マザーテレサ 〜 列聖式 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

ついにマザーの列聖の朝がやってきた。5時半起床。式は10時半からであるが、サン・ピエトロ広場は7時に会場。宿舎は広場の回廊脇で、それこそ10秒もあれば道路をわたり敷地内に入れるが、なっ何この人?!朝の6時でかなりの行列になっていた。

 

ところで、昨年ミラノ万博で日本館は10時間待ちということもあったが、それでもきちんと並ぶ人たち。「いや〜日本館のおかげでイタリア人もちゃんと並べるようになったよ!」と皆冗談で言っていたが、あれは列ではない!しかも早く並び始めた列よりも、いきなり出てきた人たちが、突然走って前へ進んでいく。初めは、「今日は良い日だからね。怒っちゃいけない。」と言って巡礼者たちも、だんだん鼻息荒く、警備員やボランティアに対し、叫んで怒り出す始末。いやいや、さすがにヴァチカンでもここはイタリア。オーガナイズなど期待しちゃいけません。

 

2時間待って8時半にやって席確保。

 

 

 

かなり前の方。それから延々と2時間待ち。お隣にアルバニア来たというシスターの卵たちがいたが、前夜は野宿したそうで、ミサの直前まで地面に直接寝転んでいた。じりじり首元が熱いというよりも痛くなってきた。

 

9時半過ぎより、ラテン語にてロザリオが始まった。私は、イタリア語で唱えた。恥ずかしながら、日本語が一番怪しい。

 

ところで、ミサに与るためには、パスが必要で、色別に分かれ、座るセクションが決まっているのだが、10万枚が配布されたと聞いていたが、実際には12万人の人たちが詰めかけ、いつくしみの特別聖年にふさわしいマザーの列聖を共に喜び祝った。中には、ベールを被ったイスラム教と女性やサリーをきたインド人女性。ヒンズー教徒の男性も見かけた。

 

 

ミサの初めには、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿が、ポストゥラトーレ(列聖審査の申請代理人)と共に前に進み出て、パパ様にマザー・テレサの列聖を願い、その人となりを紹介した。このアマート枢機卿様は、来年2月に大阪にて行われるユスト高山右近の列福式の司式司祭として、パパ様の代理で来日されることになっている。

 

司式のしおりはこちら。

 

 

パパ様は、お説教は、神のみ旨、神の招きとは何かと問われた。「私が喜ぶのは、愛であっていけにえではない」というホセア書を引用され、また、神はあらゆるいつくしみの業を喜ばれると説かれ、私たちが兄弟たちを助けることは、キリストご自身に触れることと強調された。そして、神の私たちへの召命は、私たちが自分の人生をもって奉仕し、毎日愛のうちに成長するという「神の召命」であると話された。

 

また、前日にツイートされたように、マザーは聖性の模範であると強調された。

 

ミサ後、パパ様は、パパモービルにて会衆席を回られた。思っていた以上に早いスピードで、シャッターチャンスをつかむのが難しかった。苦笑

 

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天候に恵まれたいつくしみの聖年にふさわしい、マザーの列聖式であった。

 

パパ様のお説教内容はこちら↓

http://ja.radiovaticana.va/news/2016/09/04/コルカタのマザー・テレサ列聖式:教皇「最も貧しい人々に神を認め、奉仕する生き方を」/1255781