ニセ科学の一種であるとして、激しく批判・排斥されることの多い血液型性格判断ですが、もちろんこれは偏狭・頑迷な批判者が言うようなインチキなどではありません。その判断体系は、実は、かなり奥深いものがあります。しかし、血液型によるタイプ分類は、占いというよりもむしろ、クレッチマーの体型による性格タイプ分類(*)に近いものがあります。つまり、血液型の違いが、個々人の体質・性質、そして、基礎的な感じ方や考え方や行動パターンのタイプの違いとなってあらわれると考えるべきなのです。この「違い」は、確かにあります。信じる、信じない、の前に、よくよく自分自身と周囲の人を観察してみてください。個々の具体的事実として、興味深い現象が観察されるのではないでしょうか。
さらに言えば、そもそも、血液型という体質的特徴の違いが、気質や性格にどのような影響をもたらすのか、それを科学的に解き明かすことは不可能なのです。ですから「科学的に否定されている」というのは、科学的に検知・測定不能という意味であって、血液型による性格・気質上の違いがないという証明(俗に言う悪魔の証明ですね)ではありません。

*ドイツの精神科医エルンスト・クレッチマーが主張し、アメリカの心理学者ウイリアム・ハーバード・シェルドンが発展させた体型による性格タイプ分類は、血液型よりも少ない3タイプの分類です。
1.肥満型(循環気質)⇨外向的で人当たりが良く、活発で温厚だが、気分屋でテンションが極端に変わりやすく、人に認められたい気持ちは強いが、重荷を感じるとすぐに関係を投げ出しがちで、責任感が薄い面がある。一方で、他者に対して、やむなくあるいは努力して心を開いていると、肥満化していく傾向がある。
2.やせ型(分裂気質)⇨内向的で神経質で生真面目な性格で、批判には過敏に反応して興奮しやすいが、自分の関心あることや好きなことにしか反応せず、気にならないことにはとことん冷淡で、感情表現に乏しいため、孤立しがちで友達が少ない。一方で、何らかの原因によって、他者に対して心を閉ざして外界を遮断すると、痩せていく傾向がある。
3.筋肉質(粘着気質)⇨良くも悪くも単純思考で、単純一途に自己主張が強いところがあり、気に入らないことには感情をむき出しにして、闘争心が前面にあらわれる。リスクのある冒険的な行動を好み、成功意欲も強い。一方で、人生の目標がシンプルに定まり、積極的かつ活動的になると、筋肉質になっていく傾向がある。




