2017.10.27、『帝国の慰安婦』の著者朴裕河さんに有罪判決が出ました。元慰安婦への名誉毀損で訴えられていた裁判の控訴審で、一審の無罪判決が棄却され、有罪判決が言い渡されたのです。
朴裕河さんは、その著書の中で、元慰安婦たちの多くの証言に基づき、「慰安婦と日本兵の同志的関係」について、「慰安婦の募集は朝鮮人の業者によってなされていたこと」について記し、「日本軍による慰安婦の強制連行はなかったこと」を明らかにしました。そして、「慰安婦たちは、基本的に『売春』のくくりの中にいたこと」、つまり、「慰安婦たちの多くは、一般に自発的に性売春をして、日本とともに戦争を遂行した」という、ごく当たり前の真実を著しただけです。
にもかかわらず、韓国高等裁判所は、吉田清治証言を基に「慰安婦は性奴隷」とした嘘だらけの国連クマラスワミ報告に基づいて、「『慰安婦は日本軍による性奴隷ではない』とした朴裕河さんの記述の方が虚偽である」と一方的に断定し、「朴裕河さんに名誉毀損の意図があった」と判断しました。
「強制連行をしたのは、少なくとも朝鮮の地においては日本軍ではない(一部の悪質業者による)」「悪徳業者に法的責任はあるが、日本軍・日本政府には法的責任はない」「慰安婦は日本軍とともに戦争を遂行した」「アヘンを軍人とともに使用したのは、親密に楽しむためだった」「慰安婦の平均年齢は25歳であり、『少女像』は慰安婦の実像とかけ離れている」「挺身隊との故意の混同による『慰安婦20万人』というあり得ない数字の捏造には悪意がある(実際には1〜2万人)」という極めてまともな記述内容に対する韓国高裁の一方的な虚偽認定がすさまじい。判決は罰金100万円でしたが、検察側の求刑は懲役3年でしたからね。常軌を逸していると言うほかありません。
地裁では、「個々の慰安婦への名誉毀損は認められない」として無罪判決が出たわけですが、高裁では「集団としての慰安婦に対する名誉毀損が認められる」として有罪判決がくだりました。であるならば、私としては、この高裁判決含めて、慰安婦に関する韓国の言説・吉田清治の言説・朝日などの報道すべてに、集団としての日本兵への名誉毀損が認められると思うのですが。
朴裕河さんは、「大変不当で遺憾」として、最高裁へ上告する方針です。もしも、このまま最高裁で有罪判決が出ると、韓国では「日本軍による慰安婦の強制連行はなかった」という記述が、事実上の検閲対象になることになります。
これまで、慰安婦関連著作として『帝国の慰安婦』を極めて高く評価してきた朝日新聞・毎日新聞など日本の左派マスコミは、この韓国高裁の不当判決に対して、「学問の自由に対する重大な侵害」として、大々的に批判報道キャンペーンを展開しなければならないでしょう。また、同じく同書を高く評価している村山元首相なども、「韓国における正当な言論への抑圧・弾圧を懸念する」として、強い非難声明を出すべきでしょう。
2015年11月26日には、村山富市氏、河野洋平氏、上野千鶴子氏、大江健三郎氏、若宮啓文氏らが、連名で「公権力が特定の歴史観をもとに学問や言論の自由を封圧する挙に出た」と韓国検察の起訴を非難しました。今日は、有罪判決が出たわけですが、彼らはいったいどう思っているのでしょうね(*)。
今日、テレビ朝日の報道ステーションに、慰安婦の強制性を認めた「河野談話」の張本人である河野洋平さんが出演していますが、朴裕河さんの有罪判決に関しては、一切コメントしていません。そもそも、報道ステーションではニュースにすらなっていないのです。
結局、日本国内の左翼学者たち、さらに東京新聞など左派マスコミは、韓国での『帝国の慰安婦』抹殺に加担することにしたようです。そうしなければ、日本国内の右派を利することになるという動機から、またしても、歴史の真実の隠蔽に力を貸そうとしているのです。リベラルが言論の自由を重んじるとか、嘘ですよね。それとも、彼らは『帝国の慰安婦』を、嫌韓ヘイト本程度に考えているのでしょうか。
『帝国の慰安婦』そのものは、真実をベースにしつつも、極めて左派的に偏向した論理で書かれているアンフェアな学術書です。例えば、朴裕河さんは「慰安婦の中には、自発的に慰安婦になった者もいた」と記述していますが、これなど本来は「募集に応じた女性のほとんどは、自発的に慰安婦となったのである」とするのが自然です。業者によって騙された者、親に人買い業者に売られた者、虚偽の軍服を着た業者に無理やり連れ去られた者などが、あたかも多数派であったかのような記述は、読者に間違ったイメージを与えるからです。著作全体にこうした作為がちりばめられており、そうしたことから、日本国内の右派は、当初からこの書の内容にかなり批判的でした。
一方、日本国内の左派としては、だからこそ最初は手放しで褒めちぎっていたのでしょうけれど、韓国側が理不尽に騒ぎ始めると、今度は途端に(あり得ないデマを言い立てる)韓国の主張を擁護する側に立とうとする。そもそも、吉見義昭氏(**)などは、卑怯すぎて話にもなりませんが、上野千鶴子さんとかは、どうのなでしょうね。韓国国内での理不尽すぎる言説・判決と、朴裕河さんの「脇の甘さ(上野さんによる言説)」と、どちらを非難しますか?
