気配り ~ 舅にしたくない男 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

次男が京都一人旅に出掛けた際、自分のお小遣いの中からお土産を買ってきてくれた。

 

どれも食べるものであったが、ちょこちょこと京都名物のものを買ってきてくれ、商品の詳細やら賞味期限まで説明してくれた。

 

ありがとう。少しずつ味わった。おいしいね。義理ではなく、ちゃんとお礼もいったのに、減りが悪いといって文句を言う。いや、まずいんじゃなくって、あとのおやつの時間に。今はいい。などと言おうものなら、「好きじゃないの?」と文句を言う。

 

かと思えば、早くなくなってしまった餅菓子もあれば、だいぶ減ったお団子もあった。すると、今度は「えっこんなに食べちゃったの?」

 

いちいち、これ、僕が買ったんだよ。一個いくら。一本いくら...どれは賞味期限は16日までなのに...と言う。細かすぎる!!

 

食べてほしいの?食べてほしくないの?どっちなの?逆にこちらが言いたくなってしまう。

 

そこで、母が横で「面倒な奴だねえ。舅にしたくない男だ!」と言うので、大笑いしてしまった。確かに嫌だわ、そういう舅は。姑も嫌だけど。

 

人に喜んでもらうのは嬉しい。けれど、お礼とか感想をあえて言わせたり、言わなかったら言わなかったでむすっとされるんじゃたまらない。

 

贈りがいのある喜び上手な人間になりたいと思うが、意外に難しいものである。また、贈る方とて同じ。

 

気配り難しいわ。