【OO型】
およそ4万年ほど前に発生したとされる、もっとも基礎的な原初の血液型です。歴史が古いために、劣勢遺伝子でありながら、現代でも世界の血液型の主流であり続けています。縄文系、北米インディアン、中南米のインディオなどの古モンゴロイド諸部族ではほぼ100%を占め、黒人、アボリジニ、ケルトの主流でもあります。人が群れで暮らしていた原始時代に起源を持ち、原初の採集狩猟の部族社会や、それに続く初期の定住農耕民族社会の核となりました。ペルーやボリビアのインディオで100%、現代ネイティブアメリカンで75%、ギニアで65%、ケニアのキクユ族で60%、イヌイットで55%、アメリカ黒人で50%、イギリス・フランス・イタリアで45%、ドイツ・インドネシアで40%、日本では総人口の約30%を占めます。
集団的性質や団結心が強く、共同作業に向いています。その一方で、見知らぬ相手への警戒心は人一倍強く、家族・友人・部族など〝内〟の人々と、それ以外の赤の他人である〝外〟の人々を、明確に分けて考えています。
一般に実利的な傾向が強く、具体的な目標・目的が見えている時に、もっとも強い集中力を発揮します。基本的に物事を損得勘定で計算するところがあり、自分に損なことは決してやりません。「大地に生きる」というか、土地に根を生やす土着的感覚が強く、匂いや肌感覚といった生々しさの伴う身体感覚の記憶力に優れます。が、時々、大事な記憶が抜け落ちて、大ポカをやることがあります。
また、客観的事実よりも、主観的な感情を主に記憶します。「あの時、実際に、こういうことが起こった」ではなく、「あの時、自分はこう感じた」ということの方を、強く記憶するのです。ですから、思い込みや偏見がとても強い面もあります。
〝自分〟へのこだわりは、O型に特有の性質です。かなり深いところで自意識(我)が働きます。ですから「私小説」を書く作家などは、ほとんどO型です。弁の立つ人が多く、自分なりの語り口を持っています。地に足のついた考え方で、物事を経験的・体感的に考えることを好みます。
人間関係のパワーバランスにはとても神経質ですが、自分の立場が安定していれば、かなり、ゆったりと鷹揚な面もあります。不利な立場だと態度がおとなしいのですが、有利な立場だと途端に横柄になることもあります。いわゆる〝親分風〟を吹かせます。下積みの時期にはひたすら忍従しながら、「今に見ていろ」と臥薪嘗胆の時を過ごすのです。
O型の優しさは、身内には甘く、他人には手厳しいところがあります。敵に回すと冷酷で情け容赦のないところがありますが、いったん味方になると徹底して庇い守ろうとします。なので、味方にできれば、これほど頼もしい人はいない、という面もあります。しかし、一方では、嫉妬深く独占欲が強い一面もあります。
睡眠について言えば、O型の睡眠には、それぞれ自分なりの〝儀式〟があり、その儀式を経なければ、なかなか深く寝入ることができません。それで、旅行などで床が変わると、あまりよく眠れなくなるタイプが多いようです。自分の体調に神経質で、健康志向の傾向があります。基本形なだけに、免疫力は、すべての血液型の中で、もっとも強いと言われます。ただ、人間関係に悩みやすいところから、ストレス性の胃腸炎や胃潰瘍になりやすく、その点は注意が必要です。食事は栄養・滋養がたっぷりあれば、味は大目にみるという感じです。

☆ところでAKBで言うと、指原莉乃さんがO型です。秘めた野望を持って成り上がる様や、自分なりの語り口を持っているところが、いかにもO型らしさを感じさせます。
☆O型男性芸能人の代表は、ビートたけしさんと木村拓哉さんです。どちらも、強い野望を秘めて生きているイメージがあり、独特の個性的な語り口を持っています。


