10月3日、20:57、気象庁は、これまでに経験したことのない猛烈な風が吹くとして、大雨・暴風・波浪・高潮の「特別警報」を発令しています。台風18号は、中心の気圧が905hPa、これは1959年の宮古島台風を超える、観測史上最低の数値であり、その分、台風のエネルギーも、史上最大ということです。
ただ、台風の進路は、本島の西側に逸れたため、特に東海岸に近いこの辺りは、直撃は避けられそうです。まっすぐ進路にぶつかっている久米島は、最大瞬間風速85mの風で、窓ガラスが割れる、電柱が倒れる、車が横転する、屋根が飛ばされるなど、被害が大きくなりそうで心配です。

10月4日、3:22、現在までのところ、この辺り本島東側は、雨もほとんど降らず、降っていても小雨程度で、風も史上最大の台風の最接近中としては、拍子抜けするほど穏やかで、なんということもない状態が続いています。この辺りは、暴風域と強風域の境界線上なので、この程度で済んでいるのかもしれません。本島西海岸や久米島は、暴風雨なのかも。

さて、一夜明けての情報によると、久米島空港では、今日4日午前0:49に、観測史上最高の風速59.7mの強風を観測したそうです。厚さ1cmの家の窓ガラスが割れたり、自動車が横転したり、屋根の瓦がとんだり、電柱が何本も倒れたり、プレハブ小屋がひっくり返ったりという被害が、複数出ているようです。

台風18号は、5日、勢力をやや弱めつつも、最大瞬間風速56.5mを記録した済州島を通り、朝鮮半島南部の韓国第二の都市釜山を直撃して、日本海で熱帯低気圧に変わりました。韓国では、6日現在、死者6人、行方不明者4人という犠牲者を出しています。半島南部沿岸の都市は、23万世帯が停電し、沿岸部は軒並み大洪水に見舞われました。住宅14棟が半壊、508棟が浸水したということです。沖縄と違って、台風襲来の経験がほとんどないので、ここまで被害が大きくなったのではないでしょうか。

それにしても、今年のニュースでは、「観測史上最高」という言葉が、何度使われたことでしょう。これからも、ますます、そういう機会は増えていくのかもしれません。