1月6日はカトリックでは、『御公現』または『エピファニア』と呼ばれる祝日に当たる。
エピファニア"Epifania"という言葉は"Rivelazione"(真実が明かされる)、"Manifestazione"(現れ)という意味のギリシャ語"Epifaneia"に由来する。
御公現は イエス・キリストが生まれてから最初に拝みに来たのは、ベツレヘム近くに住む貧しい羊飼いであるが、聖書によると、それからまもなく東の国の博士たちも「贈り物」を持って拝みに行くことになっている。また、キリストの洗礼、カナの婚礼における最初の奇跡など、キリストが人々の前に公に姿を現されたことを記念し、イエスを通して神の栄光がすべての人々に現れたことを祝う。
ところで、幼子イエスを訪問したと言われる三賢士の遺骨があるサン・エウストルジオ教会へ出かけて来た。
三賢士は、青年のメルキオールは「黄金」を、壮年の姿のバルタザールは「乳香」を、そして老人の姿のカスパールは「没薬」を、それぞれ贈り物として幼児イエスにささげたと言われている。
ところで、サン・エウストルジオは344年頃にエウストルジオ司教によって建てられ、その名が取られた。司教の意志は、彼の死後、賢士達の遺体の近くに埋葬されることだったのだと言う。そのため、コンスタンティノープル皇帝の承認を得て、当時埋葬されていた賢士らの遺骨をサンタソフィアの大聖堂からコンスタンティノープルに運んだのだそうだ。
その後、1164年にフレデリック・バルバロッサによって盗まれた遺体はケルン大聖堂に保管されているが、1904年フェラーリ枢機卿によって遺物の一部が返還され、3人の脛骨、腓骨、椎骨がこちらに保存されている、ということだ。
広場に着くと、ズバンデイエラトーリ(旗振り隊)によるパフォーマンスが行われていた。
そして、教会内に入った途端に、司祭らの入祭の行列が目の前を通った。ミサに間に合った!一番後ろの席についたが、どうも祭壇前に聖母マリアの服装をした女性が立っているではないか!体を乗り出してみてみると、ヨセフらしき男性もあり、幼子を抱いているではないか!
人形か?と思っていたら、実際本当にまだ小さな乳児を抱いていたので驚いた。しかも祭壇脇にはカラビニエリがミ二人、ミサ中ずっと立っているという異例な光景....。
また、ミサの間に今年の復活祭の日時が発表された。今年は2026年は4月5日。
こちらは、聖遺物である三賢士の遺骨。
三賢士の墓。実際は空。
屋根の部分には、”Sepulcrum Trium Magorum”(三魔術師(三賢士)の墓)と言う碑文が刻まれている。
当時の司教の壁画か?!
ボランティアの方からパンが配られた。また寄付をしたら、サン・エウストルジオのインチェンソ(粒状のお香)を頂いた。