【AA型】
O型より新しく、人類進化の過程で、およそ2万5000年ほど前に生まれた血液型です。山岳地帯に暮らしていた北方狩猟民族に起源を持ち、後に平地に降りて、巨大文明の発達に寄与しました。現在、O型に次ぐ割合となっています。スカンジナビア半島のサーミ人(ラップ人/63%)、及びヨーロッパ諸民族の主流です。ノルウェー・スウェーデン・スイス・ポルトガルでは総人口の約50%、ドイツ・オーストリア・デンマーク・フランス・スペイン・ルーマニア・ ブルガリア・トルコでは45%、日本では約40%を占めます。
孤立・孤独に耐性があり、独立心が旺盛で、用心深く、緻密な計画性に富んだ性質。個人意識が非常に発達していて、何事も独力・自己責任で成し遂げようとします。一方で他人に対しては、基本的に礼儀正しく、迷惑をかけることを嫌います。
A型は〝内〟と〝外〟をキッチリ使い分けますが、O型と違って、その判断基準は、自分とのプライベートな関係の深さではなく、事実として家族であるか、友人であるか、親戚であるか、といった公的な関係性におきます。いわゆる「けじめ」を大切にする人になります。
A型の優しさは、さりげない気配りというかたちをとります。O型ほど直接的であからさまではありませんが、実は目立たなくとも隠れた深い配慮があります。困っている人への人助けを大げさにしないのは、相手のプライドを気遣うからです。
秩序と正義の守護者です。「間違っている」「正しい」と思ったことは、損得勘定抜きに、たとえ強者や多数派を相手にして、孤立無援であっても、断固として堂々と主張します。〝自分(の感情)〟に固執するO型と異なって、〝自分(の信念)〟に固執します。そういう時は、A型の人は、とても勇敢に見えます。常に「高みを目指す」「頂点を目指す」という向上心が強いのです。一方で、頑固で融通がきかない、柔軟性に乏しい四角四面の性格とも言えます。
また一般に、論理的思考が得意で、記憶力は抜群なので、万事にやることにそつがありません。何事も緻密に考えていくのが好きで、論理の飛躍を嫌います。突飛なアイディアは、堅実でないと感じるからです。あらゆる物事に対して、常に神経細やかで、O型のようなポカは決してせず、万事につつがなく、配慮がゆきとどいています。何事も「積み上げていく」感覚が好きです。
けれども、常に細かいことにまで気を配り、周囲にアンテナを張り巡らせているために、中には神経が張り詰め過ぎて、いささか過敏症になり、イライラしたり、切れやすくなったりする人もいます。それで、あまり深い眠りにつけない人も多いようです。不眠症に陥りやすい面もあります。健康面では、免疫系が比較的弱い上、心臓に負担がかかりやすく、動脈硬化を起こしやすい気質でもあります。ストレス性の癌にも注意が必要です。
また、世間体や人の目を気にする傾向から、周囲に誰もいない独りになった時に、もっともリラックスできます。ある意味、人を信じきれない疑り深い気質とも言えます。一方で、自分に厳しく、自己鍛錬を怠らないストイックな性格の人が多いようです。また、どちらかと言えば野暮ったく垢抜けないO型より、はるかにファッションセンスに優れています。繊細で洗練されたスタイリッシュな輝きを放つ人が多いようです。

☆AKBでは前田敦子さんがA型です。自己反省の徹底しているところや、「嫌なものは嫌」と上司に対しても言えるところなど、特にA型らしさを感じさせます。
☆A型男性芸能人の代表は、田村正和さん、渡辺謙さん、阿部寛さんなどです。皆、どこか頑固でストイックなイメージがあります。それに、とてもスタイリッシュです。


