ショぺロ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



学年末のこんな時期に、「学校」のショペロ。ストライキ。ありえない。
しかも、教師の組合によって、参加するのがまちまちなので、授業があるクラスとないクラスがある。

Itamaが入っている小学校は通常どおりだった。けれど、次男の通う中学は3学年14クラス中ショペロがないクラスは3クラスのみだったとか。それでも事務員もショぺロをするので、ある時間帯になったら校舎を閉めると耳にした。ちなみに次男も学校はなく家にいた。

あと数週間で学校も終了。現在はほとんど授業という授業も行われず、遠足や先生がいないと自習。それでも最終成績のつくテストもあるので、下手に休めない時期でもある。中3は卒業試験があるわけで、そこで学校を休みにさせてしまうとは日本では考えられない。

昨日、明日行われる学年末のフェスタの衣装のお直しのため、家庭科室に詰め込んでいたが、そこで居合わせた先生によれば、ストも必要だけれど、でも子供たちのことを思えばね...⚪️⚪️教授はもう定年だから他人事なんだろうなあ、❌❌教授(次男の担任)は理由は知らないけどなんでこの時期に授業をしないのかしら...などなど批判の声も。

ローマでは教育省の前で、ミラノではスカラ座の前(つまりミラノ市庁舎)で今朝デモがあった。その内容は、教育改革における教育費及び大学での研究費削減から引き起こされた契約内容の見直し。また、Buona Scuola (”ボナ•スコーラ”と呼ばれる教育費援助)に関する規定の改正などなど。

それにしても、教師軍が、労働の基本的権利を訴えるのは理解できなくはないが、それでもショペロを起こした際、一番に影響が出るのは、児童•生徒である。本来は児童•生徒のことを一番に考えるのが教育なのではないだろうか?ショペロをしたが故に教育目標(特に年間プログラムとして)が達成されなかったり、本来とれるべき単位を落として留年でもさせられようものならたまったもんじゃない。

イタリア人の教師軍を見ていると、個人の好みによって児童•生徒の選り好みがはっきりしていることがあり、一度嫌われたら命取り、ということも少なくはない。「愛の教育」って何よ?!と言いたくなる。教師は、教師になる際、現状を把握し、理解し、次世代に担う子供達と短に接しているという意識を忘れず職務にあたって欲しいと切に願う限りである。