言語教育 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日、遅ればせながら、朝顔の種を蒔いた。
日本では、小学校1年生が、朝顔の観察をする。
芽が出て、双葉になって、つるが出てきて…その成長段階を絵日記にしたのをよく覚えている。そうだっ!夏休みには、次男に絵日記を描かせよう♪

長女は、5歳から自分で絵日記に描いており、ある時から、絵なしの日記に移行。使っていないジャポニカ学習帳の絵日記が残ってなかったっけ…長女の机を探していたら、出てきた、出てきた…でも全部描いてあるもの28冊!たまげたね。はじめの頃は、わたしも赤ペンでコメントいれてあげていたけれど、いつからかなくなってる!でもある意味、彼女の読み書き能力がそこそこなのは、こういったベースがあったからだ!と再確認。

そういう意味じゃミラノに来た10年前にすぐに入った幼児の読み聞かせの会。長男は嫌いだったのよね。本は、今でも嫌い。先日、彼の補習校の担任からを電話を頂き、話したのだが、どうも彼は漢字をヴィジュアル的に、つまり象形文字的に!捉えているような感じ。日本人であって、日本人でない。苦笑

次男は、唯一イタリアで、出産した子供で、さすがにイタリア語の習得(話す方)は問題ないが、読み書きは超マイペース。3番目だから、なんでも一人でできると思ったら、思い切り手がかかるの、なんで?昨日、小学校の先生をしている友人、ミケーラに話したら、最後の子だからじゃない?という。彼女には、4人子供がおり、上3人は地元でも、よい子の模範になるタイプ。教会でもキリケット(待者)はもちろん、オラトリオでの指導者となり、近所の母親達にも信頼されている。…が、4番目は、要領は非常にいいが、とんでもないやんちゃで、勉強もひどいんだとか。そっか…。ベンジャミン(旧約聖書に出てくる12人兄弟の最後の子)は甘え上手のとんでもないやつなのか。笑

読み書きもね…できないわけじゃないけれど、めっちゃくちゃ遅いの。イタリア語だけかと思ったら、日本語もそう。そういうと、じゃあ問題はないはずよ。リズムがつかめれば、問題ない。とミケーラ。ただ、今年は、イタリア語も日本語の先生も、遅れを取るだけで、神経質に親に一緒にやってください!見ていてください!と念を押される。そこまで必要???と思いつつ、クラスで遅れているといわれると、本人が気後れしちゃかわいそうかな?と感じなくもないけれど、上の子達は、自分でやって来たんだぜ!何気に不満。そこまで甘やかしていいんだろうか。

二か国語教育は周り(イタリア人)には、虐待の如くいわれるし、子供のいない日本人にも、子供の精神に良くないんじゃないか!とさえのたまう方あり。

バイリンガルったって、中途半端じゃセミリンガルにしかならない!と経験者に言われると、じゃあどっちに重きを置く?ってことになる。

言語に関する研究書も、時代時代によって書かれている内容が違う!

とはいえ、先週New York Timesでは、「Bilingual Advantage」というタイトルの記事が紹介されており、補習校の担任や医師であるM先生もFBや日記で紹介されていた。http://www.nytimes.com/2011/05/31/science/31conversation.html?_r=1&scp=1&sq=bilingual&st=cse0

認知神経科学者であるEllen Bialystok女史は、バイリンガルが人にどんな影響を与えるか40年間研究してきているという。

彼女曰く、バイリンガル脳はアルツハイマーの発病で、モノリンガルの人よりも、5-6年遅らせることが判明。やはりバイリンガルはモノリンガルの人に比べ脳をよく働かせるからという。

バイリンガル脳は、マルチタスクが上手くなる。祖先の理解が深まる。脳を強くする!なぜなら2語をあやつるのは脳のエクササイズだから。

私は、どれも中途半端な言語力だが、一度に並行していろんな事するのは、得意かも。あっでも、どれも今ひとつきわめてないか!あっだから、言語も中途半端なのか???笑

一ついえるのは、たまに使う程度ではバイリンガルの効果は得られないってことでしょうね。毎日、私が、日本語を話していても、所詮話す言葉は生活用語。一日15時間起きていても、子供達が、日本語を話す言葉なんて、たかがしれている。いったらキリがない。イタリア語は、生活している場の言葉だし、今の時点では子供達にとっては、主要な言語。限界を感じてしまう。私個人としては、最終的に、そして最低限、日本に対する興味だけは、持っててね、というよりもなくさないでね、と願いたい。

ゆっくり余裕でいかなきゃね。