【BB型】
A型よりさらに後、およそ1万5000年ほど前に生じた比較的新しい血液型です。ユーラシア大陸中央の平原に暮らしていた遊牧民族に起源を持ち、後に巨大河川流域に移住して、A型とともに巨大文明の発達に貢献しました。モンゴル、タタール、オイラートなど中央アジア遊牧民(新モンゴロイド)の主流で、インドでは40%、アラブ・ペルシャ・アフガニスタン・パキスタン・モンゴル・カンボジアでは35%、ロマでも35%、タイ・ミャンマーで33%、アイヌでも33%います。中国・ベトナムも、総人口の30%とかなり多いです。日本では総人口の20%を占めています。逆に欧州では少なく、軒並み10%前後です。
好奇心が非常に旺盛で、警戒心が極端に薄い楽天的な性質です。気が向けば、何にでも首を突っ込み、たとえ初対面であっても、誰とでもすぐに友達になります。まったく物怖じしません。「人見知り」とは無縁ということです。
本来は、とても寂しがり屋さんなのですが、その一方で、異常にマイペースです。基本的に気分屋さんで、状況の有利・不利に関わらず、自分の好き嫌いが判断・行動の基準となります。興味のあることには、ずば抜けた集中力を発揮しますが、O型と違って、あまり実利的とは言い難い面があります。
つまり、集中力の度合いは、利害感情や損得感情を離れて、100%自分の興味・関心の深さで決まるのです。ひとたび自分が〝はまった〟時の集中力は、並外れたものがあり、他の血液型の追従を許しません。そうした実利を完全に離れた探究心の強さから、B型は優れた科学者を多く輩出しています。何事においても、偏見や先入観を排し、常にフラットな状態で物事を見つめようとする態度があるのです。
また、同情心が非常に強く、苦しんでいる相手には、身内でなくとも、分け隔てなく平等に同情を寄せます。O型のように人見知りをせず、A型のように遠慮や分け隔てをせず、立場や自分との距離に関係なく、壁をつくらずストレートに反応し、素直に共感できるのです。
B型の優しさや人助けは、フラットで直接的で人をえり好みしません。「袖擦り合うも他生の縁」とか「旅は道連れ世は情け」などという言葉は、まさにB型のためにある言葉です。
しかし一方で、興味のあること以外は、記憶が完全に欠落する場合が多く、体験の痛手からは、まったくと言っていいほど学びません。几帳面なA型とは正反対に、興味のない日常の雑事は、すぐに意識から消えます。ある意味、大雑把というか、重要じゃないことは無視できてしまうのです。そういう点が、デリカシーがないとみなされてしまう場合も多いのです。
基本的に未来思考で、常に前を見ています。論理の飛躍や発想の大胆な展開が得意です。問題が大きければ大きいほど、その解決能力は群を抜いています。その優れた客観的理解力と独創的発想力と深い慈悲心から、非常に現実的で効果的な解決方法を見つけることができるのです。
B型は、遠くまで見渡せた平原暮しの安心感が抜けないため、周囲を警戒してアンテナを張ることをしません。先の見通せない山岳育ちのA型と違って、どこまでも怖いもの知らずなのです。そのためか、どこでも、いつでも、直ぐに深い眠りにつけます。床を選びません。
また、腰の重いO型・A型と違ってフットワークが軽く、根っからの〝旅人〟向きの性質です。免疫力もO型に同様に強いのですが、肺炎やサルモネラ菌などの感染症には比較的弱い面があるので、その点は注意が必要です。基本的にグルメで、美味しいものしか食べません。ファッションは、普段は地味めの人が多いですが、何かに開眼すると、突如ど派手にキメてくる傾向があります。照れ屋のくせに大胆なのです。

☆AKBでは大島優子さんがB型です。大胆で開けっぴろげな行動・言動や、妙なところで照れ屋なところにB型らしさがあふれています。
☆B型男性芸能人の代表は、渥美清さんと高倉健さんです。どちらも、知り合ったばかりの相手に対しても、分け隔てなく親身になってくれることで有名な方です。それに、とても照れ屋なところも似ています。


