前教皇・べネディクト16世もご出席。式のはじめに教皇フランシスコと抱擁を交わされた。
あいにく曇りのローマだったが、この日の列聖ミサのために、北イタリアやポーランドなど、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世のゆかりの地をはじめ、世界各国から100万人以上がローマを訪れた模様。地下鉄は48時間連続運行、市内19カ所でパブリックビューイングが設置され、サンピエトロ広場前の通りは数日前から歩行者天国になったという。
夫のポーランド出張も急遽キャンセル。今回行っても、仕事にならないと言われたそうだ。それほど国をあげてのお祝いの様子。単なるお祭り騒ぎではなく、カトリック教会としても、歴史上に残る、「信仰」と「希望」を祝う一日となったはず。
ところで、ヨハネ23世は、現代カトリック教会に大きな影響を与えた第二バチカン公会議を招集し、また、ヨハネ・パウロ2世は、日本にも来られ、多くの日本人とも親交が深かった。ちなみに、ヨハネ・パウロ2世は2005年に帰天され、その直後から教皇庁列聖省による調査がはじまり、2011年に福者に認定。死後9年25日での列聖となり、近年では最速の記録となった。
こちらは、教皇フランシスコのラテン語による二人の福者の聖人告知映像。http://video.repubblica.it/dossier/il-giorno-dei-due-papi/giovanni-xxiii-e-giovanni-paolo-ii-sono-santi-la-proclamazione/163923/162414?ref=HREA-1
“… Beatos Ioannem XXIII et Ioannem Paulum II Sanctos esse decernimus et definimus, ac Sanctorum Catalogo adscribimus…” その後に「アーメン」が歌われ、拍手が巻き起こった。鳥肌が立ち、胸がドキドキした。
BGMにどうぞ!https://www.youtube.com/watch?v=hLTnB2KMXwg
"Cantico dell'Agnello" di Marco Frisina
今日の朗読は、ヨハネ20:19-31。イエスが弟子たちの前に現れるが、その時、トマスはいなかった。なので、主の釘の跡を見、指を入れ、またそのわき腹に入れてみなければ信じないという。
毎年、この部分では、見たから信じるのではなく、見なくても信じることこそ、信仰だと頭に入れつつも、ついつい忘れてしまう部分である。
お二人の福者は、イエスの傷をみつめ、それに触れる勇気を持った人、真理を告げる聖霊に満ちた人であり、彼らの信仰の証は、教会と世界に神の優しさと慈しみを伝えたとパパ・フランチェスコは述べられた。
また、復活の希望と喜びは、神を見たことがなくても信じること。信仰の実りとして魂の救いを受けるというペトロの手紙を引用し、教会は聖人によって、育むとも付け加えられた。
ミサ終了後、パパ様は前教皇と固い抱擁を再び交わされ、パパ・モービレにのってピアッツァを一周され、さらには、ピアッツァ正面から長く続く通りの巡礼者に祝福を与え歓喜が上がった。
BGMにどうぞ!https://www.youtube.com/watch?v=Z_rCwUXuz5A"
"Chiesa del Risorto " di Marco Frisina
