厚労省統計によると、2020年度1〜6月の離婚数は10万組で、昨年同期より1万組以上減ったことが、27日、明らかとなりました。

当初、「コロナ離婚」が増えるのではないかと心配されていましたが、むしろ、コロナ禍によって離婚数は10%近く減少したのです。

 

先が見えない経済への危機感から、離婚後、自立して生きていくことに困難を予想して、離婚に二の足を踏んだ人が多いのかもしれません。

あるいは、自宅で一緒にいる時間が増えたことで、ストレスが増えた夫婦よりも、互いに向き合い、共に生きている感覚を取り戻した夫婦の方が多かったのかもしれません。

 

学生も含めて多くの働き過ぎの日本人にとっては、自宅待機の日々が、貴重な自由時間、ある種のバカンスになったということではないでしょうか。

逆に、危機において、相手の態度や価値観や感じ方に我慢できなくなるとすれば、そのことが早くわかってよかったと思えるのではないでしょうか。

 

長い人生、自分を偽って、一生、我慢し続けても、おそらく、いいことはあまりありません。

一方で、この時間が、自分を見つめ直す機会になるとともに、互いに思い合えることが増えるなら、夫婦の関係は深まるでしょう。