【AB型】
A型(山岳狩猟民族)とB型(平原遊牧民族)が、古代文明の創成期、約5000年ほど前に、市(いち)や都市などで出会った時に生じたと考えられる、もっとも歴史の新しい血液型です。分布的には、まだまだ世界中どこでも少数派であり、日本では総人口の約10%を占めていますが、これはむしろかなり多い方です。欧州では5%前後しかいません。結局、世界の主流はO型で、それに次ぐのがA型なので、少数派のB型の多い地域が、最少数派のAB型の多い地域と重なります。そして、BとABの比率は、だいたい2:1の割合となるようです。
人間社会の人工的な枠組みをとても重視する面があり、〝外(職場・学校など)〟ではA型の几帳面な秩序感覚が強く働き、しっかり者の一面を見せます。ところが〝内(家庭・プライベート)〟では、B型のストレートな感情表現やルーズなマイペース感覚が強く働き、途端に甘えたり、だらしなくなったり、気分が弾けたりします。そのため、二重人格などと言われることもあります。
しかし一方で、O型では典型的な〝自己愛的傾向〟が、AB型では極端に弱く、何事も客観視する意識が強いので、物事を公平に見て、自分の立場を決して特別扱いしません。この〝自分だけ〟に固執しないという点では、A型の冷徹な秩序感覚と、B型のこだわらない水平思考が、理想的な複合を遂げた、仏教的にみると我欲の執着がとても薄い意識のあり方とも言えます。
AB型の優しさは、一見クールで情に薄く感じることもあるかもしれません。しかし、自分に対してもクールなAB型は、O型には真似のできない「自己本位でない優しさ」の持ち主でもあります。また、独力で物事を成し遂げるA型やB型とは異なって、〝独り〟にはめっぽう弱い面もあり、それゆえ周囲との人間関係はとても大切にします。ともかく、社会的な平等意識が強く、自分も含めて特別扱いが大っ嫌いで、決して人を差別しません。
また、特に、文明の発達によって次第に重視されるようになった〝言葉〟による約束を、とりわけ重視します。相手との関係の深さよりも、相手や自分の発した言葉や約束に、強く縛られるのです。この〝言葉〟へのこだわりは、人類史の最終局面で誕生したAB型に典型的な態度です。
また、O型のような、集団でのあからさまな敵味方思考には、決して組みしません。主観的な感情の押しつけが嫌いで、暑苦しいのは苦手なのです。健康面でも免疫系が全血液型で一番弱いので、好まざる責任を負わされた場合の負担やストレスへの耐性も、とても低い一面があります。
粋な趣味人で、高層ビルの最上階を好むような都会的な感覚を持ち、パッチワークなどのパズル的な組み合わせのセンスに優れます。自己のテリトリーへの縄張り意識が強く、自分の領分や責任分野に土足で踏み入られると、とても憤慨します。
B型同様に、ワクワク未来思考ですが、どちらかというとロマンチックに未来を思い描くのが好きです。現世的な野望・欲望が比較的薄いのです。根を下ろすよりは、空中に舞い上がりたいという傾向が強く、非現実的なことにも親和性があります。星占いや超常現象やファンタジーに惹かれることも多いようです。

☆AKBでは渡辺麻友さんがAB型です。きつい現実からちょっと距離をとった、かなり不思議な世界に住んでいる住人というイメージや、絢爛たる趣味の世界の展開の仕方などにAB型らしさが見えるのではないでしょうか。
☆AB型男性芸能人の代表は、松田優作さんと植木等さんです。どちらも、一見クールでありながら、自分の立ち位置を生涯大切にした人です。セリフ(言葉)にとてもこだわるのも共通点です。



OO・AA・BB・ABの四つのタイプにAO型・BO型を加え、計6種類のタイプに分類して、当人の性質の基本的な条件を吟味することができます。ちなみにAO型は、AAとOOの合体と考えます。ただし、AA・BBの性質はOOの性質より優性なので、AO型・BO型の性格はA・B寄りに判断します。遺伝子の優性・劣性の考え方と同じですね。
ところで、この血液型性格判断を利用して、いったい何ができるでしょうか?
一つの利用法としては、他人や自分の性格を、ものの感じ方からタイプ分けする際に、一種の分析ソフトとして用いることができます。例えば孔子の言葉に「己の欲せざるところを人に施すことなかれ」という格言がありますが、「自分がして欲しくないことと、他人がして欲しくないことは一致する」という前提のもとでしか、この道徳法則は成り立ちません。ところが、血液型によって、人がもっとも辛いと感じることは、微妙に異なります。そのことを知っているのといないのとでは、人への接し方も変わってくるはずです。
ただ、その知識をもって、単純に「O型とA型の相性は…」などと考えるのは早計です。相性の良し悪しを、たった六種類の血液型の組み合わせだけで考えるのは、あまりに短絡的に過ぎると言えましょう。せいぜい相手をより深く理解するための手がかりやヒントぐらいに考えておくべきです。
また、その人の外に見えている性格から血液型を判断するというのも、かなり難しいものがあります。それは例えば、その人の表面に見えている性格から、六星占術の何星人なのかを当てるのが難しいのと同じことです。ですから、血液型から相手の性格を推し量るのも、相当慎重に考えなければなりません。安易な決めつけは、必ずしっぺ返しがくるでしょう。

