今朝ヤフーのニュースを見ていましたら、見事な写真に心が奪われました。
青空に完璧な雲の輪っかがぽっかりと浮かんでいるのです。
(↓今朝のYahooより)
今年世界遺産に登録されたエトナ山(イタリア・シチリア島)で、今月16日から17日にかけて噴火が起こりました。エトナ山はヨーロッパ最大の活火山でよく噴火します。噴火するたびに標高が変化する山です。
その上空でこのリング状の雲が形成されました。
ところで、同じような輪っかをどこかで目にしたことはありませんか?
そう、喫煙者がたまに遊びで口から出してくれるあのニコチン煙の輪。他にもあります。水族館で観客を喜ばせるためにイルカがサービスで出す、あの輪っか。
エトナ山の煙輪はこれら二つと共に、総称して「渦輪・うずわ(Vortex Ring)」と言われるそうです。
ちなみに探してみましたら、2000年3月に噴火した際にも、同じような輪っかがエトナ山上空に発生していました。その輪は直径200メートルほどで、高度1000メートル付近の上空を10分にわたって漂っていたといいます。
自然の神秘を感じますね。
※参考リンク※
<http://www.abc.net.au/science/surfingscientist/toroidalvortex.htm >

