今私が扱っている ローズオイル、ローズウォーターは、オールド・ガーデンローズといわれる品種のバラから採集しています。
名前を挙げれば、ローザ・ガリカ、ダマスクローズ、ローザ・アルバ、キャベツジローズ(ケントフォーリヤ)の内のダマスクローズです。
オールド・ガーデンローズに対して、モダーン・ガーデン・ローズがあります。
この区別は、全米バラ協会が承認した1867年後以降に人工交配で生んだ品種のことで、モダーン・ガーデン・ローズと言っています。
オールド・ガーデン・ローズは、葉を比較すれば、日本のハマナスに似ています。
ローザ・ガリカは、高さが80センチほどのバラですが、紀元前12世紀にはペルシャに存在していたと言われています。
クレオパトラがシーザーの為に床に敷いたというバラは、ローザ・ガリカだと思います。
ダマスクローズは、ローザ・ガリカより大きくなり、2.5mにもなるものもあります。
花は、濃いピンクから白に近いピンクがあり、芳香を放ちます。
ダマスクローズから採れる ローズウォーター、ローズオイルは、薬効があり、また、高級香水の原料でもあります。
ローザ・アルバは、ローザ・ガーナの交配種らしいと言われ、色は白です。
ボッチェルリが、「ヴィーナスの誕生」を描いた時に描きこんだバラは、ローザ・アルバと言われています。
キャバジ・ローズ(=ケントフォーリヤ)は、多数の花弁の八重咲きバラです。
甘い香りの白いバラですが、ダマスクローズのように水蒸気蒸留法ではローズオイルが採れず、溶剤抽出で採ります。(アブリソリュート)
水蒸気蒸留で採るダマスクローズオイルは、黄金色ですが、アブソリュートのオイルは紫色をしています。
が、アブソリュートのほうが、水蒸気蒸留より2.5倍のローズオイルが採集できますので安価です。
モロッコ製が多いです。