**各国の血液型
A⇒O⇒B⇒AB(標準時系列型)
日本人⇨⇨O型31%、A型38%、B型22%、AB型9%
チェコ⇨⇨O型30%、A型44%、B型18%、AB型9%(スラブ系)
ユダヤ人⇨O型33%、A型41%、B型18%、AB型8%(ポーランド)
ドイツ⇨⇨O型38%、A型43%、B型13%、AB型6%(ゲルマン系)

A⇒O/b・ab(北方山岳部族A型)
サーミ人⇨O型29%、A型63%、B型4%、AB型4%(スカンジナビア先住民)
スイス⇨⇨O型40%、A型50%、B型7%、AB型3%
イタリア⇨O型40%、A型44%、B型11%、AB型5%(北部・ミラノ)
フランス⇨O型43%、A型44%、B型8%、AB型4%

O⇒A/b・ab(ケルトO+ゲルマンA)
アイルランド⇨O型52%、A型35%、B型10%、AB型3%
スコットランド⇨O型51%、A型34%、B型12%、AB型3%
バスク人⇨O型51%、A型44%、B型4%、AB型1%(ピレネー山岳先住民)
イギリス⇨O型47%、A型42%、B型8%、AB型3%
オランダ⇨O型45%、A型43%、B型9%、AB型3%

O⇒B⇒A⇒AB(南方系海洋民族型)
イタリア⇨O型41%、A型19%、B型28%、AB型12%(南部・ナポリ)
中国⇨⇨⇨O型46%、A型23%、B型25%、AB型6%(広東人)
タイ⇨⇨⇨O型37%、A型22%、B型33%、AB型8%
ベトナム⇨O型42%、A型22%、B型30%、AB型5%

O=A=B⇒AB(ユーラシア遊牧騎馬民族・均等バランス型)
アラブ人⇨O型34%、A型31%、B型29%、AB型6%
タタール⇨O型28%、A型30%、B型29%、AB型13%(モンゴル)
朝鮮人⇨⇨O型28%、A型32%、B型31%、AB型10%
中国⇨⇨⇨O型29%、A型27%、B型32%、AB型13%(北京人)

B⇒O・A⇒AB(遊牧民B+山岳民A+採集狩猟民O)
インド⇨⇨O型17%、A型22%、B型53%、AB型7%
ジプシー⇨O型29%、A型27%、B型35%、AB型10%(ハンガリー)

O/a・b・ab(アメリカ大陸先住採集狩猟民・原初O型)
ペルー⇨⇨O型100%、A型0%、B型0%、AB型0%(先住民)
マヤ人⇨⇨O型97%、A型1%、B型1%、AB型1%(先住民)
メキシコ⇨O型84%、A型11%、B型4%、AB型1%(先住民)
ナバホ族⇨O型73%、A型27%、B型0%、AB型0%(アメリカ先住民)

A=B/o・ab
アイヌ人⇨O型17%、A型32%、B型32%、AB型18%(先住民)



〈それぞれの血液型の人が、もっとも苦痛を感じ、心にダメージを受けること〉

【O型】
「花よりだんご」「名より実をとる」実利的で蓄財も上手なO型は、経済的困窮にはかなりしぶとく、むしろ、経験によって鍛えられます。「稼ぐに勝る貧乏なし」というのは、生活力旺盛なO型のための格言です。
しかし、集団依存型で、人間関係に過敏なO型にとって、もっとも心に痛手を受けるのは、信頼していた人(人たち)に裏切られた時です。その記憶は、強烈なトラウマとなり、二度と人を信じることができなくなる場合もあります。そうなると、O型の心はその〝恨み〟から深く病んでしまうのです。結局のところ、揺るぎない「信頼」に支えられた人生こそ、O型が理想とし、心の底から求めるものなのです。

