昨年から始まったTutumu展を今年も観にいった。どうせなら、Mottainai展を観てから行かない?と友人に声をかけられ、はしご。


「もったいない」といえば、ケニア出身でノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが世界の共通語として「Mottainai」という言葉を提唱された。3R(Reduce、Reuse、Recycle)を一言で表す言葉であり、さらに命の大切さや、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)という意味も込められていることに感銘をうけたのがきっかけで、環境を守る国際語「MOTTAINAI」として世界に広げる歩みが始まったという。
上記両方の展示会には、ミラノを代表する画家であり、子供たちの空手のマエストロでもある松山修平氏が参加されている。ちなみに、Mottainaiの会場は、松山氏の弟子でもあり、空手連盟公認の先生であり、また彼らが所属するHakuyukai Karatedoという協会の会長でもあり、本職が建築家というガンボロ氏が監修。もつべきものは、弟子か?!
松山修平氏 shin-on
ところで、Mottainaiの方では、日本の会社「小松精練」が染色産業の廃棄物(余剰バイオマスケイク)を有効利用した超微多孔スポンジ状セラミックス屋上緑化基盤在「グリーンビズ」の開発に力を入れられ、昨年よりミラノのフォーリ・サローネにおいてもモデルを発表されている。ちなみに、グッドデザイン奨2013を受賞されている。

こちらは、ダンボールで作られた茶室。13日(日)には、17時より茶道裏千家ミラノがお茶会を開催。
また16日(水)には、日本人歌手による日本歌曲のコンサート「Sakura Sakura」も催される。
その後、ドウモ脇、ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエールへ移動。
「Tutumu Exhibition」を訪問。和紙で包む『包む』展。
昨年開催された本屋、リブレリア・ボッカ正面のバール兼レストランの2階で開催。開催間際に,取材をされたツツム展第2回が本になり、ぎりぎり完成し、ミラノに到着。リブレリア・ボッカにて販売されていた。すばらしい!!

こちらは、大阪女子短大の学生さんが作ったというしおり。テーマは「かわいい」。思わず買ってしまった。 
サローネ及びフォーリ・サローネ開催中、行きたいところがたくさんありすぎて、全部見切れない!!
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