インドでは、日本のマスコミが「世界最悪」と騒ぐほどには、コロナ感染が広まっていない。

 

「インドでは1日の新規感染者数が40万人(10万人あたり28人)だ」とか「今は20万人だ」とか、いかにも大変そうな数字を挙げて、この国のメディアは、連日、大げさに騒ぎたてているが、本当に頭がおかしい。どうかしている。

インドの人口は13億8000万人だ。人口3億3100万人のアメリカの4倍以上である。アメリカはピーク時には、1日25万人の新規感染者(10万人あたり75人)を出していた。現在でも、1日3万人程度(10万人あたり9人)の新規感染者を出している。

現在のインドの新規感染者は1日20万人程度(10万人あたり14人)だが、人口比で考えると、1日の感染者数は、現在、コロナからの順調な回復を喜んでいるアメリカの2倍もないのである。さらに、最盛期同士で比べると、インドの感染者数はアメリカの半分以下だ。

また、ブラジルは、ピーク時で1日の新規感染者数が8万人、現在でも、1日6万5000人程度である。しかし、ブラジルの人口は2億1260万人で、インドの1/6以下だから、人口比で考えると、現在も、インドのピーク時を超える感染者(10万人あたり30人)を、連日、出している状況だ。

フランスは、ピーク時で1日に5万人以上、現在でも毎日1万人以上の新規感染者を出している。フランスの人口は6530万人で、インドの1/20以下である。人口比で考えると、フランスは、ピーク時には、インドのピーク時の2.5倍の新規感染者を出していた。そして、現在でも、人口あたり(10万人あたり15人)ではインド以上に多くの感染者を出している。それでも、フランスはピーク時でさえ医療崩壊など起こさなかったし、今では、フランス政府は、「感染状況がある程度収まってきたから」と、ロックダウンからの大幅な規制緩和を始めているのだ。

現在のインドの新規感染者数は、スリランカ(10万人あたり13人)と何も変わらない。

 

コロナ関連死者数で考えても、「インドは累計死者30万人を超えた」とメディアは騒いでいるが、人口比ではフランスの1/7以下、アメリカの1/8以下、ブラジルの1/9以下である。実際には、インドの死者は累計100万人を超えているという見方もあるが、そうだとしても、人口比で考えるとフランスの1/2以下である。インドの累計死者数は、人口比では、せいぜいフィリピンやインドネシアに毛が生えた程度なのだ。

医療体制の充実度の違いから考えても、先進的医療を持ちながら、大量の死者を出している欧米と比べて、インドの死者数が、メディアで騒がれているほど深刻な数字とは思われない。もっと深刻な事態に陥っている国はいくらでもある。

例えば、今、現在の感染状況で考えても、南米諸国の方が、はるかに事態は深刻なのだ。

現在、インドの1日の死者数は4000人程だが、人口4494万人(インドの1/30以下)のアルゼンチンでは、5/25現在、連日3万人の新規感染者を出し、1日の死者は500人ほど、累計死者数は7万5000人にのぼる。1日の新規感染者数(10万人あたり67人)でも1日の死者数でも累計死者数でも、人口比でインドの3〜7倍の被害と犠牲を出している。

人口5000万人(インドの1/27以下)のコロンビアでは、5/25現在、連日2万人の新規感染者(10万人あたり40人)を出し、1日の死者は500人弱、累計死者数は8万5000人を超える。こちらも人口比でインドの3〜7倍の被害と犠牲を出している。

ロシアだって、人口比でインドの4倍の累計死者数を出している。結局、欧州や米大陸に比べると、アジアのコロナ禍は、最小限で被害が抑えられている。変異種が生まれても、その状況に大きな変化はない。

 

「マレーシアが、人口比でインドの1日の新規感染者数を超えた(10万人あたり21人)」というニュースもあるが、これもくだらない。そもそも、インドの感染者数が大したことないのだから、それを超えるのは、どこの国でも簡単である。マレーシアの感染者数も、実は大したことないのだ。

なぜ、このように中身のない空ニュースで騒ぐのか。

 

沖縄だって、全国ニュースでは、1日の新規感染者が300人を超えたとか、人口あたりでは1日の感染者が国内で過去最高(10万人あたり20人超えた←インドを超えている)と言われているが、住んでいる実感としては、そんな緊張感はどこにもない。

レストランは、お客さんでいっぱいで、年寄りも、みんな、集まって楽しく食事している。警戒心とかストレスとか不安とか、県民には無縁の世界だ。もちろん、マスク会食など誰もしない。

中学生も高校生も、部活動の県大会が行われている。当然、大会前の練習も普通に行われている。小中高、授業はすべて対面授業だ。多少のクラスターは出ているが、子どもたちは基本的に無症状が多い。

