素直な心 | ミラノの日常 第2弾
明日12月3日は,戦前の【山頭火】(さんとうか)と呼ばれた俳人,種田山頭火の誕生日(1882年生まれ)である。
彼は,季語や五七五という俳句の約束事を無視し,自身のリズムを重んじた「自由律俳句」を詠んでいるが,いわゆるつぶやき,今でいうTwitterかい?!という気がしなくもないが,生涯でなんと8万句以上詠んでいるのだそうだ。
今日の道のたんぽぽ咲いた
お天気よすぎる独りぼっち
水飲んで尿して去る
こんなの僕にも書けるよ!次男がいいそうだ。爆
とはいえ,心に残る一句はこちら。
「無理をするな。素直であれ. すべてがこの語句に尽きる。この心がまえさえ失わなければ,人は人として十分に生きてゆける」
どんなことでも無理なことは長続きできない。いい結果も出すことができない。力を抜いて自然体が一番。
話は変わるが,12月に入ると何かと慌ただしい。いろいろな約束事で本来あった予定がしょっちゅう変更する。ドタキャンしたり,ドタキャンされたり...
明日のitamaも欠席者の連絡が多く入った。さあどうしよう?SNS上で大騒ぎ。
「私たちには出来ることしか出来ない。焦ってイライラすれば,子供達にも伝わってしまう。私たちだけで世界を救うことは無理!」一言,書いた。爆弾だったかな?爆
ピタッと連絡が途絶えた。笑 だって,どんなに先回りして人を手配しても,もしかしたら,風邪でこられない子供達も多いかもしれないし,何がどうなるかは,当日ふたを開けてみないと常にわからない。
人の限界は人それぞれだが,無理はしない。自分のペースで生きる。
何かといろいろなことに手を出しており,どうやって時間のやりくりをしているの?とよく聞かれるが,意外にこれが私の自然体。でも無理に頑張らない。
勉強や経験,人間観察,心の観察,感性を磨くことによって,道理を知るようになる。道理を知らないと無理をしてしまう。逆をいえば,道理を知れば,無理はしない。
結局幸せでいるためには,素直な心でいることが大切なのでしょう。
松本幸之助氏の「素直な心の10か条」非常に納得。
1.私心にとらわれない
2.耳を傾ける
3.寛容
4.実相が見える
5.道理を知る
6.すべてに学ぶ心
7.融通無碍
8.平常心
9.価値を知る
10.広い愛の心
上記「素直な心の十カ条」は老若男女,職業,地位を問わずすべての人が実践すればより良い社会,お互いの幸せに一歩でも近づくことが出来ることだろう。日々の生活の中で,今一度この「素直な心」の大切さを意識し,実践を心がけてみましょう。
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