ここがヘンだよイタリア人 ~ 教育・学校 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

教育への支出:日本また最下位 08年OECD調査

http://mainichi.jp/select/today/news/20110914k0000m040030000c.html
先日ショッキングなニュースがあった。日本の教育への支出がイタリア同等最下位とは痛い・・・これはあくまでも、公財政支出のことであるが、公財政支出全体に占める教育分野の割合も9.4%でこれがイタリア同等最下位。(OECDの比較可能な加盟31カ国中ということに限定している)けれど、逆に、教育支出に占める私費負担(民間からの奨学金など含む)の割合は、OECD平均(16.5%)の2倍以上の33.6%で、家計負担は21.3%。ここに良し悪しは別として、日本の実情がある。

それでも、イタリアの教育への支出も増えているというが、なんといっても無駄遣いなのは、日本では信じられないが用務員への支払いだという。

教育大臣ジェルミー二によると、用務員はカラビニエーリ(警察官の一種)より多いと指摘している。(2011年3月14日付Corriere della Sera)

イタリアの学校には用務員が20万人弱いるといわれている。一校あたりの平均は15,6人。まず、各階に数人いる。入り口に数人、各階に数人。掃除する人、教材をコピーする人、お知らせをする人、子供を早退するとき、呼び出してくれる人・・・などなど単純な作業がいくつかあるのだが、そんな大勢なんで必要?(ちなみに差別視ではないが、どちらかというと南イタリア出身の人が多いように思われる。)

そのうち約10%の人は、健康上の理由から掃除を免除されているというから驚き。

伝統的にはbidelli(ビデッリ) と呼ばれていたが、今日では、collaboratori scolastici (学校活動協力者)と呼ばれているそうだが、やはり子供達はビデッリと呼んでいるし、最近見た教科書にもその単語を見かけた。笑

それにしても、年間に6億ユーロを清掃会社に支払っているそうだが、決してきれいではない。

また、イタリアの教師の給与がたとえばドイツの教師と較べて低いのは教員数が多すぎるからだとしている。二人担任はなくなる・・・と昨年聞いていたが、いまだに次男の小学校は2人担任。教える教科も理数系、文系にわかれ、午前・午後の分担となっている。そのほかに宗教の先生がいたり、音楽の先生もおり、音楽は有料。変な話だよな・・・その割りに、小学時代、楽譜も読めない、日本のようにピア二カ学習もなく、せいぜい吹いてリコーダー。歌の発表もなぜか歌 謡曲をうたったりすることもあり、この分野は学校外で習わせない限り、せっかく可能性があっても伸びないし、楽しささえ知りえないのだからもったいない。だいたい、小学校は8時半から4時半まであるのに、何をしているんだろうか。ちなみに昼休みは1時間半くらいある。

学校に長い時間行っているから勉強しているとは、限らない。これは働く親の為か?ちなみにプレスコーラ(早朝クラス)が7時半からドッポスコーラが夕方6時まであり、有料で子供を預かってもらえる。それだったら、夏休みももっと短くしてくれたらいいのに・・・用務員が順番制で夏休みをとればよいのだから・・・

http://ascuoladibugie.blogosfere.it/2011/07/istruzione-aumentano-le-spese-per-le-famiglie-ma-sprechi-per-le-pulizie.html

http://www.corriere.it/politica/11_marzo_14/piu_bidelli_che_carabinieri_iossa_f3bab4fe-4e13-11e0-992a-dbfddd704513.shtml