テレビ朝日系のドラマ、「お天気お姉さん」が好評のようです。
自然現象によって起こる難事件を、武井咲さんの演じる気象予報士が解明していくという内容。
初回の視聴率は約12%と、深夜枠であるにも関わらず堂々たるものです。
気象予報士の友人がこのドラマの監修を担当してるのですが、やりすぎにならないにしながらもドラマチックに仕立てるのが大変だと教えてくれました。なんせ天気が犯人になるシチュエーションって、現実的にはなかなかありませんもんね。
と、思っていた矢先、こんなニュースが飛び込んできて目を疑ってしまいました。
「犯人は自然
熊野古道シンボル牛馬童子像 破断の顛末」(産経新聞より)
なんでも世界遺産でもある熊野古道のシンボル的存在である、「牛馬童子」という石像の顔部分が真横に切断されている状態で見つかったというのです。
誰もがいたずらなど人為的な原因を疑ったでしょう。ところが、その犯人は意外にも自然だったというのだから驚きです。
原因は、「像の内部に浸透した寒波で凍結し、膨張したことで自然破断した」ということなのだそう。
事実は小説よりも奇なり。「お天気おねえさん」も真っ青な事件が起こっていました。
*参考文献*
産経新聞ニュース(石像の画像も掲載されています↓)
<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130427-00000565-san-soci >
2012年 熊野古道 馬越峠にて撮影
