前の職場ではね、
中国からきた人が何人か働いていました。
みんなとっても真面目で頑張り屋さん。

でも、言葉の問題があって なかなかうまくコミュニケーションがとれないこともあった。
それでも、うまくコミュニケーションがとれない分、すごく真面目で一生懸命なの。
だから、わたしはそういう人たちが大好きだった。

でも、職場の人の中に、中国のことを馬鹿にしたり、
黄砂が飛んできて困るとか、pm2・5のせいで体調が悪くなるとか
中国産の野菜は農薬だらけとか、
中華料理より日本の料理の方が美味しいとか
中国人はもう雇わない。とか
平気でそんなことを言う人がいて、
他のみんなも同調しているようだった。

わたしはそのことにすごく腹が立ったんです。
それ、自分一人で中国に行ったら、そんなこと言えるのかな?
ここが日本で、中国の人が少ししかいないから、
中国の人の目の前で平気でそんなこと言えるのかな。
冗談にしてもひどすぎると思った。

わたしはそういう空気に同調したくなかったし、
反論したりもした。でも、多勢に無勢だった。

だから、中国の人と同じで、
日本人とコミュニケーションをうまくとれなくなっちゃって、
一生懸命働くことでなんとか自分を保っていた。

そうしたら、わたしが一生懸命頑張れば頑張るほど、
逆に手を抜いたり 上司やお局さんに媚びて 自分に都合いいようにばっかりしている人が見えてきちゃって

真面目にやっているのがアホらしくなってきて
過去と他人は変えられないんだから、自分が変わるしかないと思ったんです。
それで、退職願を出しました。

その後、どうするかなんて決めてなかったけど、
退職願をだしたその日に、中国人のお友達が、メモをくれました。
「この場所に、五時に行きなさい。」って。

普段穏やかな彼女が、いきなり強引だったのでビックリしたけど、
言われた通りにその場所に行って、面接を受けて、
即採用していただけることになりました。
それが、いま勤めている職場のひとつの中華料理屋さんです。

オーナーさんが、紹介してくれた彼女とお友達で、彼女の推薦なら、と信頼してくださったんです。

日本語がほとんど話せない料理人さんもいるけど、
毎日笑顔で「アイラブユー♡」って話しかけたら、
彼は照れながらも、仲良くしてくれるようになりました(#^.^#)。

わたしが職場で中国の悪口に同調していたら、
彼女は決して今のお仕事を紹介してくれなかったでしょう。

そして、退職してから 中国人のお友達二人に
「あなたが、あの職場で一番仕事に対して真面目で頑張っていた。輝いていた。」
と、言ってもらった時、すごくすごく嬉しかった。

彼女の旦那さん(中国人)が独立してお店をオープンするので
わたしと同じだった職場を退職した今だから言えることだけど。

まだあの職場に彼女がいたら、彼女がいじめられるかもしれないので、言えなかった。

前の職場の人、コッソリわたしのFacebook見てたからね。

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