今年は、一気にスタッフも生徒も増え、私自身、週に2回出かけるようになり、2つになったSpazio Bimbiの調整、乳幼児と母親、そして教師郡の間に入っての調整・・・と何かと気を使うことが多かった。
週に2回通うことで、10年間通った「聖書の会」にぶつかってしまい、どうしようもなく少しの間休みに入ろうかと考えていたが、会のシスターやメンバーが私のために、会の曜日を換えてくださった。ありがたかったが、今度はその日は午後から太極拳のクラスもあるため、聖書の会から帰宅すると同時に大急ぎでお昼ご飯を作り、食べて、太極拳へ出かける・・・というタイトな一日になった。
話は基、先日の遠足は、雨二モ負ケズ、風二モ負ケナイ爆笑珍道中であり、すでに来年はVeronaへ行こう!と話が出ているくらい。
また、地域イベントの一貫として写真展が今週行われたが、Itamaの生徒達も参加。展示会とコンヴェントに参加、というよりも一瞬だけ顔を出してきた。そこでも生徒達のS.Siro地区に対する「Mi Piace」「Non mi piace」ここが好き、ここが嫌い、といったようなコメントを読んだ。
彼女たちの手作り料理によるもてなし、ディスカッション参加する姿を見て、普段は、アラブ人街のみに居つき、学校の前でも同郷の人間で固まりがちで、男性社会の中で抑圧された閉鎖的なイメージ?をもっていたが、これがまったくの間違い、思い違いで、彼女たちは非常に人懐こく、好奇心旺盛。宗教や嫁姑関係も今の日本からみたら、厳しく思える面もあったが、その中で逆に自由に、(好き勝手にするという意味ではなく)強い意志をもった女性たちだとわかるようになった。こちらが心を開けば、、あちらも同じように接してくれる。所詮人は対等なのだと思う。
今日は、明日Cilsの試験があるため、受験生のみ1時間の授業があり、その後から終了式を行った。校舎を提供してくださっている学校の校長からの挨拶と受講証明と通知書が渡された。今年度はCilsに合格した生徒達へのご褒美と記念としてCilsの授業で課題となっていたエッセーを一冊の本にした。
また、この数年間の私たちの活動も1冊の写真集にまとめた。バックアップしてくださっている会社・個人へ贈答とする。
その後、教室へ移動し、生徒たちが持ち寄った食事会。
毎年、たっぷり食事が並べられた。中国人やエクアドル人、日本人その他人種もいたようだが、圧倒的にアラブ人が多い。だからといってエジプト、モロッコ、スーダン、トルコ人(今日いた人々)の違いがいまひとつわからず、料理の違いもわからず、微妙。 ミントと砂糖を入れた緑茶(アッツァイ)を頂き忘れた。ショック!
毎年多くの子供たちの入れ替えがある。9月からは、今年度、登校していた乳幼児も9月から5,6人が保育園、幼稚園へ行ってしまう。私のことを「お母さん」と呼んでくれる日本人の女の子がいた。「○ちゃんのお母さんは?」と聞くと「○ちゃんのママ」そうなんだ・・・じゃあ他のおばちゃんたちは?と聞くと、「お姉さん」なんだそうな。おかしいなあ。私より年上の人たちなんだけどな・・・笑
来週、シッター要員の今年度の反省会をし、秋の開講に備える。
2013-14年度受講申し込み
9月18-20日 9時半~11時半
Via Paravia 83, Milano
10月開講 日時は調整中
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