バラ水が香水として使われるようになったのは、フランスのルイ王朝時代です。
ルイ14世(1638~1715)は毎日バラ水をベルサイユ宮殿全体に振りまいたと言われ、ルイ15世(1710~1774)の愛人ポンパドール夫人は莫大な金をバラの香油に費やし、ルイ16世妃のマリー・アントワネット(1755~1793)は、ベルサイユ宮殿で暮らし、バラの花と香水の為の浪費ぶりは民衆の怒りを買う一因となり、フランス革命が起きました。(1789年)
フランス革命の立役者ナポレオンの妃、ジョセフィーヌは、ナポレオンの遠征先や海外渡航者から、バラの原種や栽培種を持ち帰らせ、園芸家に交配を行わせ、マルメゾン宮殿にバラ園を造らせています。
(講談社出版 バラ図鑑による)