一難去ってまた一難。
台風26号が去ったと思ったら、今後は27号が早くも発生しています。
しかも27号は、26号と同じような経路をたどるようです。
この予想進路図を見てください。↓
青線は、26号の軌跡ですが、27号が当面それを綺麗にたどる予想となっています。
そしてその先の進路はどうなるのかといいますと…。ヨーロッパ中期予報センターによる予想(下)では、水曜日に関東を直撃というコースになっています。
報道されていように、伊豆大島では26号による災害の影響で、多くの方が行方不明のままです。
もし27号も日本に接近したらと思うと、非常に心配になります。
ところで、26号は強風域(最大風速15メートル以上)の半径が500キロ以上の「大型」の台風でした。衛星画像で見ると、雲域がすっぽり日本列島を包みこんでいました。
台風の大きさには分類があり、「大型」と「超大型」があります。それ以下の台風は分類されません。超大型とは強風域は半径800キロ以上。
そう言えばここ最近、「超大型」のスケールの台風を目にしないなと思い、ちょっと調べてみました。
1980年から今年までに発生した中で超大型の台風の個数は下記のとおりでした。
1980年~1989年:16
1990年~1999年:17
2000年~2013年: 7
確実に大きな台風の数は2000年に入ってから減っているようです。
27号はどのような大きさの台風になってやってきてしまうのでしょうか。
再び災害が起こらないことを切に願います。


