小学生のような生活リズムになった。笑
今日から長男は、ご近所さんとキャンピング・カーでお出かけ。
次男が退屈そうだが、一人抜けると多少静かになる。
とはいえ、家事以外することがない。と言うか、気力がない。こんな時にバザーに出すものを、サクサク作り始めれば良いのだろうが、糸を見る気もしない。
仕方なく、本を読み出した。池井戸潤氏のデビュー作「果つる底なき」。
ところで、この夏老眼鏡を作り直した。昨年作った途端に悪化。本来10年で4段階進むらしいが、私の場合、1年で2段階進んだという。今後どうなっちゃうんですか?と聞くと、あ~5、60歳になったら落ち着きますよ、と店員。まだ先の話じゃありませんか・・・母曰く、(私の眼鏡をかけて)まだ余裕じゃない ?だそう。全くなぐさめでもなく、老眼しばたたくなど私の辞書にはなかったはず・・・人はこうやって現実を知るのか。それにしても「老眼」などとは、嫌な言葉だわ。イタリア語だと「読書用眼鏡」と呼ぶこともあるのに。
話は基、「果つる・・」は, 著者にとって、ビジネス書などの著書は複数あったが、小説としては本作がデビュー作に当たり、また江戸川乱歩賞受賞作である。『半澤直樹』よろしく魂の救済としての、銀行員の本能や執念を描く企業エンターテイメントであり、探偵小説を奨励するために制定された文学賞でもあるのだ。
ところで、この作品、既にドラマ化されており、渡辺謙演じる主人公伊木遥の芯の強さを想像してしまう。その彼女役というのは、なんと半澤直樹役・堺雅人の新妻・管野美穂、というのも、偶然とはいえ、へ・・・・と思ってしまった。
面白くて、一気に読了。
静かなミラノ、だらだら本を読むのも悪くないかも。
