昨日、駅で大声でわめいている女の人がいました。

大きな声で、ずーっと意味不明なことを叫んでいて、

大きなビニール袋にいっぱいモノを詰めて、それを四つ持ってて

わめきながら、それを少しずつ移動させていました。


わたしはしばらくその人をずーっと見ていました。

そうしたら、わたしを見て肩をすくめて舌をだして目くばせして行く人もいました。


わたしは、勇気を出して、そのわめいてる女の人に、

「何か飲む?」っていいました。

そしたら、その人は「うん。これがいい。」って

自販機のフルーツジュースを指差しました。

わたしは、その人の分と自分の分を買って、一緒にフルーツジュースを飲みました。


そしたら、その人は、わめかないで、普通の声になって、

嬉しそうにわたしに色んなお話をしてくれました。

一人でうつむいて考え事してたら、胸が苦しくなってくるから、わめいてたんだって。

「そうだよね~、ためないで、出さないと苦しいよね。」

って、わたしは言いました。


「時々死にたくなるんよ。どうやったら死ねるかな?やっぱり、首つりがいいかな?」

ってその人が言ったので、

「わたしも、明日大地震が来るかもしれない、これから事故に会うかもしれない。

突然刺されるかもしれない。っていつも思ってるよ。わたしもいつ死ぬかもわからないよ。」

「あんたはまだまだ若いから、もっと生きれるよ。」(その人は60歳、って言ってたかな?)

「ううん、みんないつ死ぬかわかんないよ。病気になるかもしれないし。」


そんなことやお互いの身の上話をしていたら、その人の目から涙がぽろってこぼれちゃったので、

わたしはリュックからポケットティッシュを出して、涙を拭いてあげました。

それで、電車の時間がきたので、

五百円玉とポケットティッシュをプレゼントして、ギュッてハグをして

さよならをしてきました。

喜んでくれたから、わたしも嬉しかったです。


ちゃんちゃん。