韓国気象庁、そんなものまで大予想!? | 森さやかのブログ

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日本の気象庁をはじめ、世界各国の気象局のサイトを見ていますと、「お国柄がはっきりと出ているな」と思うことがよくあります。


例えば、フィリピンの気象局のサイトには、風の強さの程度を表すのにバナナの木にどれほど影響があるか書かれてあります。オーストラリアの気象局は山火事の危険が高いとき、「バーベキューを控えましょう」と呼びかけていますし、タイでは予想気温が20度台後半でも「cool」と書かれ、マフラーを首に巻いた人の絵とともに表示されています。


また花粉の飛散予想ですが、5人に1人が花粉症と言われているイギリスの気象局では、日本でもお馴染みのスギなどの他に、牧草などの花粉情報も載せています。やはりその国に多い草木は花粉症の対象になりやすいのですね。またご存知の方も多いでしょうが、カナダなどではメープルのアレルギーの人もいます。


ところで、日本のお隣の国韓国は、近いだけあって日本と同じような予想を発表しています。日本では今は民間気象会社が行っている桜予想もその一つ。韓国気象局は桜前線を毎年公表しています。


さてそんな韓国気象庁が、恒例の珍しい予想を出してきました。


それは、キムチ前線!? そう、キムチを漬ける最適な日を教えてくれているんです。


それによると、日平均気温が4度以下、日最低気温が0度以下になる頃が、キムチ漬けに最高の状況なのだそうです。今年はソウルでは11月25日から30日の間、南のプサンでは12月15日頃がよいのだとか。


下のリンクから、気になる今年のキムチ前線が見られます。

http://web.kma.go.kr/notify/focus/list.jsp?bid=focus&mode=view&num=999


日本も「干し柿の干し頃予想」とか、「こたつの出し頃予想」とかやってみたら面白いような、そうでないような…。



*参考文献*

イギリス気象局・花粉情報

http://www.metoffice.gov.uk/health/public/pollen-forecast#calendar