ぼく、泳げたよ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

我が家の子達は、慎重で・・・といえば、聞こえは悪くないが、怖がりで、要領も悪いし、何かと人よりも早く何かができた!ということは無い。 

長女・長男、小さい頃に、ミラノや帰国中の日本で水泳教室に連れて行ったが、だめでしたね・・・もうお手上げ。あ~、同い年の子達よりもだいぶ遅れをとっちゃった・・・ということで、私のほうがめいってしまう事も多かった。自転車とて然り。もちろん、補助輪無し。 

それでも、同じアパートに孫が沢山いるおばちゃんが、「私が教えてあげよう!」と手を上げてくれて、自転車は小学校の2,3年生?位だったけれど、なんとかクリアー。泳ぎの方もなんだかんだいって、3,4年生くらいになんとか一人でクリアーできた。 

躍起に子育てしてきたが、やっぱり子供には一人ひとりのリズム、そして何事もその子にあった「時」があるのだと思った。 

さて、次男。3番目だし、何でも勝手に覚え、要領もいいかと期待したが・・・とほほの域。上の子達と全く同じ。下手したら、もっとひどい。冷や汗 

今年7歳になるとはいえ、体が大きいから、日本の小2,3年生くらいには見える。上記おばちゃんが、やはり自転車の練習をしようと促してくれたが、その場になって逃走。あちゃ~。海に行けば、砂遊びだけ。プールもずっと私にべったり。 

先日、南仏の海に行った際、泊まったホテルのプールでいきなりおぼれてしまった。(その時に限って浮き輪無し)えっ!!頭が真っ白になった瞬間、近くにいたフランス人の男性がプールに飛び込み、助けてくれて、なんとか無事。びっくりして大泣きしていたし、トラウマになったかな?と心配していたが、数日前、ご近所Tさんご夫妻がプールに行くけれど、ご一緒しませんか?と声をかけてもらい、長男と次男だけ連れて行ってもらった。(夫は出張で、長女は旅行先から戻ってくる予定だったが、何時になるか、又も鍵を持っていないということで、私は出られず) 

いや~迷惑をかけてないだろうか・・・内心心配だった。そうでなくても、あちらは、我が家よりも小さいお子さんがいらっしゃる。それでも、浮き輪と腕輪をつけさせているし、足がつくところにいれば、水遊びだけでも楽しめるか???などと想像していたが、「ぼく、泳げたよ!」と大喜びで帰宅。嘘でしょう・・・・どうもすぐに、信用できないのは、良くない癖か? 

それでも、すごく嬉しくて、楽しくてたまらなかったようで、また今日、次男と二人でプールに出かけた。確かに、腕輪をしているから、足を床から離しても浮いている。浮く事に抵抗はなくなったようだ。犬掻きのように、適当に手足を動かす事で、浮いている事を「泳げた!」と思ったようだ。下手したら、おぼれているように見えるんですが・・・たらーっ(汗) 

でも、何事も自信がつくことが大切。「凄いじゃん!じゃあ、足をカエルのようにこう動かせば、前に進むよ」と両足を掴んで、縮めて伸ばして・・・やってみた。なんとなく、形にはなってきた。「じゃあ手をつけるよ」教えてみたが、どうも両手、両足が動くと、ばらばらになる。まあ仕方ないか。今は自信が大切。ほめまくり作戦。 

上機嫌で帰宅。 

一応3人とも、モンテッソーリ教育の学校に通学し、『個人のリズムを尊重』という認識はあったものの、あー我が家はマイペース。と、待つというよりも、目をつぶってきてしまった。特に男の子は、想像外。 

「男の子は時間がかかりますよ。ゆ~っくり見守ってください。」と日本人の空手の先生。「だいたい、幾つくらいでのびはじめるんでしょうか」と聞いたのは、長男が8歳のとき。「だいたい、16歳くらいからでしょうか?」といわれ、ぶっ倒れそうになった。「あと、倍の時間を待つんですか?」と。次男に関しては、まだ倍以上・・・。 

あ~こうやって、母親は、堪忍袋、いやいや、忍耐力がじわじわ伸ばされていくんだわ・・・と実感。私もこうやってレベルアップしていくんだな。爆