那覇市内の居酒屋は、さすがに、ここ数日、ほとんど夜店を閉めるようになったが、それは、これまで玉城デニー知事が休業要請出さなかったのが悪い。沖縄は飲み屋が多すぎる。酔っ払った琉大生が、大学構内で、留学生をクルマで轢いた事件があった。老いも若きも、酒飲みの無軌道ぶりは目にあまる

県民は、何もコロナに怯えていない。気にしていない。日常生活には、それぞれの個人にとって気がかりなことは、他にいくらでもあるからだ。

実際、私の親戚や知り合いで、コロナに感染した人など、これまで一人もいない。

だから、沖縄県民の多くは、コロナの心配などしていない。そもそも、この県の感染者数、死者数は、インドやマレーシア同様に、何も高くないからだ。騒いでいるのはメディアだけだ。

それでも、この国が医療崩壊に陥るとしたら、それはコロナのせいではない。実際の理由は、医療システムが、まともに機能していないからだ。欧米では、日本の10倍以上の感染者を出しても、医療崩壊など起こさない。医師会という利益団体がのさばっているうちは、いつまでたっても、この国の医療は、公益性あるシステムとして機能しないだろう。

コロナの蔓延で、一つ良かったことは、「医師会が利己的な圧力団体であること」が世に知られたことと、「メディアが一切それを正面から批判しない、ワクチンの批判もしない、製薬会社と病院の既得権益の守護者であること」が明らかになったこと、「市民が簡単に老人ホームに入れなくなったこと」ぐらいだろうか。

 

どうして、この国のメディアは、これほどまでに印象操作が大好きなのだろうか?

国民を不必要に怖がらせて、楽しんでいるとしか思えない。

実に悪質である。

「コロナは怖いぞ、家から出るな、ワクチン打て!」と言いたいのだろう。

その意図は、「コロナ怖い!」→「頼みの綱はワクチンだけ!」→「早くワクチンを打とう!」という意識を国民に喚起させ、そのように国民の行動を誘導することにある。

コロナ禍とワクチンの問題は、本質的には「病院の営業の自由」「圧力団体としての医師会・医療機関側の利益」と「個人の自己決定権と幸福追求権」「デパート・映画館などの営業の自由」と「国家の安全保障(自衛権)」の三つ巴のぶつかり合いだ。メディアが、そのうち一方に加担してどうするのだ。

政府がゼロリスクを求める国民に引きずられるのは、ある程度、仕方がないとしても、メディアがメガファーマの手先になってはいけない。

 

ドイツのメルケルさんは12才以上に接種を決めたとか、海外メディアや知識人らの「ワクチン信仰」は、さらに狂信的ではあるが、日本の専門家やメディアは、海外メディアの報道の論調を無批判に取り込み、影響をもろに受け、容易に同じ色に染まりやすい。しかも、「欧米リベラル・メディアと同じ色(思想)に染まって同化できた自分を誇りに思う」という、実に屈折した欧米至上主義のコンプレックスに心を支配されている人が多い。

残念なことである。

 

そもそも、毎年、風邪ウイルスによる肺炎で9万人が亡くなっている国で、なぜ、わずか1万2000人のコロナウイルス関連死だけが、ここまでクローズアップされ、問題視されるのか?

騒がず、静かに、普通に暮らしていれば、コロナなど我々の敵ではない。

そもそも、我が国では総人口の1%(120万人)しか感染していない、そして、新型インフル並みの死者(1万2000人/総人口の0.01%)しか出ていないウイルス感染を抑えるのに、長期的な副反応や後遺症のはっきりしないワクチンに頼る必要などまったくないのだ。

12歳以上に接種するとか、まともな判断力も失っているようだ。コロナ以前に、脳が既に新種の別ウイルスに侵されてしまっているのか。

 

それにしても、ここまでメディアの情報が操作されるのは、「コロナ・ワクチン接種で妊娠を抑制して、『口減らし』のために、人類の増え過ぎた人口を減らそう」という世界的な裏の合意でもあるのだろうか?

日本でも、これから職場でのワクチン接種が始まると、間違いなく強い同調圧力に晒されることになるだろう。医療従事者たちの場合と同様に、未知のワクチンなど本当は打ちたくない人たちが、さらに大勢、嫌々ながら仕方なく接種をすることになるに違いない。

 

 

 

〈沖縄県内の10万人あたりの陽性者数(5/26〜6/1)〉

①与那国町→291人

②石垣市→218人

③浦添市→180人

④沖縄市→162人

⑤宜野湾市→162人

⑥那覇市→156人

⑦西原町→136人

⑧北中城村→133人

⑨宮古島市→110人

⑩北谷町→103人

⑪嘉手納町→102人

⑫うるま市→98人

⑬豊見城市→96人

⑭八重瀬町→93人

⑮南風原町→91人

⑯恩納村→91人

⑰名護市→74人

⑱伊是名村→70人

⑲宜野座村→66人

⑳与那原町→66人

㉑糸満市→63人

㉒中城村→56人

㉓南城市→46人

㉔金武町→43人

㉕読谷村→41人