卒業式 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

いよいよ明日は補習校の終了式兼卒業式。 

我が家は長女が中3、長男が小6の卒業式。 
必死に子供達をひっぱってきた。 
補習校の理念は、(たとえ帰国しなくても)日本の学校に編入した際に、スムーズに適応できるレベルを維持することである。 

子供が低学年の時は、日本のレベル(といっても地域によるが)を維持するなんて余裕なんじゃないか、と自信をもっていた。しかも、3月に学年が終了し、その後6月に終了した学年の級を、漢字検定で受けさせていた。長女は初めの10級は満点。ほらね・・・と思ったのは、最初で最後。その後は、上手く行ったのは、8級あたりまで。あとは、もうだめ。あと1ヶ月あれば余裕だったのに・・・ と毎回長女。ってきっと試験の1年前に申し込んでも同じ事をいっただろう。長男にいたっては、10級さえもぎりぎり合格。その後は、一発では受からなくなった。いい加減、お金と神経の無駄遣い・・・と思い断念。次男に関しては、受けさせようとさえ思わない。やっぱり親のエゴだったんだな。どう考えても無理。だって現地校にいっているのだもの。他のお宅に出来ることでも、我が家は無理!他人は他人。我が家は我が家。それに気付くのに、どれくらいかかったのだろう・・・・ 

夏の読書感想文の宿題なんて本当にきつかった。読んだ物を、メモさせるが、それさえもたったの数行。こちらも陰で本を読み、色々質問し、思ったことを引っ張り出す。それを膨らませ、膨らませ、やっとぎりぎり原稿に なるような形。ったく親の宿題だね。 

やっと中学生になった長女は、モチベーションを高めさせてくれるいい先生にあたり、中一は前向きだった。が、きづくと漢字はまるまる底抜け状態。ぞーっとした。小学校の高学年からの漢字をなんとかクリアさせた。(はず)それでも、やっぱり漢字は苦手。まあまあいいのよ。漢字はそのうちやる気さえ出てくれればなんとかなるから、と思いつつ、補習校ではそれがまかり通らないのも承知済み。ただ、イタリア語では、立派な事を書くのに、日本語の文章力は、小学校の中学年程度で止まってしまっている。 

今月のスピーチなんて厳しかったわ~。私自身、書くことは好きだけれど、いくらなんでもすべては手をだせない。彼女の意見を引っ張り出 すのに苦労した。「詰めが甘い」「何が言いたいのかわからない」などなど担任よりきついお言葉を頂き、う・・・・とこらえつつ、原稿を膨らませていく。「もうこれ以上かけない!」「何も浮かばない!」逆切れされた。日本語で考え、日本語で書く事も必要なんだよ、といえば「じゃあママは子供の頃、数ヶ国を抱えていたの?」「私の苦労がわかるわけ?」とぶつかられる・・・今は苦労でも、これがメリットであり、将来「武器」になるのだから、といってもわかってもらえるはずないか。親子葛藤の毎日だった。 

そんな二人も明日は卒業式。 
涙・涙・涙だろうな・・・ 

おめでとう。 
がんばったね。わ・た・し・・・爆 

http://www.youtube.com/watch?v=I8eKtLDfYXI&feature=related