多いのですが、いずれにしても、接種の翌日から3日目までの死亡例が圧倒的に多いようです。死因は、循環器系が圧倒的で、血栓によるものが多いようです。これで、ワクチン接種との因果関係がなかったら、それこそビックリです。

もちろん、報告されていない死亡例がはるかに多いため、実際には、この偏りに関する判断には注意が必要です。接種後直ぐに亡くなった事例ほど、ワクチンとの関連が疑われ、報告がなされやすいことから、報告バイアスが働いているということです。

けれども、接種当日から1週間以内の死亡であれば、おそらく報告数の偏りはそれほど多くないでしょう。遺族の医師への突き上げは同様に大きいと思われるからです。

それで30代以下の若者の死亡報告は接種から3日目が突出しており、一方、40代以降は接種翌日の死亡報告が最も多く、接種翌日>2日目>3日目>4日目>接種当日>5日目と、40代より上のどの世代においてもきれいに並ぶのですから、これは報告バイアスとは関係が薄いと考えられます。

ここから、やはり、ワクチンとの因果関係は濃厚であると推測されます。

 

しかし、これが認められない最大の要因は、上記したように厚労省にあります。

厚労省は、現場の医師たちに、ワクチン接種後の死亡事例の報告を義務付けるべきです。そうすることによって、報告バイアスの疑念を払拭することができるからです。しかし、現状では望み薄です。

ワクチン接種の翌日に亡くなって、解剖すると心臓が溶けていた(心筋細胞融解)という事例でも、それでも「評価不能」で、「データ不足でワクチンとの因果関係は不明」と断定するのが、今の厚労省の専門官の評価姿勢です。

そして、「これまでにコロナワクチン接種が原因で亡くなった例は一件もありません」と、ネット上の厚労省公式サイトでも、臆面もなく記載し続けているのです。

その一方で、これまで累計10名(※)のワクチン接種後の死亡者の遺族に対して、「ワクチン接種との因果関係は否定できない」という厚労省の分科会の簡易の判断によって、とりあえずの死亡一時金と葬祭料が支払われています。が、これは、まだ、専門官によってワクチン接種との因果関係が正式に認められたものではなく、死亡者の氏名も秘匿され、正式な認定がいつなされるのかもわからず、何のワクチンの何回目の接種によって亡くなったのかも公表されていないのです。まるで、厚労省を裁判に訴え始めた遺族の抗議の口を塞ぐための〝火消し〟を目的とした一時金支払いのようにしか見えません。

また、いじめの判定を行う第三者委員会は、メンバーを発表しますが、ワクチンとの因果関係を判定する厚労省の専門官の氏名は公表されません。こうした隠蔽体制からは、4万人の死亡者を出している可能性のあるワクチン接種の危険性を解明しようという厚労省の誠意と責任感は一切感じられません

 

報告会では、加えて、ワクチン後遺症の問題も取り上げられていました。ワクチン接種後、後遺症に苦しむ人は多くいるはずです。しかし、その人たちの救済の道は、現在、公的にはほとんど活用されていません。これも因果関係の証明が困難であるからです。結果、ほとんどの後遺症患者が救済されないまま放置され、無視されているのです。

病院の医師も、後遺症について、あまりにも無知な場合が多く、後遺症患者の人が頼れる相手がいないという問題も指摘されていました。

 

現在、少なくとも、はっきり言えることがいくつかあります。

①何回目の接種であっても、コロナワクチン接種後、亡くなる可能性があります。その確率は、最大で〝数千人に1人〟というワクチンとしては非常に高い割合である可能性が考えられています。しかし、そのデータは、まったく統計が取られていません。また、そもそも、厚労省は、接種後の死亡事例とワクチン接種との因果関係を解明する気がありません。したがって、コロナワクチンの安全性はいつまでも〝不明〟のままです。ですが、科学的には、自己免疫疾患を起こし、血栓を生じる危険性、また、交差免疫・自然免疫を抑える危険性が、かなり解明されてきているようです。

②ワクチン接種後、感染率、重症化率、死亡率は、多くの場合、低くなっていません。むしろ、4回目以降は、感染率・死亡率が急激に高くなる傾向があるようです。つまり、ワクチンの効果は、長期的には、ほぼ否定されております。コロナワクチン接種によって得られる獲得免疫は期間限定であり、一方で、ワクチン接種によって失われる自然免疫は半永久的に取り戻せないからです。

ワクチン接種による免疫効果は6カ月で消えるけれど、ワクチン接種による自然免疫の破壊効果は永続的で、重ね打ちによってダメージは蓄積されていくということです。

コロナワクチン接種を繰り返していると、ある時点で、獲得免疫の効果を自然免疫硬直化のダメージが凌駕するということです。そうなると、自然免疫が抑えられたことによって、ワクチン接種直後から、体質に大きな変化(虚弱化)を生じ、感染率・重症化率・感染死亡率が、かえって急激に上昇することになります。この分岐点が、一般的には4回目接種以降となるということです。

 

コロナワクチンの国民的な大規模接種は、巨視的に見て、人類の破滅をもたらす歴史的事件であり、我が国においては国家的な犯罪であり、民族的な悲劇です。やがて、コロナワクチン接種による被害は、コロナ感染症による被害を上回るということが統計的に立証され、コロナワクチン接種の破滅的な効果が実証され、いずれは科学によって、そのメカニズムが解明されるでしょう。

 

結論Ⅰ。4回目、5回目接種に絶対に行ってはならない

結論Ⅱ。児童・乳幼児へのワクチン接種は絶対に避けるべき

自然免疫を硬直化させ、脳の発達を阻害する悪影響リスクが、長期的に甚だしく破壊的になる可能性がある。

そもそも、生後6カ月〜4歳までの乳幼児へのコロナワクチン接種を認めている国は少ない。厚労省は、アメリカへの傾斜一辺倒で、EU諸国など、ほとんど認めていないのだが…。

 

 

 

※厚労省の分科会による一時金の初認定は、今年7月25日です。接種後に死亡した91歳の女性の遺族に一時金4420万円と葬祭料21万2千円が支払われました。次が9月9日で、90代と70代の男性の遺族に支払われました。そして10月17日には72歳の男性の遺族に、さらに11月7日には、44歳から87歳の男女6人の遺族に支払われました。

それでも、厚労省は11月25日現在の時点で、未だ一件も、コロナワクチン接種後の死亡とワクチンとの因果関係を認めていません

だから、上記の一時金支払いの行われた10例についても、接種したワクチンの種類も回数も、亡くなった人の氏名も、それぞれの症例の医学的知見についても、一切公表されていません

どう考えても、組織防衛の裁判対策であり、遺族の口封じの対策であって、コロナワクチン接種の問題を究明しようという態度ではありません。

日本は、これほどまでに、ファイザー・モデルナを有するアメリカの言いなりにならねばならないのでしょうか?

 

新型コロナワクチン、百害あって一利なし。