人間、内面的な成長を考える時、人生においてどこで最も成長したか?と振り返ると、やはりそれは困難に立ち向かっている時なんじゃないかと思う。
その困難は、怪我や病気であったり、挫折、八方塞がりになったり、失敗の連続などにより、最終的には自分自身と向き合い、そしてそれをいかに「乗り越える」かが求められる。
私は「神は乗り越えられる試練しか与えない!」だから、乗り越えられないはずはない!と自分に暗示をかける。
神は信頼に価する方です。耐えられないような試練はあなた方を遭わせるようなことはなさらず、むしろ、耐えることができるように、試練とともに抜け出る道をも用意してくださるのです。(1コリント10:13)
そう、試練とその抜け出る道の意味を理解しようと考える。
ところで、「有難う」という言葉は「難」が有る、と書く。人生で直面する「苦難、困難、災難」は必ずしもネガティブなものではない。むしろ難を経験し、「難のない人生」つまり「無難な人生」よりも「難が有る」からこそ「有難う」で乗り越え、まわりに感謝できるのではないだろうか? その知恵が言葉に宿っており、感謝の気持ちが養われる。
そういう意味では、常日頃から周囲に感謝できるというのは、人生で多くの困難を乗り越えてきた証なのかもしれない。
一度しかない人生。自分自身を向上させたいし、そのためには人格を磨かなければならない。感謝、誠実、謙虚。人間力の基礎だ。
困難は人間を進歩させるための砥石。プラス思考でいきましょう!
