ホーム・スイート・ホーム 2026 その2 ご近所さん | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

羽田空港からバスに乗り、実家の最寄りの駅に出た。

すると駅には、母が迎えに来てくれいた。「何か食べていく?」と言われたが、まだ11時。早くない?

結局買い物をして、家で食べることにした。メンチカツ、おはぎ、焼き芋...見るもの、見るもの食べたくなる。笑

新しくできたスーパーの隣に100均の「セリア」が出来ていた。ちょっとのぞいてもいい?

100均とはいえ「セリア」の手芸用品は、他の100均店よりずっと可愛い。しかし、なかなか実家の近くにはなかった。気になっていたメタリックヤーンのシルヴァーを購入。

それからタクシーで帰宅。

昼食を食べ、シャワーを浴びたかったが、携帯電話の充電器の日本用のコンセントを忘れてしまい、実家にあるもので大丈夫か?と思っていたらサイズが合わず。

結局そのまま、近所の別のスーパーへ出かけた。そこにも100均があったが、「セリア」に変わっていた。嬉しい!何気に再び覗くとメタリックヤーンのシルヴァーは一個もなかった。人気商品らしい。イタリアでは見かけない種類の糸だ。

イタリアへ戻る時のお土産を何気に物色。(帰国したばかりなのに...)

それから携帯用のコンセントとスイカを購入し、帰宅。

実家は山の上にあるので、どこへ行くにも坂を下り、帰りは上って帰ることになる。ゆっくり歩いていると、先の方にヨタヨタ、両手に大量のトイレットペーパーの袋を持ち歩いている女性を見かけた。

何気に横を通ったらバッグにヘルプマークのキーホルダーが付いていた。「あのー坂の上までお荷物お持ちしましょうか?」と声をかけた。あら悪いわ。と言われたが、自分も上まで上るから同じことだ。荷物を受け取った。

その方は自分のバッグを両手に一つずつ持ちながら、更に18個トイレットペーパーのロールが入った袋を2つ持っていたのであった。「安かったからついつい...」

「いえいえ、母もいつも誰かしらに手を貸してもらっているようなので、お互い様です」と言った。

「お母様、おいくつ?」と聞かれたので「84です」と言うと「私より8歳年上なのね」と言われた。えっ母より年下だったの?しかも8歳?!そちらの方が驚いた。私は軽く80歳を超え、80歳代半ばあたりかな...と後から見ていたのであった。

「夫か娘が手伝ってくれると言ってくれていたのに、なかなか買い物に出かけてくれないのでね...」と言われた。そりゃあ1人は大変よね。ますます母と重なった。

「戦争を体験している人は強いですよね。自分とは生きる力が違います」と言われた。なぜか、波瀾万丈な人生と過激なトークで一世を風靡した細木数子の反省を描いたNetflix オリジナルドラマ「地獄に落ちるわよ」を思い出した。あの戦争の混乱期に生き抜いた人たちには、どん底から這い上がり、強かに生きる力があるのかもしれない。

その方は4年前に心臓弁膜症の手術をされ、今年に脳梗塞もされたのだと言っていた。

話しているうちに実家の前を通過。なぜか母に遭遇。「こんなところで何してるの?」とお互い言うと、母は友達に玉ねぎを借りに来たのだと言っていた。笑

結局トイレットペーパーをお婆さんの家まで持って行った。足元を数箇所蚊に刺され、痒くてモジモジしていたのに、話が止まらず...。

急いで帰るとまた家の近所で母とご近所さん2人、計3人がおしゃべりしていた。皆お揃いのエプロンをしていた。ご近所さん縫ってくださったもののようで、私も持っている。笑う ちなみにご近所さんは皆未亡人。笑

「あなた、人が良すぎるわよ!あの人に捕まったらなかなかおしゃべりが止まらないって有名なのよ!」と言われた。笑 途中までは良かったが、ある時から何かしら自慢話で、蚊には喰われるが、聞き流していたのであった。爆

帰宅してから、メタリックヤーンを編み始めた。何が出来るかな?!