厳冬を楽しむ人たちのはなし | 森さやかのブログ

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↑NBCより




ここは、アメリカ北東部に位置する、マサチューセッツ州ナンタケット。1メートルほどの高さの氷の波が写真に収められました。約一か月間にも及ぶ寒波の影響で、あちこちでこうした想像を絶する光景が見られました。



ところで、先日、アメリカに住む友人からこんなことを言われました。


「なんで東京の人は、冬の寒さに文句を言うんだい?むっ


その人曰く、東京に住む人はたいてい、寒い寒いと不平不満を口のするのだとか。そういわれてみると、私もその一人でした。中途半端な寒さが、こうした言動につながるのではないかと勝手に理解しています。




一方、厳冬に慣れているアメリカ北部やカナダの人々は、この歴史的な寒さの中でも意外と冷静で、それどころか、独特のウィットなユーモアで、この異常さを楽しんでいるかのようにも見えました。思わず笑ってしまったお話を紹介したいと思います。

それは、雪のトンネルを掘ってしまったカナダ人です。「スノートンネルマン」という、何とも言えないあだ名が付けられています。



マーセル・ランドリーさんは、降り積もった雪に仰天。自分の車のありかさえ分からないのです。そこで、意を決して、車探しの旅に出かけます。なんとホッケーのスティックを使って、高さ1.8mのトンネルを掘りながら、車のあるだろう方向に進んでいきました。そうして6時間半後、無事に雪に埋もれた車を発見するのです。



↑CBCより



失礼ながら、どうせ掘っても車は動かせなんだから、雪がとめるまで待てばいいものを…なんて思ってしまいます。



さらに、彼の挑戦はこれで終わらず、今度は雪シャベルを探しに、物置まで穴を掘ろうと企てているようです。




他にも、雪の中わざわざオレンジ色のボールを使ってゴルフを楽しむ人たち、シャベルで雪かきをする犬など。愉快な映像もたくさん見られました。


↑Accuweatherより



この寒さも、来週初めにはようやく終わる見込みです。ただ、雪の多い場所では、雪解けによる洪水の被害が心配されます。