ところで、上野さんの言う「脇の甘さ」って、『慰安婦は軍によって強制連行されていない』『日本軍と日本政府には慰安婦問題に関して法的責任はない』と真実を述べた部分でしょうか。韓国側の持ち出す『文化的証拠(捏造映画)』については「脇の甘さ」を一切感じないのでしょうか?
何れにしても、左派の中の大きな流れとして、「韓国は正義!」「沖縄は正義!」「中国は正義!」イデオロギーが、今回も無条件で発動しているようです。そして、いつものように、反日イデオロギーによる真実の歴史の抹殺に、左派は全面的に加担するのです。作為による確信犯もいれば、未必の故意の場合も多いでしょうが。
*2017.12.7、遅まきながら、韓国内の学者50人と日本・アメリカ・欧州など韓国外の学者48名が連名で、不当な有罪判決に抗議する「『帝国の慰安婦』訴訟支援会」を発足しました。日本から参加した有名どころとしては、大江健三郎氏と上野千鶴子氏などがいます。しかし、今回、河野洋平氏とか村山富市氏とか、前回参加のメンバーの多くが参加していないのは、学者ではないからでしょうか。では、吉見義昭氏はどうしたのでしょうね?
**2017.6.29、最高裁が吉見義昭氏の上告を棄却したことで、「『慰安婦は性奴隷』という言説は事実ではなく、吉見義昭氏も加担した捏造である」という発言に対して、吉見氏が起こした名誉毀損の訴えが退けられ、吉見氏の敗訴が確定しました。
ここで問題となっている「性奴隷」とは、かつて吉見氏も主張していた「慰安婦は軍による強制徴用(慰安婦狩り)によるもの」という間違った言説を指しています。当然の判決であり、日本の評判を国際的に貶めるのに結果として加担したという点で、学者としての責任を深く自覚し反省して然るべきところを、逆ギレして裁判に訴えるなど、吉見氏の行動は実に左翼的で見苦しい振る舞いと言えるでしょう。
それにしても、吉見氏の訴訟行為こそが、正当な言論に対する封殺行為であり、韓国の裁判と共通する問題を内包しているのではないでしょうか。
朴裕河さんは、その著書の中で、元慰安婦たちの多くの証言に基づき、「慰安婦と日本兵の同志的関係」について、「慰安婦の募集は朝鮮人の業者によってなされていたこと」について記し、「日本軍による慰安婦の強制連行はなかったこと」を明らかにしました。そして、「慰安婦たちは、基本的に『売春』のくくりの中にいたこと」、つまり、「慰安婦たちの多くは、一般に自発的に性売春をして、日本とともに戦争を遂行した」という、ごく当たり前の真実を著しただけです。
にもかかわらず、韓国高等裁判所は、吉田清治証言を基に「慰安婦は性奴隷」とした嘘だらけの国連クマラスワミ報告に基づいて、「『慰安婦は日本軍による性奴隷ではない』とした朴裕河さんの記述の方が虚偽である」と一方的に断定し、「朴裕河さんに名誉毀損の意図があった」と判断しました。
「強制連行をしたのは、少なくとも朝鮮の地においては日本軍ではない(一部の悪質業者による)」「悪徳業者に法的責任はあるが、日本軍・日本政府には法的責任はない」「慰安婦は日本軍とともに戦争を遂行した」「アヘンを軍人とともに使用したのは、親密に楽しむためだった」「慰安婦の平均年齢は25歳であり、『少女像』は慰安婦の実像とかけ離れている」「挺身隊との故意の混同による『慰安婦20万人』というあり得ない数字の捏造には悪意がある(実際には1〜2万人)」という極めてまともな記述内容に対する韓国高裁の一方的な虚偽認定がすさまじい。判決は罰金100万円でしたが、検察側の求刑は懲役3年でしたからね。常軌を逸していると言うほかありません。
地裁では、「個々の慰安婦への名誉毀損は認められない」として無罪判決が出たわけですが、高裁では「集団としての慰安婦に対する名誉毀損が認められる」として有罪判決がくだりました。であるならば、私としては、この高裁判決含めて、慰安婦に関する韓国の言説・吉田清治の言説・朝日などの報道すべてに、集団としての日本兵への名誉毀損が認められると思うのですが。
朴裕河さんは、「大変不当で遺憾」として、最高裁へ上告する方針です。もしも、このまま最高裁で有罪判決が出ると、韓国では「日本軍による慰安婦の強制連行はなかった」という記述が、事実上の検閲対象になることになります。
これまで、慰安婦関連著作として『帝国の慰安婦』を極めて高く評価してきた朝日新聞・毎日新聞など日本の左派マスコミは、この韓国高裁の不当判決に対して、「学問の自由に対する重大な侵害」として、大々的に批判報道キャンペーンを展開しなければならないでしょう。また、同じく同書を高く評価している村山元首相なども、「韓国における正当な言論への抑圧・弾圧を懸念する」として、強い非難声明を出すべきでしょう。
