籠池氏が、安倍昭恵首相夫人を、学校建設予定地に案内して、「緑の豊かな自然の中で、田んぼとかもあって、子どもたちには理想的な学習環境で、教育を受けてもらいたい、うんたらかんたら」と説明。
籠池氏「どうですか、この土地!」
昭恵さん「いい田んぼになりそうですね。」
籠池氏「いやいや、ここは学校予定地ですから。」
しかし、昭恵さんの心の中には、緑の田園風景が広がっている。そして、その田んぼの中で、子どもたちが泥んこになって楽しく田植えをしている。素晴らしい!
昭恵さん「それはいい土地ですね。ぜひ前に進めてください。」
後日、籠池氏「昭恵さんは、『いい土地ですね、ぜひ前に進めてください』と言ってくださいました。」
(この部分だけ、執拗に言いふらし続ける。)
さらに後日、昭恵さん「そんなことは言ってません。(多分、本気で忘れている。)いい田んぼになりますねって言っただけです。」
さらに、昭恵さん「野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね」というフェイスブックの書き込みに「いいね!」をつける。
自分のフェイスブックのコメントには、どんな意見に対しても「いいね!」をつけるとか。昭恵さん、本当に天然・・・。
昭恵さんが名誉職を務めていた団体は55団体。平安時代の荘園寄進と一緒で、皇室や総理夫人などの名前を組織の長として求める団体は、当然多いわけだが・・・。
「来るものは拒まず」の人の良さと積極性が、逆に裏目に出ている感は否めない。
森友問題に関する財務省の文書改ざんがあったことが判明して、国会での野党の追及も激しくなり、マスコミ報道も政府批判一色になった。首相官邸を囲む反政府デモを扱うメディアの報道姿勢も、ますます一方的になり、国の情勢は、刻一刻と韓国の「ロウソク民主主義」状態に近づいてきた。
今もなお、朴槿恵大統領を奈落に突き落とし、李明博元大統領を監獄にぶち込み、ムンジェイン大統領を高みへと押し上げ続けている、あの妄想パワー全開の不気味なムーブメントの再現である。まさか、その異次元パワーの波が、この日本にまで押し寄せるとは予想していなかったが、こうなると、あたかも、国を挙げての反安倍内閣キャンペーンの渦中にいるかのようだ。
しかし、この程度の左派メディアによる民衆煽動で、国民の内閣支持率が、たちどころに30%台(日テレ30%、朝日31%、毎日33%、共同通信39%➡︎3/18調査)にまで落ち込んでしまったのは、まったく残念なことだ。
安倍内閣支持者が、アメリカのトランプ大統領支持者(CNN35%、ラスムッセン社50%➡︎2/27調査)程にも、揺るぎない意志を持ち得ないのは、なぜだろうか。
それだけ、日本国民の方が、マスメディアへの無邪気すぎる誤った信頼を持ち続けているあらわれかもしれない。実際、メディアによる世論誘導の恐れについて、あまりにも鈍感でナイーブで警戒心がなさすぎるのではないか、と感じることも多い。
特に、テレビに関しては、国民の「テレビが嘘をつくわけがない」という根拠のない思い込みが激しい。テレビ番組もまた、非常に有効なプロパガンダの手段であることを知らないかのようだ。
メディアは、自らの報道意図に合わせて、自在に発言者のコメントを切りとって、情報を加工して報じるのが普通だ。マスコミは、発言者の真意は、まったくかえりみない。これが、メディアによる意図的な情報操作(プロパガンダ)である。
メディアに踊らされ、昭恵夫人に対して腹を立てている人たちは、自分が何に対して腹を立てているのか、果たして本当にわかっているのだろうか。
今回、内閣支持率で最も高い数字を出した共同通信社(39%)だが、実は、朝日・毎日ほどではないが、もともとそれなりに強烈な左派色がある報道機関なのだ。それでも、朝日(31%)よりは8ポイント、毎日(32%)よりは7ポイント支持率が高い。
