東京で降った雹の原因は? | 森さやかのブログ

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昨日から、東京・三鷹で積もった雹のニュースで持ちきりですね。

一面真っ白で、今年2月に降った大雪の光景を思い出します。




↑NHKより。三鷹市中原一丁目の様子。


一体、なぜこんなに積もったのでしょうか。


まず大気が非常に不安定であったことです。

上空メートルと地上の気温差が40度近くに達し、発達した積乱雲が発生しました。雲頂高度は13千メートルにも達していたといわれています。


また、②同じ場所に雲が居座り、長い時間降り続いたことも要因です。


そして、最大の原因は地形だと思われます。実は、この写真が撮られた三鷹市中原一丁目地区は、三鷹市の中で最も低い場所にあります。つまり、周囲に降った雹も雨水と共に流されてきて集まったのです。場所によっては20センチも積もりました。

↑三鷹市役所のHPより。中原一丁目は標高34メートルで最低地点。


ところで、よく雹の話で話題になるのは、その大きさですね。例えば、ピンポン玉サイズが屋根を直撃したとか、十円玉サイズのヒョウが降ってきたとか。もっとも大きいものとして、1917年に埼玉県熊谷市で降ったかぼちゃ大の雹の記録があります。しかし、雹がどれほど積もったかの公式な記録はないようです。

東京の雹も相当衝撃的な光景でしたが、世界ではもっとすごい記録があります。


今年5月のサンパウロの町はこんな感じでした。



↑USA Todayより。


さらに度肝を抜くのは、下の写真。1985年のアメリカ・ワイオミング州です。このときは3時間にわたって降り続き、30センチが積もりました。


そして、今回の三鷹市中原地区のように周囲よりも低地にある場所では、なんと2メートルの高さに達したとか!!アメリカの規模はすごいです。




↑Weatherwise Magazineより

*参考文献*

http://www.weatherwise.org/Archives/Back%20Issues/2010/September-October%202010/weather-deep-hail-full.html

http://www.usatoday.com/picture-gallery/weather/2014/05/19/unusual-hailstorm-strikes-sao-paulo-brazil/9286649/