厚生労働省の報告によると、7月30日までに報告された、新型コロナ・ワクチン接種後、2週間以内の国内の死亡数は919人。

前回発表された7月16日から、2週間で168人が死亡した。1日あたりの平均死亡者数は12人。

ファイザー製ワクチンでは912人。

モデルナ製ワクチンでは7人が報告されている。

因みに、報告は医師の義務ではなく、任意である。

25日までのファイザー製ワクチン接種後の死亡例828件のうち、ワクチン接種との因果関係が否定されているものは3件、ワクチン接種との因果関係が不明のものが825件。モデルナ製ワクチン接種後の死亡例6件については、いずれもワクチン接種との因果関係は不明である。

ワクチン接種後、重篤な状態に陥った人は累計3330人。このうち、ファイザー接種後の重篤者は、男性1023人、女性2223人。モデルナ接種後の重篤者は、男性42人、女性42人。

接種後の重篤者数は、接種後の死亡者数の3〜4倍。

接種本数あたり重篤者数・死者数は、インフルエンザワクチンの50倍。

ワクチンは、自己責任で打つべき。

 

中日ドラゴンズの木下投手(27歳)は、6月28日に職域接種後、8日後の7月6日に、胸の苦しさを訴えて倒れ、人工呼吸器が必要な意識不明の重篤状態に陥った。その後、8月3日に、入院先で死亡した。接種後、25日目のことだった。

 

8月5日、日本のワクチン接種率は、1回接種率が46%、2回接種率が33%。

新型コロナ感染率は、総人口の1%未満。

8月6日のコロナ関連の1日の死亡者数は18人。(←ワクチン接種後の死亡者数の1.5倍に過ぎない。)

8月6日の全国の新規感染者数は15,487人。

感染致死率は、暫定で0.001%。(←インフルエンザ並みに低い。)

アメリカのCDCは、ワクチン接種済みなら、感染致死率は0.001%未満というデータを発表しているが、日本では、すでにそのレベルである。ここにおいても、アメリカ人と日本人の自然免疫の差を感じる。

 

厚生労働省が、新型コロナを感染症分類の5類に下げない理由がわからない。

第5波において、重症化率、死亡率が低くても、医療が逼迫するとしたら、コロナ病床数が、あいかわらず3%のままで、まったく増えず、保健所の業務が逼迫し、患者の症状が悪化するまで放置されているためだ。ワクチンを早期に接種済みの私立病院・町医者の多くが、感染初期のコロナ患者を診ようとしない。その最大の理由は、コロナを5類に下げないからだ。

 

今日、8月8日、16日間の東京オリンピックが無事に終わり、2024年のパリにバトンが渡された。

因みに、人口6700万人(日本の約半分)のフランスでは、8月4日、新規感染者数が28,784人、1日の死者数は48人。

フランスでは、8月6日、ワクチン接種状況は、1回接種率66%、2回接種率50%。日本の1.5倍の接種率でありながら、新規感染者数も1日の死者数も、人口あたりで日本の3〜4倍も出ている。

同じデルタ株に対して、明らかに日本より免疫が低い。そのため、マクロン大統領は、レストランや航空機や鉄道でのワクチン接種証明の提示義務化を推し進めており、国民の過半数は、その方針を支持しているが、一方で、反発する人も4割程度存在する。そして、義務化に反対する23万人参加の大規模デモが起こっている。

「ワクチン接種を拒否する自由を!」

 

 

〈参考データ〉

8月7日

イギリス 人口6700万人(日本の約半分) 

       ワクチン接種率1回目71%・2回完了59%

     新規感染者数28,229人 1日の死者数103人

アメリカ 人口3億2800万人(日本の約3倍) 

               ワクチン接種率1回目59%・2回完了51%

     新規感染者数42,221人 1日の死者数206人