それに対して、日テレ(NNN➡︎30%)の場合は、保守中道の読売系列であるにもかかわらず、一部に極端な左翼活動家が混じっているという噂が、以前からあったわけだが、共同通信より9ポイントも低いところから考えて、その噂には、かなりの信憑性があるのかもしれない。
あるいはNHKの調査なら、内閣支持率40%を超えるかもしれないし、右派のフジ・サンケイ(FNN)が調査すると、支持率45%ぐらいになる可能性もある。(*ちなみに3/25の内閣支持率世論調査では、テレ朝ANNが33%、日経が42%であった。)
トランプ政権に対するCNN(35%)とラスムッセン社(50%)の支持率の誤差が15ポイントだから、日本の場合も、支持率に15ポイント程度の誤差があったとしても、なんら不思議ではない。
ともかく、最近は、世界中どこでも、マスメディアの報道は、一種のプロパガンダである。左派のトランプ憎し、安倍憎しの意識は根深い。韓国の場合も、同じだ。
しかし、朴槿恵大統領の場合も、昭恵夫人の場合も、本当に悪いのは崔順実氏と官僚であり、籠池氏と財務官僚である。本人(朴槿恵大統領と安倍首相)には、多少の監督責任があるとはいえ、辞職する必要などまったくないし、まして罷免されるなど、本来はあり得ない。昭恵さんも、そこまで責められることは何もしていない。
いや、本当は、この問題全体が、本来「人が監獄や死に追いやられるような、それほど大きな問題ではない」のだ。国有地の売却において、この程度の値引きは、ざらにあることだ。森友の値引きを問題にするなら、民主党政権時代に14億2000万円の土地を2000万円(実質は−300万円*)で売った森友の隣地の野田中央公園の例など、他にも問題にしなければならない事例は、いくらでもでてくる。
森友学園の国有地売買を担当していた近畿財務局の職員の方が、公務員組織の中で精神的に追い詰められて自殺したのは、かえすがえすも残念なことだった。
しかし、その死自体は、直接、昭恵さんの責任ではない。
そもそも、安倍昭恵夫人が「空気読めない」人であることは、以前から周知の事実である。
沖縄高江の反基地運動テント小屋への突然の訪問についても、大麻使用禁止反対の個人的な見解表明に関しても、脱原発の意見表明にしてもそうだが、自分で正しいと思ったことは、夫の反対をものともせずに突き進む面があることは、よく知られている。基本的に善意ではあるが、往々にして現実を知らない場違いな善意である。
そういう首相夫人の無邪気で純粋で、ある意味、考えの浅い面を、今回、籠池氏にも、うまく利用されてしまったことは明らかだ。脇があまいとか、そういうレベルではなくて、本当に「世間知らずのお人好し」なのだと思う。それで、言っちゃいけない社交辞令を言ってしまった。
けれども、本人が直接、財務省に圧力をかけたり、影響力を及ぼしたわけではなく、籠池氏が昭恵さんの名前を繰り返し利用しただけだ。所詮、その程度の事であって、昭恵さんが国会喚問されるべき問題ではない。
野党やマスコミにしても、そんなことは百も承知だろう。全部承知している上での国民煽動には、明白な「悪意」が感じられる。結局は、その悪意の匂いを嗅ぎ分けられるかどうかで、明暗が分かれる、ということだろうか。
彼ら、野党や左派マスコミや運動家たちの悪意の裏には、「悪の権化である安倍内閣と戦う我々は正義である」という〝絶対善〟妄想がある。そして、この極めて自己愛に満ちた妄想が、「安倍は絶対悪」という彼らのルサンチマン的〝勘違い〟を、強固なものにしている。「安倍は戦争をしたがっている」と彼らは言うが、まったく意味不明だ。
安倍昭恵夫人は、森友学園の保守的な教育方針に感激して、籠池氏を応援したくなったわけだが、真実は、愚かにも、そのように思わされ、はめられたのだ。
籠池氏は、そもそも、個人的な野心のために、右翼思想信奉者の皮をかぶって、いかにも保守びいきであるかのように演出し、権力に取り入ろうとしてきた。そうして、保守政治家たちの歓心を買い、昭恵夫人の私人としての無邪気な好意を利用したわけだ。
