去年の流行語「爆弾低気圧」 | 森さやかのブログ

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じぇじぇじぇ倍返しお・も・て・な・し、そして、今でしょ

先日、今年の流行語が決定しました。
史上初大賞が4つも選ばれたようですね。どれも一位にふさわしい気がして、私自身もなるほど納得!という感じでした。

仕事先のNHKではアマちゃん効果が手にとるように分かりました。一般のお客さん向けにスタジオパークという施設が局に併設されているのですが、平日でもそこのお土産屋さんは多くの人でごった返していました。アマちゃんのキャンディーやタオルなど、いろいろなグッズが販売されています。放送が終わった今でもまだまだ大人気のようです。


さて、突然ですが、記憶力のテストです。去年の流行語大賞の一位は何だったでしょうか?

答えは、お笑い芸人スギちゃんの「ワイルドだろぉ」でした。

(私は思い出せませんでした。。。)

ちなみに去年トップ10の中には珍しく天気の言葉もランクインしていましたね。

それは、「爆弾低気圧」です。

気象庁の用語には含まれていないのて、NHKの放送では使われませんが、急速に発達する低気圧のことを言います。ちなみに定義としては、”北緯60度で、中心気圧が24時間で24hPa以上低下する温帯低気圧”です。なお東京など北緯40度くらいの場所では気圧低下は17.8hPaとなります。(気象科学事典による)

前々からメディアで使われていた名称でありますが、去年ランクインされた理由は、4月2~3日の春の嵐でした。この爆弾低気圧によって、春の選抜高校野球の決勝戦が翌日に延期されました。首都圏ではちょうど帰宅ラッシュ時間と重なったため、早期に退社する人々で駅はごった返しました。
日本では冬から春への季節の変わり目に発生することが多いです。

爆弾低気圧は、一般的に英語でweather bombとか、explosive cyclogenesisなどと言います。

ところで、今週木曜日から金曜日にかけて非常に強い低気圧がヨーロッパで猛威をふるいました。爆弾低気圧急に急速に発達しました。瞬間的には60メートルを越える暴風が吹いたと言われています。イギリスで二人のかたが亡くなりました。

ヨーロッパでは冬にこうした急発達する嵐が多く発生します。

問題の嵐(イギリス気象庁より)↓