置いてきた子ども達の近況を、わたしから誰かにたずねることは
やめることにしました。

なぜなら、わたしは自分の中に入ってきた情報を、
自分で感じたように自分で考えて表現しないと、
体の調子が悪くなってしまうからです。
自分の中だけでためておけなくなってしまったからです。

そういう体質になったのは、東日本大震災がきっかけです。

あのとき、映像で何度も何度も
一瞬にして津波に飲み込まれて行く
オモチャのような車や建物を観て、
すごく色んなことを考えました。

男の人も、女の人も、お年寄りも、若者も
お金持ちの人も、立派な肩書きがある人も、
頑丈な家に住んでいる人も、そうでない人も、
そんなの全然お構いなしで、一瞬にしていなくなってしまった。

かと思えば、同じ状況にいた人たちどうしでも
助かった人もいれば、助からなかった人もいた。
もしあと10センチ違う場所にいれば、助かった人もいたのかもしれない。

そんなことがきっかけで、
わたしは何のために生きているんだろうとか、
どうしてわたしはあそこに助けに行ってあげられないんだろうとか、
自分も明日死ぬかもしれないから、
後悔しないように過ごすにはどうすればいいんだろうとか。

色んな色んな過去や未来のことを考えているうちに、
眠れなくなったり、ご飯が食べられなくなったり、
血圧が200くらいになったり、手がしびれてきたりして、
すごく体調が悪くなった時期がありました。

そんな時に、知り合いの人から気功の体験会に誘ってもらって
気功をかけてもらった時に、
頭痛がスッと消えて、腕の痺れがとれて、
何これ?魔法?
と、ものすごい衝撃を受けました。

同じ袋から出したポテトチップスを二つに分けて、
塩分や添加物を抜いたものと食べ比べしてみたり。
全然味が変わっていました。

それで、その気功は誰でも習えば使えるようになるときいて、
それを習うことに決めました。

剣道や英会話みたいに、練習すればするほど上達するので
わたしは面白くて仕方がなくて、家族や近所の人や出会った人に
手当たり次第声をかけて気功をさせてもらいました。

子どもの通う保育園で何人かに気功をかけさせてもらったら、
次の日からは子どもたちが行列を作っちゃうほどでした。

でも、周りの大人たちは、わたしがオウム真理教みたいな
変な新興宗教に洗脳されて、頭がおかしくなったと思って、
わたしがどこへも行けなくなるように
気功を使わなくなるように
親族総出でわたしを押さえつけようとしました。

子どもを人質にとったり、家の鍵を変えたり、
通帳を全部隠したりして。

でも、ここでわたしが自分のやりたいことをあきらめて、
世間体を気にして自分を殺してしまえば
自分が病気になってしまう、と思いました。

自分が病気になって、死んでしまえば
子どもたちが悲しむと思いました。

だから、わたしは大切な子どもたちも、りっぱな家も、財産も、世間体も肩書きも
全部捨てて出てきました。

それで、さまよっているうちに
今のダーリンと出会って 地に足をつけて いつも幸せでいれるようになりました。

子どもたちが発達障害だと診断されているということをきいて
胸が張り裂けそうになっても、

発達障害でも、自閉症でも、ガンでも、鬱病でもアトピーでもリウマチでも
脳腫瘍でも、高血圧でも、糖尿病でも、
色んな病気が、気功や他の治療法で良くなるんだよ!
って、いくら言っても たぶん拒否反応で聞いてもらえないことが悲しい。

いちばんの治療法は、気功よりなにより
子どもたちひとりひとりを抱きしめて、
「あなたのせいで、お父さんとお母さんは別れたんじゃないよ。
大好きだよ。愛してるよ。いてくれて、ありがとう。」
って伝えることだと、今わたしは思っています。

わたしも辛いけど、子どもたちも もっと辛いんだっていうこと、
わかってる。

それと、親が離婚して、片親になったり
施設に入れられたり、親戚に預けられたりして
辛い思いを引きずって あるいは断ち切って
大人になっている人にも会いました。

そういう人は、わたしが今の状況を話すと、
絞り出すように自分の辛い過去を語ってくれました。

そして、過去をバネにして今に生かしている人、
過去がこうだったからと今も同じことを繰り返している人、
それも人それぞれだということがわかりました。

でも、わたしの考えとしてはこう。

「子どもは、何にもわるくないよ。
子どものせいで、離婚したんじゃないよ。」

わたしの経験が、誰かの役に立ってくれればいいと思うから、
これからも、思ったこと、見て、感じたことを書きます。

嫌だと思えば、見なければいいことだから。

人の口に戸は立てられないから。

だから、子どもたちのことは、もうきかない。
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