昭恵さんには、公人として財務省に圧力をかける意志は微塵もなかったろう。だが、無防備な彼女を利用しようとする悪党は、世の中に沢山いる。
右にも左にも、己の野心のためだけに生きる者は多いし、一方で、そういう狡猾なハイエナ連中に、すっかり騙されてしまう純朴な人たちも多いものだ。
省庁の公務員たちも、保身と野心に促され、そうした「首相夫人」という権力の匂いに引き寄せられる。そして、己の保身と出世欲から、容易に省庁内の〝空気〟におもねるようになってしまった。「長いものには巻かれよ」と言うか「空気読みすぎ」と言うか、これが組織による〝忖度〟というものだろう。
繰り返すが、森友問題の進展経緯は、韓国の崔順実事態と構造がよく似ている。よく考えてみよう。崔順実事態は、本当に朴槿恵大統領のせいだろうか。むしろ、世間知らずで清廉潔白な大統領の知らないところで、汚職の事態は動いていたのではないか。事実、朴槿恵大統領は1ウォンも受け取ってはいないのだ。
昭恵夫人にしても、同じだろう。何の利益も享受してはいない。総じて、彼らは利用されただけの浅はかな被害者なのだ。そして、被害者である昭恵さんを、野党やマスコミの猛禽攻撃から守ろうとして、痛くもない腹を探られるのを嫌った財務省が〝忖度〟した結果、公文書書き換え問題が起こってしまった。
結局、「事の元凶は、火のないところに無理やり煙を立てた、野党や左派マスコミや左翼市民の悪意にある」というのが、真相ではないだろうか。
「籠池出して、昭恵を入れろ!」「籠池出して、安倍辞めろ!」「野党頑張れ、官僚頑張れ!」と、反政府デモをする人々は叫んでいる。
しかし、安倍首相は絶対悪ではないし、あなたたちも絶対善ではない。
昭恵夫人は、愚かかもしれないが、私たちだって、実は同じくらい愚かだったりするのだ。
昭恵夫人は、夫に依存し、甘えているかもしれないが、あなたたちもまた、親や夫や妻に、依存し甘えているのではないか。
いったい、あなたたちは、誰のどんな罪を裁いて非難しているのだ。
財務省は忖度したかもしれないが、それだけ個人の気骨や分別が失われてきている日本社会全体の問題であって、安倍政権にすべての罪を着せるのは間違いだ。
私たちもまた、日常、忖度して生きているのではないか。
安倍政権に、どれ程の非があり、悪があったというのか、どうか冷静に測ってみて欲しい。その上で、あなたたちの非難は、適切で妥当なのか、そして、その批判は本当にこの国を救うのか、そこを、よく考えてみて欲しい。
一方的な思い込みと願望だけで他者を攻撃するのはフェアではない。特に、メディアが、そんな偏ったプロパガンダをするなら、国が滅んでしまう。
ところが、実際には、「家庭内野党」としての、これまでの昭恵さんの自由奔放な活動については、マスコミはまったく報道しようとしない。そして、森友問題の真実(「実は、昭恵さんの天然ぶりが引き起こした事態であり、本質的には、さほどたいした問題ではない」)を隠蔽することで、世論を間違った方向へ導いている。
それにしても、自民党の議員たちや省庁の対応も、実にお粗末だ。頭脳優秀で闘争能力の高い左翼に対抗するには、あまりにも手際が悪い。
総じて、公務員というものは、自分の人生を賭けた修羅場をくぐり抜けてきた経験が少なく、いざという時の危機管理能力が低すぎる。役所内における職員相互の人間的な信頼感も実に乏しい。都合が悪くなると、いとも簡単に、同僚や部下を見捨て、切り捨てる。
本来優秀な方達だとは思うのだが、受けに回った時の精神面の脆さが際立つ。そうならないよう、もう少し、ドッシリと構えて、日頃から信念を持って行動して欲しい。一部市民の悪意によって、国政がここまで翻弄されるようでは、あまりに情けないではないか。
そして、日本国民もまた、北朝鮮の金正恩、中国の習近平、韓国の文在寅、ロシアのプーチン、アメリカのトランプと対等に渡り合える政治家が、今現在、安倍首相以外にいるのかどうか、よくよく冷静に考えてみて欲しい。
