一日に三つの反省 〜 論語に学ぶ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

友人から『『マンガ「論語」完全入門』という本を借りて、読み始めた。


曽子曰く、吾日に三たび吾が身を省みる。人のために謀りて忠ならざるか。朋友と交りて信ならざるか。習わざるを伝うるか。

私は、毎日三つのことを反省する。

① 人の相談に乗りながら他人事だからといい加減にしなかったか。
② 友達に対して不誠実な態度を取らなかったか。
③ 自分で確信のないことを人に教えたりはしなかったか。


これを読んで、あっと思った。
カトリックのミサの中で行われる「回心の祈り」に似ているではないか!と。

>全能の神と、(司祭)
兄弟の皆さんに告白します。わたしは、思い、言葉、行い、怠りによってたびたび罪を犯しました。...

人のためにと思いながら、私心がなかっただろううか?思い
人との関係の中で、信頼を裏切るような行いをしていなかっただろうか?行い
よく知りも知らないのに、知ったかぶっていい加減なことを言っていないだろうか? 言葉

そして、怠り。罪とは、外面的なことだけをいうのだけではなく、内面的なものも含む。信仰の場合、対-人だけではなく、対-神に対してもどうであったか糾明する必要もある。神と隣人と自分に対する愛に、意識的に背き、背を向けること、それがカトリックでいう罪だが、まあそれは置いておこう。

ホンダの創業者、本田宗一郎氏の言葉に「成功は反省と努力」という言葉があるが、野球選手のイチローがまさに反省と努力の人。失敗したらその理由を考え反省する。小さなことを積み重ね努力する、という。反省してこそ、惰性にならず、よい道を歩むことができるということだろう。何事も反省が必要だ。

毎晩、寝る前に、その日にあった恵に感謝するようにしているが、いざ反省...となるとウトウトしてしまう。あちゃー。まずは胸に手を当てて三省してからの方がいいかな。笑