秋の夕、ホテルオークラでのピアノ・リサイタルに行きました。
佐藤勝重氏のピアノで、「戦場のピアニスト」でよく知られていますノクターンやワルツ「別れ」、プレリュード「雨だれ」等を聞きましたが、サービスとして、私等の素人の為に、ショパンファンであったロシアのスクリャーピンの作品11を左手だけで弾いて下さいました。
ピアニスト佐藤氏の右手が最後まで、少しも動くことなく、右腰下に静止していたことが印象的でした。
スクリャーピンは、ショパンファンの名ピアニストでしたが、病におかされて右手が使えなくなり、作曲家になった人だそうです。
2002年に脳溢血で倒れ、2004年に左手ピアニストとして復帰した日本人ピアニストとして 舘野泉氏が居ます。
間宮芳生氏は、日本人として初めて左手の為の曲を作り、舘野氏の芸大同級生の末吉保雄氏は、日本初の左手ピアノの為の室内楽「アイヌ断章」を作曲。
舘野氏はこの曲を日本各地で巡演します。
吉松隆氏の作曲「優しき玩具たち」では、ご子息のヴァイオリニストのヤンネ舘野氏と共演すると毎日新聞(平成22年9月26日)で知りました。
日本の音楽芸術の奥行きが深くなって来ました。
関連記事