はっきり言って、枝野さんでは、この国は絶対に立ちゆかないだろう。かと言って、石破さんでも岸田さんでも心許ない。二階さんとか、到底無理だし、志位さんなどは悪夢でしかない。
ちなみに、3/25の朝日(ANN)の調査で、枝野さんの立憲民主党の支持率は16%、志位さんの共産党の支持率は5%である。どれほど自民の支持率(40%)が落ちても、野党の支持率はまったく上がらない。野党に国民の期待はないということだ。とは言え、自民の若手、小泉進次郎さんとか野田聖子さんが次期総裁という可能性も、今のところは、あり得ない。
さあ、ほかに誰がいる?
*野田中央公園(9500㎡)は、森友学園小学校用地(8800㎡)に隣接する公有地。
2010年に、民主党政権時代に、豊中市に14億2000万円で売却。
2017年2月9日、朝日新聞が、この二つの公有地の売却価格を比較して、「森友学園用地が、本来9億6000万円のところ、ゴミの撤去費用8億3000万円を値引きして、1億3000万円で売却されたのは、野田中央公園の売却価格14億2000万円の1/10ではないか!」と報道。
しかし、野田中央公園の売却の経緯を見ると、実際には次のようになる。
2010年2月22日、国は豊中市へ住宅市街地総合整備事業の国庫補助金(7億1,193万円)交付決定
2010年3月10日、当該地の売買契約を行う(契約金額は14億2,386万3,000円)
2010年3月12日、国が豊中市へ地域活性化・公共投資臨時交付金(6億9,069万円)交付決定
つまり、14億2000万円の価格の土地に、14億円の国庫補助金が出ているので、実質価格は2000万円ということになる。森友学園用地の1/6だ。ちなみに、辻元清美氏は、当時、国土交通省の副大臣だった。
そういえば、民主党政権のスローガンは「コンクリートから人へ」である。各省庁の民主党政権への忖度があったのだろうか。
加えて、この野田中央公園用地は、売却後、土壌汚染が判明し、国から豊中市に2300万円の賠償金が、別途支払われた。つまり、豊中市は、結果的に、国に一銭も支払うことなく、それどころか〝ただの土地〟を所有する報酬(?)として、国から300万円もらったことになる。夢のような話である。
従って、野田中央公園用地の実質売却価格は、正確には➖300万円(!)と言わなければならない。
こんなおいしい話はない。
朝日新聞は、買った側の実質的負担額として、森友学園の1億3000万円と野田中央公園の➖300万円を比較すべきだったのだ。「籠池氏という個人への値引きと、豊中市という地方公共団体への値引き(補助金)ではわけが違う」と言うのなら、そもそもこんな無意味な比較を、はじめからするべきではなかった。少なくとも、朝日の比較の仕方は、非常に姑息である、と感じられる。これが、まさに、メディアによる印象操作というものだろう。
また、「辻元清美氏が関西生コンと癒着して、野田中央公園用地の確保に動いた」という問題の検証は、大手メディアは一切手をつけようとしない。「安倍政権を利することになる」からだ。
**3月27日、国会での証人喚問で、佐川氏はよくやったと思う。ご苦労さまでした、と言いたい。
佐川氏は、虚偽発言をすれば偽証罪に問われる証人喚問の場で、森友問題に関して、政府官邸と麻生財務大臣と昭恵夫人の関与を完全に否定しただけでなく、その圧力や影響力も明確に否定した。
これを持って、森友問題と政権との関係疑惑は、ほぼ払拭されたと見ていいだろう。
籠池氏「どうですか、この土地!」
昭恵さん「いい田んぼになりそうですね。」
籠池氏「いやいや、ここは学校予定地ですから。」
しかし、昭恵さんの心の中には、緑の田園風景が広がっている。そして、その田んぼの中で、子どもたちが泥んこになって楽しく田植えをしている。素晴らしい!
