新年明けましておめでとうございます。
大晦日は毎年恒例、友人宅に集い、JSTVでNHK紅白歌合戦を見ながら新年を迎える。が、今回は、体調を崩し、参加者が激減。6名でのささやかな年越しであった。
とはいえ、礼に始まり礼に終わる。武道のみならず、一般生活にも言えること。礼は、敬い、尊重しそして感謝そのものといえる。日本では宗教関係なく、年始には神社にお参りに行く人が多いが、私の初詣は毎年、教会へ〜。毎年恒例のアンブロジアーノの12時15分のミサにあずかった。
今日1月1日、カトリックでは「神の母聖マリアの祭日」を祝う。また、この日には、カトリック教会の「世界平和の日」も記念される。
アンブロジアーノ典礼での今日の福音はルカ2:18-21。ローマ典礼同様ABC年共通だが、ローマ典礼はルカ2:16-21と微妙に長い。
お説教では「イエスの名」について話された。イエスという名は「油を注がれた人」という意味で、「救い」の意味もある。私たちは、希望、心の温かさ、光、真実、安らぎ...そして、イエスに命を与えていただいている。
今日を生きるために、その御名を用いて信仰をもって祈ることをさせていただきたいと思う。
そして、こちらが今年の私の守護聖人。
聖マリア•マダレーナ。いわゆるマグダラのマリアである。聖書では「罪深い女」とされている。ちなみに彼女は、改悛した娼婦、罪を悔いる人、身体に障害のある子供、葡萄酒醸造業者、造園業者、織物業者、美容師の守護聖人なのだそうだ。
「マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、『私は主を見ました』と告げ、また、主から言われたことを伝えた。」(ヨハネ20・18)
自分が受けた恵みと、主の望みを告げるマグダラのマリア。その姿に私たちも倣うことができますように。
ミサ後はこれまた毎年恒例、中華街でアペリティフと食事。
今年もよろしくお願いします。
第53回「世界平和の日」教皇メッセージ (2020年1月1日)
「希望の道である平和――対話、和解、エコロジカルな回心」
https://www.cbcj.catholic.jp/2019/12/26/19940/