☆「人は城、人は石垣」と言って、家臣を信頼し、戦国大名で唯一、城に住まずに、生涯甲府盆地の無防備な館に住み続けた武田信玄の生き方は、O型の価値観をよく表しています。(ただし、信玄本人はA型だったようです。また、O型だった場合には、現実問題を考えて、やはり城に住んでしまったかもしれません。O型で有名なのは、信長の草履取りから成り上がった豊臣秀吉ですね。)
☆O型の代表作家は、農村を愛し岩手の大地に生きた宮沢賢治です。賢治は、「雨にもまけず」の中で、自身のO型的特質に反した究極の利他的人間を目標としました。一方、実生活では、零細企業の熱血セールスマンとして、貧しい従業員一人一人の生活を背負って猛烈に働き、その無理がたたって過労死したのです。


【A型】
「実より名をとる」傾向の強い、ある意味、見栄っ張りなA型は、羽振りが良さそうに見えても、家計の内実は火の車ということが、結構あります。けれども、忍耐力と真摯な自己反省力のあるA型は、経済的な窮乏にはよく耐えます。また、孤独でいることにも、ほとんど苦痛を感じません。
しかし、正義感の強いA型にとって、自分の信じる正義が実現しないのは大変な苦痛です。そのため、自分が正当と信じる信念を、力ずくで潰されたと感じる時に、A型の人は、もっとも激しい痛手を受けます。どんなに忍耐強いA型の人でも、そのダメージには耐えることができません。時には、強烈な怒りとなって、心を焼き尽くし、〝憤死〟してしまうこともあります。

☆義に殉じて、大坂の陣で豊臣方について散った真田幸村の生き方は、A型の価値観をよく表しています。また、「100%勝てるという確信がなければ決して戦をしない」という晩年の信玄の円熟にも、野望達成に向けて万事に緻密で慎重なAO型の気質が感じられます。
☆A型の代表的作家夏目漱石は、自己の強固な〝我〟からの解放を願いました。しかし、鬱病のせいもあって、激情を内に秘めた直情型の性格は治らず、生涯不意に癇癪を爆発させることが多かったことが知られています。


【B型】
根っからの自由人であるB型は、人にもお金にもあまり執着しません。また、蓄財は苦手ですが、怖いもの知らずで呑気な気質から、困難に立ち向かうのは嫌いではありません。
しかし、人に執着しないとは言っても、知らないうちに誰もいなくなっているのに気づいた時は、深く傷つくことがあります。O型のように、信頼や依存できる相手が欲しいというのではなく、とりあえず誰でもいいので、誰かが近くにいればいい、という程度です。不意に独りぼっちにされるのが嫌いなのです。そしてB型にとって、もっともダメージを受けることは、閉じ込められたり、何らかの鎖に繋がれて、行動の自由を奪われることです。単純に「外に出れない」ということが、B型にとっては、もっとも残酷なことなのです。

☆「旅に病んで、夢は枯野をかけめぐる」という辞世の句を遺し、生涯気の向くままの旅に生きた松尾芭蕉の生き方は、B型の価値観の一つの理想形です。(ただし、芭蕉の実際の血液型は判明していません。B型で有名なのは、伊達政宗・坂本龍馬です。いざという時の並外れた発想力と問題解決能力の高さにBO型の凄みを感じます。)


【AB型】
AB型の人は、O型とは別の意味で人間関係に強く依存しています。信頼というより、包容力のある相手を必要とするのです。ですから、AB型にとって、恋人や伴侶の見かけや容姿は二の次です。大切なのは〝中身〟ということです。
経済的にもあまり多くを望みません。O型にはよく見られる本能に根ざした激しい野心・野望とは無縁の精神構造です。自分の多彩な趣味の範囲で必要とする資金さえあれば、それで満足します。ただ、日常生活に支障をきたすほど困窮した時には、どうしていいかわからなくなり、激しいパニックに襲われます。将来への希望を見出せなくなり、絶望から死を選ぶ場合もあります。