昭恵さん「それはいい土地ですね。ぜひ前に進めてください。」
後日、籠池氏「昭恵さんは、『いい土地ですね、ぜひ前に進めてください』と言ってくださいました。」
(この部分だけ、執拗に言いふらし続ける。)
さらに後日、昭恵さん「そんなことは言ってません。(多分、本気で忘れている。)いい田んぼになりますねって言っただけです。」
さらに、昭恵さん「野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね」というフェイスブックの書き込みに「いいね!」をつける。
自分のフェイスブックのコメントには、どんな意見に対しても「いいね!」をつけるとか。昭恵さん、本当に天然・・・。
昭恵さんが名誉職を務めていた団体は55団体。平安時代の荘園寄進と一緒で、皇室や総理夫人などの名前を組織の長として求める団体は、当然多いわけだが・・・。
「来るものは拒まず」の人の良さと積極性が、逆に裏目に出ている感は否めない。
森友問題に関する財務省の文書改ざんがあったことが判明して、国会での野党の追及も激しくなり、マスコミ報道も政府批判一色になった。首相官邸を囲む反政府デモを扱うメディアの報道姿勢も、ますます一方的になり、国の情勢は、刻一刻と韓国の「ロウソク民主主義」状態に近づいてきた。
今もなお、朴槿恵大統領を奈落に突き落とし、李明博元大統領を監獄にぶち込み、ムンジェイン大統領を高みへと押し上げ続けている、あの妄想パワー全開の不気味なムーブメントの再現である。まさか、その異次元パワーの波が、この日本にまで押し寄せるとは予想していなかったが、こうなると、あたかも、国を挙げての反安倍内閣キャンペーンの渦中にいるかのようだ。
しかし、この程度の左派メディアによる民衆煽動で、国民の内閣支持率が、たちどころに30%台(日テレ30%、朝日31%、毎日33%、共同通信39%➡︎3/18調査)にまで落ち込んでしまったのは、まったく残念なことだ。
安倍内閣支持者が、アメリカのトランプ大統領支持者(CNN35%、ラスムッセン社50%➡︎2/27調査)程にも、揺るぎない意志を持ち得ないのは、なぜだろうか。
それだけ、日本国民の方が、マスメディアへの無邪気すぎる誤った信頼を持ち続けているあらわれかもしれない。実際、メディアによる世論誘導の恐れについて、あまりにも鈍感でナイーブで警戒心がなさすぎるのではないか、と感じることも多い。
特に、テレビに関しては、国民の「テレビが嘘をつくわけがない」という根拠のない思い込みが激しい。テレビ番組もまた、非常に有効なプロパガンダの手段であることを知らないかのようだ。
メディアは、自らの報道意図に合わせて、自在に発言者のコメントを切りとって、情報を加工して報じるのが普通だ。マスコミは、発言者の真意は、まったくかえりみない。これが、メディアによる意図的な情報操作(プロパガンダ)である。
メディアに踊らされ、昭恵夫人に対して腹を立てている人たちは、自分が何に対して腹を立てているのか、果たして本当にわかっているのだろうか。
今回、内閣支持率で最も高い数字を出した共同通信社(39%)だが、実は、朝日・毎日ほどではないが、もともとそれなりに強烈な左派色がある報道機関なのだ。それでも、朝日(31%)よりは8ポイント、毎日(32%)よりは7ポイント支持率が高い。
それに対して、日テレ(NNN➡︎30%)の場合は、保守中道の読売系列であるにもかかわらず、一部に極端な左翼活動家が混じっているという噂が、以前からあったわけだが、共同通信より9ポイントも低いところから考えて、その噂には、かなりの信憑性があるのかもしれない。
あるいはNHKの調査なら、内閣支持率40%を超えるかもしれないし、右派のフジ・サンケイ(FNN)が調査すると、支持率45%ぐらいになる可能性もある。(*ちなみに3/25の内閣支持率世論調査では、テレ朝ANNが33%、日経が42%であった。)
