子育て中、子供と一緒にずっと「それいけ!アンパンマン」を見てきた。
ジャムおじさんが作ったパンに、命の星が落ちてきて生まれたのがアンパンマン。すくすくと育ったアンパンマンは街の平和を守るために、仲間達といっしょにバイキンマンと戦う。
数年前に、作者のやなせたかし氏が他界されたが、氏がキリスト教徒だと知り、納得したものだ。主題歌の「アンパンマンマーチ」には深い意味があり、アンパンマンは正義の見方だが、決して格好よいわけではないメタボで鼻がつぶれている生身のパン。それでも困っている人がいると、自分の体を割いて差し出し助けるのだ。
そして、好きなのは、アンパンマンはバイキンマンとは宿敵関係にあるが、決して嫌っているわけではなく、本当は仲良くしたがっているというところ。
ところで、アンパンマンの人気が高くなったのは、やなせ氏がなんと70代に入る直前、69歳の時だったという。遅咲きも遅咲き。ご本人は著書「明日をひらく言葉」の中で>「大器晩成」とおだてられるが、いやいや、「小器晩成」の典型だ。とおっしゃっているが、器の大きさなど関係ない。生きているんだもの。
やなせ氏は2013年に他界されていらっしゃるが(享年94歳)、その翌年より、やなせ氏のファンが集い、みんなでつくるファンサイト「人生は、よろこばせごっこ」が存在している。 http://yanasetakashi.com
何のためにうまれて 何をして生きるのか...これは「アンパンマンマーチ」の一節。
これはやなせ氏の自分自身への問いであったと言うが、誰でもが一度は思い、悩む事柄だろう。
やなせ氏は、『「なんのために自分は生きているのか」と考えるのだが、よくわからない。C級の漫画家として、わけのわからない人生が終わるのだと思うと情けなかった。ところが、大変に遅まきながら60歳を過ぎたあたりから、あまり欲がなくなった。「漫画は芸術である」なんてえらそうなことは言わなくなった。人生の最大の喜びは何か?それはつまるところ、人をよろこばせることだと思った。「人生はよろこばせごっこ」だと気づいたとき、とても気が楽になった。』
「あきらめて途中下車せずに立ち続ける」あきらめて途中下車した瞬間に、ほんとうはチャンスの女神がその列車に乗り込んだのかもしれない。チャンスの女神に巡り合える人は、あきらめなかった人だけ…継続できる人は、ただひたすらの人。鈍で、自分のことより、人をよろこばせるのが好きな人。「人生はよろこばせごっこ」。ちょっと感動。
「自分の信じた何かを続けられる人」は、そうでない人と比べ、人生の大きさではなく、「豊かさ」に差が出てくるのではないだろうか?
自分の好きなことを継続できる人生。人生はよろこばせごっこ。そう言える人生にしたいもの。
アンパンマンマーチ byやなせたかし
そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも
何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。
そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。
嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為
何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!
忘れないで夢を 零さないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも
そうだ!恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ
嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為
時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで
そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも
嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為