2015年11月26日には、村山富市氏、河野洋平氏、上野千鶴子氏、大江健三郎氏、若宮啓文氏らが、連名で「公権力が特定の歴史観をもとに学問や言論の自由を封圧する挙に出た」と韓国検察の起訴を非難しました。今日は、有罪判決が出たわけですが、彼らはいったいどう思っているのでしょうね(*)。
今日、テレビ朝日の報道ステーションに、慰安婦の強制性を認めた「河野談話」の張本人である河野洋平さんが出演していますが、朴裕河さんの有罪判決に関しては、一切コメントしていません。そもそも、報道ステーションではニュースにすらなっていないのです。
結局、日本国内の左翼学者たち、さらに東京新聞など左派マスコミは、韓国での『帝国の慰安婦』抹殺に加担することにしたようです。そうしなければ、日本国内の右派を利することになるという動機から、またしても、歴史の真実の隠蔽に力を貸そうとしているのです。リベラルが言論の自由を重んじるとか、嘘ですよね。それとも、彼らは『帝国の慰安婦』を、嫌韓ヘイト本程度に考えているのでしょうか。
『帝国の慰安婦』そのものは、真実をベースにしつつも、極めて左派的に偏向した論理で書かれているアンフェアな学術書です。例えば、朴裕河さんは「慰安婦の中には、自発的に慰安婦になった者もいた」と記述していますが、これなど本来は「募集に応じた女性のほとんどは、自発的に慰安婦となったのである」とするのが自然です。業者によって騙された者、親に人買い業者に売られた者、虚偽の軍服を着た業者に無理やり連れ去られた者などが、あたかも多数派であったかのような記述は、読者に間違ったイメージを与えるからです。著作全体にこうした作為がちりばめられており、そうしたことから、日本国内の右派は、当初からこの書の内容にかなり批判的でした。
一方、日本国内の左派としては、だからこそ最初は手放しで褒めちぎっていたのでしょうけれど、韓国側が理不尽に騒ぎ始めると、今度は途端に(あり得ないデマを言い立てる)韓国の主張を擁護する側に立とうとする。そもそも、吉見義昭氏(**)などは、卑怯すぎて話にもなりませんが、上野千鶴子さんとかは、どうのなでしょうね。韓国国内での理不尽すぎる言説・判決と、朴裕河さんの「脇の甘さ(上野さんによる言説)」と、どちらを非難しますか?
ところで、上野さんの言う「脇の甘さ」って、『慰安婦は軍によって強制連行されていない』『日本軍と日本政府には慰安婦問題に関して法的責任はない』と真実を述べた部分でしょうか。韓国側の持ち出す『文化的証拠(捏造映画)』については「脇の甘さ」を一切感じないのでしょうか?
何れにしても、左派の中の大きな流れとして、「韓国は正義!」「沖縄は正義!」「中国は正義!」イデオロギーが、今回も無条件で発動しているようです。そして、いつものように、反日イデオロギーによる真実の歴史の抹殺に、左派は全面的に加担するのです。作為による確信犯もいれば、未必の故意の場合も多いでしょうが。
*2017.12.7、遅まきながら、韓国内の学者50人と日本・アメリカ・欧州など韓国外の学者48名が連名で、不当な有罪判決に抗議する「『帝国の慰安婦』訴訟支援会」を発足しました。日本から参加した有名どころとしては、大江健三郎氏と上野千鶴子氏などがいます。しかし、今回、河野洋平氏とか村山富市氏とか、前回参加のメンバーの多くが参加していないのは、学者ではないからでしょうか。では、吉見義昭氏はどうしたのでしょうね?
**2017.6.29、最高裁が吉見義昭氏の上告を棄却したことで、「『慰安婦は性奴隷』という言説は事実ではなく、吉見義昭氏も加担した捏造である」という発言に対して、吉見氏が起こした名誉毀損の訴えが退けられ、吉見氏の敗訴が確定しました。
ここで問題となっている「性奴隷」とは、かつて吉見氏も主張していた「慰安婦は軍による強制徴用(慰安婦狩り)によるもの」という間違った言説を指しています。当然の判決であり、日本の評判を国際的に貶めるのに結果として加担したという点で、学者としての責任を深く自覚し反省して然るべきところを、逆ギレして裁判に訴えるなど、吉見氏の行動は実に左翼的で見苦しい振る舞いと言えるでしょう。
それにしても、吉見氏の訴訟行為こそが、正当な言論に対する封殺行為であり、韓国の裁判と共通する問題を内包しているのではないでしょうか。