トランプ政権に対するCNN(35%)とラスムッセン社(50%)の支持率の誤差が15ポイントだから、日本の場合も、支持率に15ポイント程度の誤差があったとしても、なんら不思議ではない。
ともかく、最近は、世界中どこでも、マスメディアの報道は、一種のプロパガンダである。左派のトランプ憎し、安倍憎しの意識は根深い。韓国の場合も、同じだ。
しかし、朴槿恵大統領の場合も、昭恵夫人の場合も、本当に悪いのは崔順実氏と官僚であり、籠池氏と財務官僚である。本人(朴槿恵大統領と安倍首相)には、多少の監督責任があるとはいえ、辞職する必要などまったくないし、まして罷免されるなど、本来はあり得ない。昭恵さんも、そこまで責められることは何もしていない。
いや、本当は、この問題全体が、本来「人が監獄や死に追いやられるような、それほど大きな問題ではない」のだ。国有地の売却において、この程度の値引きは、ざらにあることだ。森友の値引きを問題にするなら、民主党政権時代に14億2000万円の土地を2000万円(実質は−300万円*)で売った森友の隣地の野田中央公園の例など、他にも問題にしなければならない事例は、いくらでもでてくる。
森友学園の国有地売買を担当していた近畿財務局の職員の方が、公務員組織の中で精神的に追い詰められて自殺したのは、かえすがえすも残念なことだった。
しかし、その死自体は、直接、昭恵さんの責任ではない。
そもそも、安倍昭恵夫人が「空気読めない」人であることは、以前から周知の事実である。
沖縄高江の反基地運動テント小屋への突然の訪問についても、大麻使用禁止反対の個人的な見解表明に関しても、脱原発の意見表明にしてもそうだが、自分で正しいと思ったことは、夫の反対をものともせずに突き進む面があることは、よく知られている。基本的に善意ではあるが、往々にして現実を知らない場違いな善意である。
そういう首相夫人の無邪気で純粋で、ある意味、考えの浅い面を、今回、籠池氏にも、うまく利用されてしまったことは明らかだ。脇があまいとか、そういうレベルではなくて、本当に「世間知らずのお人好し」なのだと思う。それで、言っちゃいけない社交辞令を言ってしまった。
けれども、本人が直接、財務省に圧力をかけたり、影響力を及ぼしたわけではなく、籠池氏が昭恵さんの名前を繰り返し利用しただけだ。所詮、その程度の事であって、昭恵さんが国会喚問されるべき問題ではない。
野党やマスコミにしても、そんなことは百も承知だろう。全部承知している上での国民煽動には、明白な「悪意」が感じられる。結局は、その悪意の匂いを嗅ぎ分けられるかどうかで、明暗が分かれる、ということだろうか。
彼ら、野党や左派マスコミや運動家たちの悪意の裏には、「悪の権化である安倍内閣と戦う我々は正義である」という〝絶対善〟妄想がある。そして、この極めて自己愛に満ちた妄想が、「安倍は絶対悪」という彼らのルサンチマン的〝勘違い〟を、強固なものにしている。「安倍は戦争をしたがっている」と彼らは言うが、まったく意味不明だ。
安倍昭恵夫人は、森友学園の保守的な教育方針に感激して、籠池氏を応援したくなったわけだが、真実は、愚かにも、そのように思わされ、はめられたのだ。
籠池氏は、そもそも、個人的な野心のために、右翼思想信奉者の皮をかぶって、いかにも保守びいきであるかのように演出し、権力に取り入ろうとしてきた。そうして、保守政治家たちの歓心を買い、昭恵夫人の私人としての無邪気な好意を利用したわけだ。
昭恵さんには、公人として財務省に圧力をかける意志は微塵もなかったろう。だが、無防備な彼女を利用しようとする悪党は、世の中に沢山いる。
右にも左にも、己の野心のためだけに生きる者は多いし、一方で、そういう狡猾なハイエナ連中に、すっかり騙されてしまう純朴な人たちも多いものだ。
省庁の公務員たちも、保身と野心に促され、そうした「首相夫人」という権力の匂いに引き寄せられる。そして、己の保身と出世欲から、容易に省庁内の〝空気〟におもねるようになってしまった。「長いものには巻かれよ」と言うか「空気読みすぎ」と言うか、これが組織による〝忖度〟というものだろう。