☆生涯一度も他国を侵略せず、自身も一切欲や野望を持たず、ただ、仏の世界の正義がこの世に実現することだけを願って「毘沙門天」を信仰した上杉謙信の生き方は、AB型の価値観をよく表しています。謙信にとって幸運だったのは、領内に日本最大の佐渡金山を抱えていたことです。彼は生涯、お金に窮乏することがなかったのです。
☆AB型の代表作家である太宰治の連続心中自殺は、お家没落による経済生活の崩壊(「斜陽」)が、人生の崩壊(「人間失格」)へとつながってしまった一例です。




〈それぞれの血液型の人にとっての成長の契機〉

【O型】
自分へのこだわりの強いO型にとって、精神的な成長の物差しは「自分の感情への執着をどれだけ離れられるか」ということです。その〝感情〟は、表面的なものではもちろんなく、自分の存在の核心にある「もっとも大切な執着心」です。ここは通常、他人に触れられるのも嫌な部分で、時には分厚い殻に覆われていることもあります。そこが「一皮むける」と、O型の人にとっては大きな成長の契機となります。特にB型の博愛的な感性に触れることは、O型にとって、とても良い刺激となるでしょう。


【A型】
「自分が人からどう見られるか」を否応無く感じとってしまうA型の人は、人前ではついつい見栄をはってしまいがちです。しかし、そんな風に世間を相手に生きるA型の人にとって、恥をかくのは死ぬよりつらいことです。だからこそ、「自分の大切な何かを守るためなら、恥をかくのも苦にならない」というA型の人は、とても器が大きく見えます。自分を誤魔化さない真摯な自己反省力のあるA型の人ならば、小さな自分を脱して、きっとその域にまでたどり着けるはずです。夏目漱石の目指した「則天去私」の境地ですね。


【B型】
概してB型の人は、気分屋さんで興味の対象がころころ変わり、じっとひとつの所で一つのことに専念するのが苦手です。そんなB型にとって、「一生かかって追究したい大切なテーマを見つけること」は、何よりも大きな成長の契機となるでしょう。移り気な自由人の気性を持つために、目標を一つに定めることは、なかなか難しいことかもしれません。けれども、人生において何事か大きなことを成し遂げるB型の人は、必ずそうした〝大きなテーマ〟を、ライフワークとして持っているものです。手塚治虫さんなどは、その典型と言えるでしょう。


【AB型】
クールで軽やかな感性を持つAB型の人は、O型やA型のように〝自分〟に固執することがありません。けれども己に執着しない一方で、ともすると非現実の世界に浸りがちな面があり、B型とは違って「生々しい現実との格闘が苦手」という人が多いようです。しかし、AB型らしく達観しつつも、現実逃避をせずに、生身の現実と格闘しながら生きることができたなら、経験から多くのことが学べるはずです。AB型の人にとっては、これほど成長の契機となることはないでしょう。天理教創始者の中山みきさんなどは、その典型でしょう。



さて、上記の記述を、わたしは事実であると考えて書いていますが、一方で、これは一種の決めつけによる血液型差別であるとして、なぜか、おぞましいものであるかのように忌み嫌う人たちがいます。また、「科学的根拠がないから」と徹底して否定する人たちもいます。彼らの否定にかける執念の粘着性の強さは、観察していて非常に興味深いものがあります。
また、繰り返しますが、現時点においては、「科学的には性格と血液型の因果関係は認められない」というのが定説です。つまり、上記の血液型性格判断を「科学的には否定せざるを得ない」ということこそが、客観的証拠の明示による理論自体の実験的証明に厳格に固執する現代科学の限界を示しているとも言えるのです。
あるいは、ホメオパシーやバッチ・レメディー、姓名判断や手相などと同様に、信じる人は信じるし、信じない人は信じない、それでいいということかもしれません。