繰り返すが、森友問題の進展経緯は、韓国の崔順実事態と構造がよく似ている。よく考えてみよう。崔順実事態は、本当に朴槿恵大統領のせいだろうか。むしろ、世間知らずで清廉潔白な大統領の知らないところで、汚職の事態は動いていたのではないか。事実、朴槿恵大統領は1ウォンも受け取ってはいないのだ。
昭恵夫人にしても、同じだろう。何の利益も享受してはいない。総じて、彼らは利用されただけの浅はかな被害者なのだ。そして、被害者である昭恵さんを、野党やマスコミの猛禽攻撃から守ろうとして、痛くもない腹を探られるのを嫌った財務省が〝忖度〟した結果、公文書書き換え問題が起こってしまった。
結局、「事の元凶は、火のないところに無理やり煙を立てた、野党や左派マスコミや左翼市民の悪意にある」というのが、真相ではないだろうか。
「籠池出して、昭恵を入れろ!」「籠池出して、安倍辞めろ!」「野党頑張れ、官僚頑張れ!」と、反政府デモをする人々は叫んでいる。
しかし、安倍首相は絶対悪ではないし、あなたたちも絶対善ではない。
昭恵夫人は、愚かかもしれないが、私たちだって、実は同じくらい愚かだったりするのだ。
昭恵夫人は、夫に依存し、甘えているかもしれないが、あなたたちもまた、親や夫や妻に、依存し甘えているのではないか。
いったい、あなたたちは、誰のどんな罪を裁いて非難しているのだ。
財務省は忖度したかもしれないが、それだけ個人の気骨や分別が失われてきている日本社会全体の問題であって、安倍政権にすべての罪を着せるのは間違いだ。
私たちもまた、日常、忖度して生きているのではないか。
安倍政権に、どれ程の非があり、悪があったというのか、どうか冷静に測ってみて欲しい。その上で、あなたたちの非難は、適切で妥当なのか、そして、その批判は本当にこの国を救うのか、そこを、よく考えてみて欲しい。
一方的な思い込みと願望だけで他者を攻撃するのはフェアではない。特に、メディアが、そんな偏ったプロパガンダをするなら、国が滅んでしまう。
ところが、実際には、「家庭内野党」としての、これまでの昭恵さんの自由奔放な活動については、マスコミはまったく報道しようとしない。そして、森友問題の真実(「実は、昭恵さんの天然ぶりが引き起こした事態であり、本質的には、さほどたいした問題ではない」)を隠蔽することで、世論を間違った方向へ導いている。
それにしても、自民党の議員たちや省庁の対応も、実にお粗末だ。頭脳優秀で闘争能力の高い左翼に対抗するには、あまりにも手際が悪い。
総じて、公務員というものは、自分の人生を賭けた修羅場をくぐり抜けてきた経験が少なく、いざという時の危機管理能力が低すぎる。役所内における職員相互の人間的な信頼感も実に乏しい。都合が悪くなると、いとも簡単に、同僚や部下を見捨て、切り捨てる。
本来優秀な方達だとは思うのだが、受けに回った時の精神面の脆さが際立つ。そうならないよう、もう少し、ドッシリと構えて、日頃から信念を持って行動して欲しい。一部市民の悪意によって、国政がここまで翻弄されるようでは、あまりに情けないではないか。
そして、日本国民もまた、北朝鮮の金正恩、中国の習近平、韓国の文在寅、ロシアのプーチン、アメリカのトランプと対等に渡り合える政治家が、今現在、安倍首相以外にいるのかどうか、よくよく冷静に考えてみて欲しい。
はっきり言って、枝野さんでは、この国は絶対に立ちゆかないだろう。かと言って、石破さんでも岸田さんでも心許ない。二階さんとか、到底無理だし、志位さんなどは悪夢でしかない。
ちなみに、3/25の朝日(ANN)の調査で、枝野さんの立憲民主党の支持率は16%、志位さんの共産党の支持率は5%である。どれほど自民の支持率(40%)が落ちても、野党の支持率はまったく上がらない。野党に国民の期待はないということだ。とは言え、自民の若手、小泉進次郎さんとか野田聖子さんが次期総裁という可能性も、今のところは、あり得ない。
さあ、ほかに誰がいる?
*野田中央公園(9500㎡)は、森友学園小学校用地(8800㎡)に隣接する公有地。
2010年に、民主党政権時代に、豊中市に14億2000万円で売却。
2017年2月9日、朝日新聞が、この二つの公有地の売却価格を比較して、「森友学園用地が、本来9億6000万円のところ、ゴミの撤去費用8億3000万円を値引きして、1億3000万円で売却されたのは、野田中央公園の売却価格14億2000万円の1/10ではないか!」と報道。
しかし、野田中央公園の売却の経緯を見ると、実際には次のようになる。
2010年2月22日、国は豊中市へ住宅市街地総合整備事業の国庫補助金(7億1,193万円)交付決定
2010年3月10日、当該地の売買契約を行う(契約金額は14億2,386万3,000円)
2010年3月12日、国が豊中市へ地域活性化・公共投資臨時交付金(6億9,069万円)交付決定
つまり、14億2000万円の価格の土地に、14億円の国庫補助金が出ているので、実質価格は2000万円ということになる。森友学園用地の1/6だ。ちなみに、辻元清美氏は、当時、国土交通省の副大臣だった。
そういえば、民主党政権のスローガンは「コンクリートから人へ」である。各省庁の民主党政権への忖度があったのだろうか。
加えて、この野田中央公園用地は、売却後、土壌汚染が判明し、国から豊中市に2300万円の賠償金が、別途支払われた。つまり、豊中市は、結果的に、国に一銭も支払うことなく、それどころか〝ただの土地〟を所有する報酬(?)として、国から300万円もらったことになる。夢のような話である。
従って、野田中央公園用地の実質売却価格は、正確には➖300万円(!)と言わなければならない。
こんなおいしい話はない。
朝日新聞は、買った側の実質的負担額として、森友学園の1億3000万円と野田中央公園の➖300万円を比較すべきだったのだ。「籠池氏という個人への値引きと、豊中市という地方公共団体への値引き(補助金)ではわけが違う」と言うのなら、そもそもこんな無意味な比較を、はじめからするべきではなかった。少なくとも、朝日の比較の仕方は、非常に姑息である、と感じられる。これが、まさに、メディアによる印象操作というものだろう。
また、「辻元清美氏が関西生コンと癒着して、野田中央公園用地の確保に動いた」という問題の検証は、大手メディアは一切手をつけようとしない。「安倍政権を利することになる」からだ。
**3月27日、国会での証人喚問で、佐川氏はよくやったと思う。ご苦労さまでした、と言いたい。
佐川氏は、虚偽発言をすれば偽証罪に問われる証人喚問の場で、森友問題に関して、政府官邸と麻生財務大臣と昭恵夫人の関与を完全に否定しただけでなく、その圧力や影響力も明確に否定した。
これを持って、森友問題と政権との関係疑惑は、ほぼ払拭されたと見ていいだろう。